わたしは英語が今となってはほとんど話せないのですが、旅行をしているときは使う機会が増えます。あたりまえか。
ヨガをするときは普段より性格がオープンになっています。
もともと日本語が母語ではない人からヨガを教わりはじめたので、わたしの頭の中から日本語が減ります。これは身体に沁み込んでいるモードです。
普段は仕事で日本語をたくさん書きます。
ビジネス用の日本語です。情報の取り扱いに気をつけ、日本文化にどっぷりな性格になります。そのとき所属している組織や業界の影響も大いに受けます。
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先日のことです。
聞いてないよと思う、理不尽でうれしくない出来事がありました。
わたしはもう立派な中年で、頭の中でも「まぢか」というようなフレーズは湧いてきません。
だけど気持ちのやり場を探すことは瞬間的にやっていて
そんな時に
No Way!
これがどうにも便利で。
「まぢか」「ありえない」では稚拙すぎるし、「信じられない」というほど世間知らずでもない。
そんな自分を外側から見て、年齢で定義して思考ががんじがらめになったときには、日本語世界から抜け出して、思いっきりアメリカーンな感じで脳内で発音してみる。
No Way!!!
ウェ のところを強調する。
uWaaay!!! って感じでね。
英語って、こういう場面で便利です。
(「田中角Way」 の発音が好き過ぎたってのもあるかもしれないけど)
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人は脳内思考の言葉のトーンで性格を耕している。そう思うことってありませんか?
性格をシンプルにするのに、頭の中で母語以外の言語を使うのって、けっこういいんですよ。