うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ワルナ湖(TELAGA WARNA / ディエン高原)

ディエン高原は「アルジュナ寺院群方面」と、ここで紹介する「ワルナ湖方面」へ、見どころエリアが大きく二つに分かれています。 この湖は一周できるかと思ったら途中からとんでもない道になって、「遭難って、こういう感じ?」と言いながら戻ってきました。…

バガヴァッド・ギーター 鎧淳 訳

はじめに端的に感想を書くと、人気の田中嫺玉さんが俵万智だとしたら、鎧先生は松尾芭蕉です。「兵・精兵(つわもの)」という表現がいっぱい出てくるので、毎度「出た! 芭蕉」と思いながら読んでいたら楽しくなってしまいました。「対立の惑い」なんて表現…

CANDI GATOTKACA と MUSEUM DIEN KAILASA(アルジュナ寺院群周辺)

絶景がとまらないディエン高原であります。ここにはもうひとつ、CANDI GATOTKACA という寺があり、そのすぐ近くに博物館があります。その名もカイラーサ。ヒンドゥーのかほり満載であります。 これが CANDI GATOTKACA。 小さな博物館は、こんな感じ。入館料…

CANDI SETYAKI / SENDANG SEDAYU(アルジュナ寺院群周辺)

ディエン高原で過ごした夢のような時間を回想しています。明るい農村の中にヒンドゥーの神々がいる、稀有な場所であります。 今日は同じエリアにある、セトヤキ寺という場所を紹介します。 森の中に道が方々へ広がっています。 なにがあるんだろー ぬかるん…

アルジュナ寺院群(COMPLEX CANDI ARJUNA / ディエン高原)

インドネシアのジャワ島でいちばん行きたかった場所へ、とうとうやって来ました。アルジュナさんの質問力には日頃あらゆる場面で助けられており、クリシュナと聞くよりもアルジュナと聞いたほうが「参拝せねば」という気になる。親愛なる方であります。 いま…

第五の山 パウロ・コエーリョ 著

これも旅行中に読みました。「アルケミスト」に続けて読み始めたら、こちらは旧約聖書の列王記に出てくるエリヤを題材にしたもの。長編でしたが、後半に「戦い」について考える場面が増えてくると、まるでバガヴァッド・ギーターを読んでいるような気分に。…

HOMESTAY BOUGENVILLE(ディエン高原の宿)

この高原へは朝の8時半に着いたのですが、バスに乗っている間から期待がどんどんと高まり、ゆっくりしたい気分になっていました。ディエン高原、美しすぎ。 こんな感じですからね。夕方に帰ることなんて、考えたくありません。 いきなり決めた宿はわくわくし…

ディエン高原へバスで行く

ウォノソボがすっかり気に入ってしまい、ぼけっとしていたのですが、そもそもわたしたちはヒンドゥー遺跡のあるディエン高原へ向かうためにウォノソボを経由したのでした。ディエン高原はここからバスで45分の山。あまり情報がなかったのですが、町で知り合…

HOTEL SRI KENCONO(Wonosobo・ウォノソボ)

この町は予備知識なく降り、地球の歩き方にも情報ページがないのですが、インドネシア語を覚えればなんとかなる感じになってきました。この町では英語を話す人には二人しか会わなかったなぁ。 このへんにホテルがあるぞ、というようなかんじで降ろされたはよ…

ジョグジャカルタからウォノソボへバスで移動する

ジョグジャカルタで2泊したあと、ウォノソボ(Wonosobo)という町までバスで移動しました。8時50分に宿の近くのバス停からスタートして、4つのバスを乗り継いで、13時40分に到着しました。 ホテルの人に近くのバス停を教えてもらって、あとはひたすら「ウォ…

海外の読者さんと話して考えた「自由と主体性」

去年は中国に住んでいる人が生ブログに来てくれましたが、GW前後というのは海外在住者の帰省シーズンなのでしょうか(季節がよいから?)、この春は中国、マレーシア、オーストラリアでヨガをする人が遊びに来てくれました。このブログは海外に住む日本人ヨ…

インドネシアの日本プロダクト

インドネシアはわたしが過去に行ったことのあるほかのアジアの国に比べて、格段に日本プロダクトの多い国でした。 ドラえもんやキティさんについては過去に写真を紹介しましたが、まずコンビニが多いです。「サークルK」「ローソン」「セブン-イレブン」をよ…

聖書の中の友情論 曽野綾子 著

漱石グルジの小説を読んでいると、聖書の教えが知りたくなる。この本は友情論についてなので、なおのこと気になり読んでみました。1994年の本です。 エッセイのような感じで、読みながら「ああ、著者さんは具体的に誰かの顔を浮かべて書いているんだろうな」…

プランバナン寺院群 (Candi Prambanan)

ジョグジャカルタではわたしが発熱してしまい、あまりバリバリ動ける感じではなかったのですが、ひと晩寝たら徐々に復活し、翌日の昼過ぎからツアーでプランバナン寺院群(リンクはWikipedia)へ行ってみました。ヒンドゥー教の遺跡のなかではインドネシア最…

Hotel Karunia ホテル・カルニア(ジョグジャカルタ)

ジョグジャカルタに着いたら大雨。改札を出たら大勢の人であふれていました。こりゃぁさくっと宿街へ進まねば。 「地球の歩き方」に載っていた宿通りを目指しつつ車の少ないところを歩き、宿通りの終盤の道へ裏から入ってこの宿に目を向けたら、「おーう、部…

