先日、ヨガの練習でお会いしたかたと興味深い話をしました。
リスキリング
という言葉についてです。
えええー!!! リスちゃんが殺されちゃうの?! というお話ではないですよ。
この言葉が初耳のかたは、先に意味を調べてから読まれるとよいかと思います。
こんな会話がありましてね。
* * *
「あれって、リ・スキリングですよね。リスキ……、じゃなくて」
「そうです。リスクを減らすためにスキルを……、じゃなくて」
「リ・ボーンと同じ、リですね」
「はい。その混乱する感じ、わかります。 新しいスキルがないのはリスクだぞ、と、”耳触りのいいリストラ予告の予告” みたいに空耳を誘われている感じでしょ」
* * *
なんて話をしました。
そのときにわたしは
キャリア面でのモンキーマインドを刺激する言葉だと思っています
とも話しました。
新たなワードをきっかけにひとりで考えていると、自分の愛着が見えてくることがあります。
それは自分の心の美学の種のようなもので、水をやるように思考をしておくと、「自分はこういう要素を踏み外すと自分に無価値さを感じはじめる」というラインが浮かび上がってきます。
わたしは「自分を好きになる」と「調子に乗っている」の違いがわからないので、「自分を嫌いにならない」という選択基準を大切にしながら考えます。
今回書いた「リスキリング」のような新登場ワードを見たときにも、ひとりで分析をします。
「あー、これはあれか。創造・維持・破壊か」というふうに置き換えて咀嚼します。
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