うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ラーマクリシュナ (Sri Ramakrishna Paramhansa)


スワミ・ヴィヴェーカーナンダさんのお師匠さんです。
ラーマクリシュナの言葉は日本語で読むよりも英語で読んだほうがよりドラマチックに刺さります。過去にいくつか「SAYING OF SRI RAMAKRISHNA」の解釈を日本語で書いていますので、それもあわせて本棚としてリンク集にします。
インドでは神の扱いで、なんというか、日本人でいうと岡本太郎さんや長嶋茂雄さんのような感じの人です。


なにがすごいって


1)詩がすごい
完全に芸術家です。清少納言松尾芭蕉と同じ感じで、言語を使った表現者としてすごいです。


2)弟子の見つけ方がすごい
詩人タゴールのお父さんとか有名なお弟子さんがいっぱいいるのですが、ナレンドラ(のちのヴィヴェーカーナンダ=びべたん)の才能を一瞬で見抜いた。このエピソードを読むと、空海さんにとっての恵果師匠、中村天風さんにとってのカリアッパ師を連想します。「弟子がグルを見つけるのではなく、グルが弟子を見つけるのだ」という話を聞くたびに思い出します。


3)脱力度がすごい
写真を見る限り、こんなに脱力しててこんなこと言うの? と思ってしまうのです。「脱力パワー」って、言葉としておかしいんだけど、もしそういうものがあるとしたら、こういうことなんだろうなと思うのです。




インド人の中でちゃんとエピソードが記録として残っている人の中では、最強の人なんだと思います。


▼過去ログリンク
(再読)インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯 田中嫺玉 著
インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯 田中嫺玉 著(前半)
インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯(後半)
インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯(びべたん登場の最終章)
大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト)田中嫺玉・奈良毅 訳
Thoughts To Inspire & Celebrate RAMKRISHNA



▼「SAYING OF SRI RAMAKRISHNA(英語)」で感じたことを書いた感想。
肉体は、花のように。神性は、はちみつのように。
心を開け放せば開け放すほど、多くの光
発現するものに意識を向けること
修行者の知恵。リスクヘッジをすることのリスク。
腐ったミカンと甘いバター
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