ここは間違えて来た船着場だったのですが収穫が大きく、紹介しておかねば! という場所です。
行き当たりばったりの旅をしていると、たどり着いた場所が「失敗した」ではなく「呼ばれた」と思うような、そういう場所があったりするもの。ここはまさにそうでした。
船着場S3 Wat Rajsingkorn
もともと、ひとつ手前の船着場S2「WAT WARA CHANYAWAT PIER」へ行こうとしていました。
船に乗って、だいたいこの辺じゃないかというあたりになってから岸に注目していたのですが、いろんな船着場がスルーされています。
「あの、ここで降りたいのですが!」と船着場の名前を紙に書いて乗務員のお兄さんに見せたのですが、うまく通じません。
わたし「寺で降りたいんです。寺ですよ!」
乗務員「ああ、大丈夫。ここだよ。ほら、寺だよ!」
わたし「わ。ここだったんですね。ありがとうございます!」
なんて言って安心して降りたのですが、わたしの乗った船はS2には停まらずにS3に到着していたのでした。
S2もS3も寺院の名前が船着場になっていて、なりゆきで別の場所へたどり着きました。
どうやら新しい船着場のようです。
お寺の向こうに観覧車が見えます。
なんだか友人から聞いた雰囲気よりもレトロじゃないなぁと思っていたら、そもそも別のお寺に来ていたのでした。
駐車場は車でいっぱいなのに人の姿が見えず不思議に思っていたら、この日は葬儀が営まれていたのでした。
盛大にお花が飾られていました。喪服は日本のお葬式と同じで、みなさん黒を着用されていました。
ここから車道までの壁画が最高です
タイはおしゃれだクールだとこれまで伝えてきましたが、タイの魅力はなんといっても脱力感。
ああ、これぞタイだと思うようなグラフィティ・アートが展開されていました。
ここで写真を撮ろうという気持ちになる人と、全員友達になれそうです。
やあ!
わぁ~!
シーン・・・
わいわい。
仕事するよ! みんなで働くよ! ロティをこねるよ!
仕事もするけど、のんびりもするよ。
休憩しかしてないけどね!
そう。こういうのを待ってた。
やっと会えた!
ここで写真を撮るあなたたち、すてきよー!
ここから車道に出て左へ8分くらい歩いたら、隣の船着場S2「WAT WARA CHANYAWAT PIER」でした。
間違えて来てよかった!
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