うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スマホはどこまで脳を壊すか 川島 隆太 (監修)/榊浩平 (著)

社会のデザインが「スマホありき」になっている場所が増え、いよいよデジタル社会なのだなと最近になって思っています。 身近な例でいうと、わたしが自分の練習のために通っているヨガスタジオの入り口でのチェックインが「スマホありき」になりました。 そ…

高山ふとんシネマ  高山なおみ 著

ぶりっ子おばさん・少年おじさんみたいな、ひらがな多めの文章を嫌う時期があった。 話の中身を読むと意地悪な大人なのに、まるで子供に語りかけるような文体で煙に巻く雰囲気のつくり方がいやらしいと思っていた。 この本の高山さんの文章はひらがな多めで…

脱力できる壁画を発見したよー! 船着場S3 Wat Rajsingkorn(バンコク)

ここは間違えて来た船着場だったのですが収穫が大きく、紹介しておかねば! という場所です。 行き当たりばったりの旅をしていると、たどり着いた場所が「失敗した」ではなく「呼ばれた」と思うような、そういう場所があったりするもの。ここはまさにそうで…

プラスメーン砦からテーウェート市場周辺の壁アート(カオサン/バンコク)

わたしはバンコクでいつも同じエリアに泊まります。 カオサンという外国人が集まるエリアとチャオプラヤー川に近い、プラスメーン砦の近くに泊まります。バス停も船着き場も近くて便利で気に入っています。 が、ここ数年で閉店したお店や営業スタイルをコン…

黄色い家  川上未映子 著

三ヶ月間の長い海外旅行をしたことが一度だけある。 インドでヨガの道場に入って勉強中心の時間割だったけど、その前後に数日間旅行もできた。いまでもたまにその頃のノートを読み返している。 その道場は9月の連休で行った旅で見つけ、年度末に消える休みを…

タラートノーイの壁を見ながら歩く3 緑と鉄のエリア(Talat Noi /バンコク)

さーみっだーれは〜 みーどりい〜ろ〜♪ チャイナタウンならではの赤に始まり、水色ときて、最後は緑色です。 緑色とメタルグレーの組み合わせって、ものすごくシティポップな感じがしませんか。 引き続き、バンコクのチャイナタウンの一画、タラートノーイの…

タラートノーイの壁を見ながら歩く2 水色が素敵なエリア(Talat Noi /バンコク)

んあぁあああああ〜〜〜 みずいろの あんめえぇぇぇ〜〜〜♪ 昨日の赤に引き続き、バンコクのチャイナタウンの一画、タラートノーイの写真です。 このエリアの壁画はカラフルなものが多いのに、背景や周辺のグレーやブラウンとよく配色が合っていて、まーどこ…

タラートノーイの壁を見ながら歩く1 赤が素敵なエリア(Talat Noi /バンコク)

イッツそぉ~~~ ふらいで ふらいで、チャイナタウン♪ バンコクのチャイナタウンの一画へやって来ました。 タラートノーイという地域です。 想像を絶する楽しさです。ただ歩いているだけなんですけどね。 顔! w ゴチーンと頭を打たれてる(かのよう) 長い…

おしゃれスポットへの道。船の駅Marine Department(N4)とWanit2通り(バンコク)

バンコクって、おしゃれなんですよねぇ。 自由さとおしゃれさがいい感じになってるのって、どういうことなんだろうと思いながら友人と話していたら、「タイの人は写真を撮って人に見せるのが好き。SNSも映えることも大好きで、自撮りも大好き」なのだそう。 …

Warehouse30近くの壁画とインド街でのカレーとビリヤニ。ALEX FACEさんのマルディ(バンコク)

バンコクもチェンマイ同様、グラフィティ・アートを見ながら歩くのが楽しい街です。 Warehouse30の近くにもすてきな道がありました。 友人が案内してくれました。 なんかいいよねぇこういうの。ジャンクフードのパッケージみたいなやつ。 クール・タイランド…

植物を置くと、光と水を意識する生活になるね

前にも何度か書いたけれど、わたしには心の中で「ライフスタイルおしゃれ番長」と呼んでいる友人がいて、少しずつ影響をもらっています。 その人の家は散らかしかたにもコツがあるのか? と思うくらい、ミニマリストってわけじゃないのにすてきな暮らし。 昨…

インドは no choice

先日、インド人のヨガの先生がこんなことを言っていたよという、おもしろい話を聞きました。 わたしも17年くらい前にその先生を見たことがあります。とても明るい先生だったと記憶しています。 ちょっと無茶な体勢でポーズをキープしなければいけない時に、…

『...Time of Life...』Studio JITTIさんのロボット Warehouse30(バンコク)

バンコクのWarehouse30で企画展を見てきました。 以前行ったときに観たNawin Rawanchaikul(ナウィン・ラワンチャイクン)さんの作品に衝撃を受けて、このギャラリーの展示が今回もとても楽しみでした。 ▼前回観た展示 jittiさんの描くロボットの世界 まーと…

Iconic Chairs と『SPY×FAMILY』とWarehouse30(バンコク)

