うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ビートルズとヨガ


(写真は「ジョージ・ハリスン自伝 ― I・ME・MINE」表紙)
音楽好きの人にヨガをやっていますというと、よくビートルズの話になります。わたしももともと聴くほうでしたが、ヨガに馴染むようになってから、そこ周辺だけ妙に詳しくなりました。
知れば知るほど、パラマハンサ・ヨガナンダの影響って凄かったんだなぁ、と思います。個人的には、昨年亡くなられたラヴィ・シャンカール(シュリシュリなしのほう)とジョージの交流の話が好きです。
昔はそんなに長い文章を書いていなかったので過去のログは内容が薄いのですが、今日はヨガよりもロック優先の並び順でリストします。


ビートルズ全体の話からだんだんジョージへ
ビートルズ全曲制覇 完結編(本の紹介)
曲ごとに1ページが構成されていて、ジョンの「I'm So Tired」とマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと関係が書かれています。
ビートルズは、インドにハマったジョンとジョージ、さっさと帰ったポールとリンゴ、という対比が面白いんですよねぇ。




ビートルズ「ホワイト・アルバム」とヨガ(雑記)
「Sexy Sadie」はマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーだよぉ、という話。「Sexy Sadie」は、ジョンの「期待は失望の母」な感じがいかにもジョンっぽい。アツい人だったんだなぁ、と思います。
このジョンとマハリシの関係は、ヨガが個人ブームで終わりがちな構造を象徴している気がする。恋愛と似てますね。




「ビートルズ v.s. マハリシ、仲違いの真実」という記事(雑記)
ヨガをやるようになってから、だんぜんマハリシ目線で見るようになっちゃった(笑)。ふつうにすごいアーユルヴェーダの人だから。
インド人のヨガの先生は、「マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーは睡眠とストレスマネジメントにフォーカスしたからうまくいった」というようなことをおっしゃってました。おもしろいねぃ。




「ビートルズ伝説」「ビートルズの社会学」(本の紹介)
この2冊はツボな人にはドツボですよ! 三島由紀夫横尾忠則ファンにもおすすめ。
▽ツッコミどころ満載です。(以下、引用より)
ポール:ドラッグをやるのは、頭痛もしないのにアスピリンを飲むようなものだってことがやっとわかった。
ジョン:LSDをやる前にマハリシに会ってたら、やる必要はなかったナ。




LSDと瞑想、「Sexy Sadie」と「Not Guilty」 (雑記)
ビートルズって、西遊記のように「4種類の人間」の縮図のようなんですね。ヨーガ・スートラの1章33の瞬間みたいなことがよく起きている。ビートルズのあらゆる瞬間がスートラ状態。組織マネジメントとか、いろいろなものに共通点を感じます。
そして、知れば知るほど「リンゴの性格は最強」であることを知るのです(笑)。リンゴ・スターにはぜひ長生きして、「長生きの秘訣本」を書いてもらいたいものです。




ジョージ・ハリスンのアイ・ミー・マイン(I Me Mine)(雑記)
ジョージが『バガヴァッド・ギーター』の一節を基にしたと語っている歌の話。
これがわかると、ガンダムがヨガマンガだというのがわかるはず。強引か。




ジョージ・ハリスンとバガヴァッド・ギーターと「I Me Mine」
上記の『バガヴァッド・ギーター』の一節を探して分解して書きました。
俺の曲もアルバムに入れろーーー! という叫びが読み取れました。




ジョージ・ハリスン自伝 ― I・ME・MINE(本の紹介・第一部)
「人生において、堕落や誘惑をできるだけ最小限にとどめようとする努力は大切なことだ。」というジョージの名言が刺さる。




ジョージ・ハリスン自伝 ― I・ME・MINE(本の紹介・第二部)
ジョージのインド旅行記が書かれていて、クリシュナに傾倒していく様子が綴られています。
なんというか、どんどんハマるとこうなるんだー、と思ってブレーキがかかる(笑)。




ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド(映画)を観てきた
とにかくいろいろなことが集約されている映画。「リンゴ最強説」が自分の中で確立した(笑)。




パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ(インドヨガ時代編)(本の紹介)
リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」はオリビアさん(後妻)が深くかかわっていたので、パティさん(前妻)はちょっとしか登場しなかった。世間的にパティの自伝はゴシップ本なのかもしれないけど、わたしにとって、とくにインドヨガ時代の記述は貴重。
「帰国後もジョージは瞑想や詠唱にのめり込む一方で、マニ車をいつも回せるよう。常に手元に置いていた。」
「自分に何の原因がなくても、単純にジョージにつられて落ち込むようになっていた。当時の日記を見てみると、二人とも満月になると特に、グッと気が滅入っていたのが分かる。」





マントラや音楽の話
初めて買ったマントラCDは、ジョージ・プロデュース
定番ですしリシケシでもだいたいCDショップの入り口に置いてありますけど、名作です。



サージェント・ペパーのジャケットに写るヨガ聖者4人の話
ビートルズって、あんまり聴かない……というヨギさんがいたら、これをすすめておこうかな。





マハリシ関連
マハリシ・マヘーシュ・アシュラム(跡地)へ
旅行記です。いま(2012年)はかなりアートギャラリー化が進んでいますが、これは2009年のログ。



新訳 超越瞑想入門 マハリシマヘーシュヨーギー(本の紹介)
いまあらためて読んでみようかなという気持ちになった。この本はタイトルが、ちょっとアレですねぇ。
なんでこうしちゃったんだろ。



TM瞑想法がよくわかる本(本の紹介)
これも再読したほうがいいかもなぁ。マントラやバイブレーションのことをよくわからない頃に読んでいた。
(過去の自分が「方法論」を求めていたことがわかって、自分のメンタル・ログとしておもしろい……)


女性は、パティのとこだけでも読むと面白いよ!