うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

オーガニックライフ TOKYO(ヨガイベント)


はじめてヨガイベントに行ってきました。「オーガニックライフ東京」という、盛大なイベントです。今年で3回目とウェブサイトにあります。
思い起こすとGWやシルバー・ウィークは旅行をするか、東京に居たら居たで仕事を断れない、めちゃくちゃ日本人的な数年間を送っていました。でも今年は東京にいながら、ヨガイベントで思いっきり練習できた。うれしい。
このイベントは明日(5月1日)までやっているので、上野や湯島方面へ行きやすい人にはぜひ行ってみてください。ヨガクラス抜きでも、食事・買い物ができて楽しいです。



会場は「3331 Arts Chiyoda」という、中学校を改修したスペース。イベント以外にもアートギャラリー展示などがあって楽しいです。





会場内でいちばんウキッとしちゃった瞬間。養命酒さん。






1階の奥がヨガウェア売り場になっていて、わたしはこのSN(Super Natural)というお店でスウェットパンツを買いました。紺色で、スキニーデニムみたいに見えるのだけど、すごく柔らかくて履き心地がいいです。1日目に買って、2日目はこのパンツで過ごしました。





屋上はいろんなお弁当やカレーが売っていて、スペースもじゅうぶんにあって楽しい!
初日は食事をしなかったのですが、2日目は知人に出くわしたのでその人たちと一緒に屋上でランチ。わたしはベトナム風のお弁当を食べました。



さて。ここからは練習の話。わたしのチョイスは、この3クラス。

  • 佐藤ベジ&佐藤朋 BORN TO YOG short(1日目・午前)
  • ケンハラクマ 誰でもできるアシュタンガヨガプライマリーシリーズ(1日目・午後)
  • タリック・ターミ Ashtanga Yoga Half-Primary Series All levels from Beginner to Advanced(2日目・午前)

どれも楽しかったのです〜
それぞれ、こんな感じで楽しかった。


■佐藤ベジ&佐藤朋 BORN TO YOG short
3年前に一度、燕スタジオで佐藤ベジさん主催の練習に参加したことがありました。スタジオの下見をしようと思ってたまたま見つけたクラスだったのですが、そのときの圧倒的な運動量にシビれ、「またやりたい!」とずっと思っていました。
当日の会場はわっしょーい! 練習だーっというモードで、エネルギー満々。すぐに身体がほぐれました。ピンチャ・マユーラ・アーサナの段階では、大勢(70人くらい)が果敢にチャレンジしていました。わたしもこの日は蹴り上げる形でやりました。しばらくしたらベジ先生がやってきて「もうそこまでやれてるから、くぐる練習をしよう」と言って、次のステップを示してくれました。「くぐる」というのは、首の後ろを真っ直ぐにして(のどを引いて)頭を入れちゃう。的確な指導のおかげで、この日のうちにやることができました。
ずっと呼吸との連動を読みながら首を入れていくタイミングを計っていたのですが、「吸いながら身体を持ち上げる瞬間」をこれまた絶妙のタイミングで声がけ。頭に電球が灯りました。指導の的確さもさることながら、あの人数がひしめき合うなか、次のステップへ行けそうな人を見つける眼力に脱帽。プロだわー、と唸るクラスでした。この日は朋さんのデモンストレーションをたくさん観ることができて、ハンドスタンド&空中でエレガントに脚をとりまわすイメージがぐっと身近になりました。五感総動員で、最高に楽しかったとしか言いようのない90分でした。
⇒BORN TO YOGのクラスはFacebookで告知されています



■ケンハラクマ 誰でもできるアシュタンガヨガプライマリーシリーズ
本は何度も読んでいたケン・ハラクマさん。青い本が大好きで二度読んだケン・ハラクマさん。やっと参加できました。
体育館で200人くらい参加していて、年齢も性別もさまざまな人が集まっていました。
なにがいいって、初心者の緊張をほぐすトークが楽しい。さだまさしコンサートのMCに近い技術。大人数のガイドに慣れている人ならではの、経験による知恵が満載でした。あの時間であれだけ余談を入れながら、左右の間のハーフ・ヴィンヤサを省かずにやって、ちっとも忙しい感じがしない。大御所だわ〜。「初回は筋肉痛にもなると思うけど、いいから、5回やってみて」と言っていたのがよかったなぁ。
⇒ケン・ハラクマさんはあちこちでワークショップをされています



■タリック・ターミ Ashtanga Yoga Half Primary Series
フランクなトークの中に「毎日やる」というリマインドが何度もあり、アシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガの楽しさを伝えようという気持ちにあふれたクラスでした。次はこれにチャレンジしよう、という課題もたくさん見つかって、わくわくする手土産をもらった気分。前後左右に初心者の人が多かったので、おなかが引けるようになるまでの段階をいろいろなバリエーションで見ることができ、参考になったり懐かしい気持ちになったり。鼻先見なきゃいけないのに、つい観察しちゃった。
⇒タリック・ターミ先生のマイソールはこちら「Mysore Tokyo



わたしは単発のワークショップへたまに行くのですが、こういうイベントに参加してみたのは初めて。
もっと現地で知り合いに会うかと思っていたのですが、会ったのは2人。いずれもかつてのOL仲間でした。彼女たちのような「ヨガ、やってみたい」とか「ヨガ、なんか楽しい」という人にきっかけを与えるイベントなのだなと思うと、ますます盛り上がって欲しい。
会場は思いのほかギュウギュウしていなくてトイレも地下か3階まで行けばすんなり入れるし、屋上は暴風じゃなければ居心地がよいし、休日をヨガ気分でまったり過ごすのにおすすめのイベントです。


▼明日まで開催中