タイ旅行中に、またバンコクのWarehouse30へ出かけてきました。 とてもよい刺激をくれる場所で、以前そこで買った雑誌をいまでもときどき開いています。 Warehouse30 ここはアートギャラリーとカフェとショップが入った複合施設で、船の駅「Si Phraya」から…

ヨガを始めた頃の気持ち

先日、昔からの友人と話す機会があって、わたしがヨガを始めたときにどう感じたかを訊かれました。 「これは自分に向いてる! 得意だ!」と思ったかと。ビビビときたか、みたいなニュアンスの質問でした。 友人の娘さんが少し前からヨガを始めて、とても気に…

高山なおみさんののんびり作るおいしい料理

友人宅で食べたサラダと焼き物がどれも美味しくて、台所に広げてあったレシピ本を真似して買いました。 毎週食べたくなる、定番にしたくなるメニューばかりです。友人がササッと作ってくれた「れんこんきんぴら」を真似するためにナンプラーを買って、自分で…

(再再読)夏物語 川上未映子 著

友人がこの本を読んだそうで、「あの小説の主人公の元カレについてどう思った?」と訊かれました。覚えていなかったので読み直しました。 これまでに二回読んでいます。 過去の自分の感想(再読のほう)を読んだら、別の友人も同じ登場人物のことを話してい…

水仙/白鷺 林芙美子 著

自分の人生に起こった重い話って、みんなどうやって消化しているのだろうと疑問に思うことがある。 その時はじっと耐え、時間薬が効いた後には話すのもつらい見るのもつらい。だから人は本を読むのか。 わたしの周囲で林芙美子の作品を好んで読む(あるいは…

新登場ワードへの「・・・」を自己分析すると、愛着の種が見えてくる

先日、ヨガの練習でお会いしたかたと興味深い話をしました。 リスキリング という言葉についてです。 えええー!!! リスちゃんが殺されちゃうの?! というお話ではないですよ。 この言葉が初耳のかたは、先に意味を調べてから読まれるとよいかと思います。 こ…

台湾はおばちゃんで回ってる?! 近藤弥生子 著

先日、少し遠くに住む友人に会いに行ってきました。 そのご夫婦はまだ一歳に満たない赤ちゃんを連れてインドへ旅行に行きたいと言っていて、だよねだよねあの国ならいけるよねと話をしました。 この本を読んだら、どうやら台湾もそれができそうな社会みたい…

熱海梅園(静岡県熱海市)

熱海の来宮神社へ行ったあとに、熱海梅園まで歩いてみました。 入園料が300円なので小さいのかと思いきや、めちゃくちゃ広い梅園でびっくり。 かわいい梅がたくさん咲いていましたよ! 近くに山も見えます。 湯も湧き出ており 足湯もありました。 まー、広い…

熱海駅から歩いて來宮神社へ(きのみやじんじゃ・静岡県熱海市)

友人に会いに静岡へ出かけてきました。 途中で一人でぶらぶらと、熱海駅から來宮神社へ歩いてみました。 熱海駅から隣の来宮駅(きのみやえき)までは、晴れていれば歩ける距離でした。 アーケードを抜けて坂を登っていきます 熱海駅は降りると右側にわかり…

ゴールポストが動かされたり小さくなったり

ビジネスを野球に喩える中年男性と同じように、閉経をサッカーや登山やマラソンに喩えたくなる中年女性がここにいます。 はーい、ここでーす! ここよー!!! またゴールポストを動かされた! このひと言で、わかる人はわかる。 ゴールポスト、そこにあったん…

晩菊/水仙/白鷺/松葉牡丹/牛肉/骨(講談社文芸文庫)林芙美子 著

昭和23年・24年に書かれた複数の短編が集まった本を読みました。 『晩菊』だけはこれまで三度ほど繰り返し青空文庫で読んでいました。 著者は昭和24年に長編『浮雲』を発表した二ヶ月後に47歳で亡くなっていて、この本にはその直前に書かれた短編が収められ…

バンコクで受けた、痛ぁ〜い痛ぁ〜い「頭&肩マッサージ」のこと(肩頭背部按摩)

タイで痛いマッサージを受けてきました。 午後2時くらいに受けて、その日の夜までは感じたことのない筋肉痛のような感じだったのですが、24時間後にはまた欲しくなりました。なにこれ。 ▼マッサージを受けに向かった場所はこちら わたしが受けたのは「肩頭…

WAT WARA CHANYAWAT PIER という船着場とマッサージ・ストリート(バンコク)

これまでマッサージはマッサージ屋さんで受けるものと思ってきたわたしが、チェンマイで初めてお寺でマッサージを受け、その文化に触れました。 バンコクに戻ってから現地に住む友人にその話をしたらいろいろ教えてくれて、彼女が教えてくれたマッサージエリ…

チェンマイからバンコクへの列車の旅(チェンマイ駅→クルンテープ駅/フアランポーン駅)

今回の旅は成田から飛行機でバンコクへ飛び、そこから鉄道や長距離バスを使って都市間移動をし、チェンマイで長く過ごしました。 チェンマイからバンコクへの戻りは途中でどこにも寄らず、長距離列車に乗りっぱなしで移動しました。 時間とチケット代は以下…