バンドゥンからジョグジャカルタへ電車で移動する

バンドゥンを散策した翌日に、朝からジョグジャカルタ(Yogyakarta)という都市まで電車で移動。朝8時出発、15時7分に到着予定の「ALGO WILIS 6号」(255000ルピア/2318円)に乗り込みました。 今回の移動は、こんなかんじ。 駅。このわくわくドキドキがいい…

イラッときたら、サーンキヤ

ある日のこと。漱石グルジの小説を愛する人たちとの談話の中で、カントの哲学を愛好している人のなにげないひと言に、サーンキャ哲学との共通点を感じました。 最近の日本語にも、主体の責任を負わない表現が増えてきましたね。「イライラする」も「イラッと…

射手座 石井ゆかり 著

「うちこさんは射手座のアバターのような人ですよ」という人が貸してくれました。 まるで、「民さんは野菊のような人だ」といわれるような勢いだったので素直に読んでみましたら、なんでこんなにふまじめなわたしが読書好きなのかがわかっておもしろかったで…

バンドゥン街歩き(Bandung)

バンドゥンという場所はちょっとハイカラなので、町歩きというよりも街歩き。 もともと目的がなく訪れた街でしたが、今回の旅で歩いた場所の中では格段に洗練されていました。 とはいえ、なんだかちょっとおかしなことのあるジャワ島であります。今日は街歩…

Guest House Patradissa ホテル・パトラディッサ2・ゲストハウス(バンドゥン・Bandung)

駅に12時15分に着いて、地球の歩き方に載っていた「Hotel Patradissa」のほうへ向かって歩いてみました。 その通りに行ったら他にも宿があるのかな、と思いきやそうでもなく、そのままそこに泊まることにしました。いちばん安いお部屋は暗くてジメジメしてい…

ガンビル駅(ジャカルタ)からバンドゥン駅へ電車で移動する

到着の翌日はジョグジャカルタという都市まで向かう途中地点にあるバンドゥン(Bandung)という町まで進んでみました。 旅行期間中に、主要都市を結ぶ急行電車と町場のローカル電車に乗りましたが、なかでもこのルートは山の中を抜けていくのでとびきり気持…

ある道場で体験初日に破門された人の話

格闘技の話。知人の体験談です。 最近とてもショックな出来事があったというので話を聞いていたら、ある格闘技の道場で体験初日に「あなたは来ないでください」といわれたそう。 体験の場は、「はい。では、どうぞ。かかってきてください」という方式。 ☆ Fi…

モナス広場・独立記念塔(ガンビル駅・ジャカルタ)

旅の2日目の朝に、電車の出発まで時間があったので、モナス広場でまったりしました。ガンビル駅の横にあります。 この日は土曜日だったので、朝から散歩をする人、ジョギングをする人、キャッキャと集う小中学生がたくさん通る。ジョギングをしている人はジ…

ガンビル町歩き(Gambir・ジャカルタ)

インドネシアでいろいろな町を見ました。はじめは人口の多さに「うぎゃー」と思ったのだけどインドのデリーほどではなく、人がおそろしく穏やか。 おそろしくというのは、ほんとうに、大声を出したり怒っている人を見ない。「このメンタリティはどう形成され…

ANDITO HOMESTAY(ジャカルタ・ガンビル駅周辺の安宿エリア)

ジャカルタから入って、なりゆきでふらつくバックパック旅行に出かけてきました。昼間に到着する便だったので、到着後は宿探しをしながら国の雰囲気をつかみます。 同行者のバックパッカー(母ヨギ)は高齢者フラグが立ったので飛行機で優先搭乗させてもらえ…

アルケミスト ― 夢を旅した少年 パウロ・コエーリョ 著

ずっとKindleのなかにあった一冊。GWはインドネシアにいたのですが、旅の初日からの数日でこの本を読みました。旅をしながら旅の本を読むのはよいものですね。 この本のおかげで旅の間の思索のしかたがずいぶんと変わり、サブタイトルをなぞってわたしも「夢…

最終日。早朝にタクシーで空港へ

最終日は早朝の便だったので、ホテルの人にタクシーの予約をお願いしておき、スカルノ・ハッタ空港へ。 今回の旅はエアアジアで往復したのでターミナル3に到着しなければいけなかったのですが、運転手さんが降ろしてくれたのは別のターミナルで、もういちど…

Everyday Smart Hotel(Mangga Besar)とその周辺

ジャワ島旅行の最後の宿は、空港までさくっと行きたいので「Everyday Smart Hotel」というビジネスホテルに宿泊しました。 ジャカルタのコタ駅から1.5〜2キロくらい離れたエリアにビジネス街があり、そのへん(Jl. Mangga Besar Raya ←通りの名前)で3軒ほど…

ジャカルタのパサール・セネン駅からコタ駅へ

この日は早朝にソロを出発し、夕方にジャカルタへ到着しました。 そこからコタ地区へ移動したのですが、地元の人にとっては慣れた移動も、わたしにとっては大冒険。たぶん東京だと渋谷から四ツ谷へ行きましたというような移動なのだと思うのですが、地方の電…

ソロの街(別名:スラカルタ)

この日はディエン高原からいっきにソロまで移動しました。 宿のあるエリアがバスターミナルや電車から少し離れていていて、ウロウロしながらざっと把握したつもりが、また違う顔を見せるエリアが登場する。東京のさまざまな街をダイジェストにしたような、不…