久しぶりに友人と会って食事をしました。
積もる話が溜まっていたようで、いろんな話を聞きました。
その人はよく反省をする人なので、あれこれ失敗談を聞いたのですが、
わたしが
「いまヴァータ病の季節だからねぇ」
と相槌を打ったらそれがおもしろかったようで、そのあとの話がいちいち
「で、また、それこそヴァータ病っぽい話なんだけど・・・」と連なりました。
秋の空気の乾燥とともに、頭が走る
アーユルヴェーダで風のエレメントが強くなるこの季節は、ヴァータの性質が優位になり、思考が散漫かつ社交面で暴走しやすくなるという見かたがあります。
わたしは思考がまとまらないままとりあえず口にしちゃって失言するとか、そういうことがあると「ヴァータ病が出た」と自己認識します。アーユルヴェーダで解釈します。
のび太が走って逃げようとしている時の、あの車になった足のような意識の状態になります。走って走って走っているけれど、なんか空回りしている感じ。
集中力の低下とは、ちと違う
これはここ数年のホルモンバランスの激動観察でわかったのですが、集中力の低下とはちょっと違う現象です。
エストロゲン量の低下による内面地盤のユルみとは違い、ヴァータ病(←勝手に言ってる通称)によるそれは、周辺のスピード感に巻き込まれている感じがあるのです。
なので、乾燥した手足に油を塗るように、心にも油を塗るような、そういうことをした方が良いのかもしれません。
低音でのomチャンティングの後に瞑想をするとかね。
爆走する人に付き合った話を聞いた
友人いわく、ひとりだったらそんな行動はとらなかった。だけど、とても行動的で無防備にグイグイ行く人とたまたま一緒になって、行動をした。事前準備がないままそれをして、結局は周囲にわがままを言って押し切って目的を果たすことになった。
そう思うような出来事があったそうです。
友人はそれを反省していたのですが、「若い頃はそれを美談にできたけど、いまは迷惑おばさんでしかないと捉えているのだとしたら、それはそれで自分自身を何かの枠に入れていじめすぎてるかもね」と話しました。
友人は「ここでまたわたしのADHDっぽいところが出てさ・・・」と言うのですが、「いいえ。それはヴァータ病です(笑)」と言い直しました。
思考以前のものが暴走する
思考以前の、なんの検証もない「ただの思いつき」が爆走することってありませんか。
そして行動に走って、社交性だけで思いつきを実現させようとする。
わたしは若い頃は、これを「実行力がある」「勢いがある」と捉えていたのですが、今は別の視点も持っています。身体よりも頭が疲れているのではないかと。
だから事前の検証を省略したくなる。頭は疲れているのに身体は元気、という状態なのかな……と思うようになりました。
友人が何度も「事前準備なしに」というフレーズを口にしていたのをヒントに、ああこういうことかと思いました。
天ぷらでも食べな!
あんまり深い根拠はないのですが、こういうときは、水や油でしっとりさせたらいいと思うんですよね。
言えることがあるとしたら、「天ぷらでも食べな!」とか、そういうことです。旬の野菜をカラッと揚げて食べたらいいじゃない。
と、そこから天ぷら屋へ誘導できればベストだったのですが、この日は西葛西のディワリフェスタに来ていました。
天ぷらはなかったのですが、こんなピクニック的なランチを食べました。
アルミホイルの中身はチーズナンです。
なんかやらかしちゃったなーって時って、人に聞いてもらいたいものですよね。
わたしもそういうことある。
西葛西のディワリフェスタと同じ会場で、12月10日(日)にこんなのあるそうです。
▼江戸印フェス
この小規模感とローカル感がいいのよねぇ。
なぜか異様に小松菜を推していて、おもしろそうです。