うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ある道場で体験初日に破門された人の話

格闘技の話。知人の体験談です。
最近とてもショックな出来事があったというので話を聞いていたら、ある格闘技の道場で体験初日に「あなたは来ないでください」といわれたそう。




体験の場は、「はい。では、どうぞ。かかってきてください」という方式。



  ☆ Fight ☆



本人は、かなり「やった感」があったそうです。スカッとしたそうです。
そのあと、「あなたは来ないでください」と言われ、体験は終了したそうです。




この破門した人、えらいなぁと思うんです。「ちゃんとした道場だな」と思う。これを書くとわかるひとにはわかってしまうのですが、その祖は格闘技もヨガもする人。おいらも大好きなブラジル人!(ほぼ書いたも同然・笑)
ヨガもこういう点では格闘技と似たところがある。余剰エネルギーを「旅の恥はかき捨て」のように出してしまうことって、ある。真剣にその門をくぐろうと思っていたら、もしくは神が与えてくれた身体というすべての乗り物に敬意があれば、立ち合い方は違ってくる。「いいと言われたからやった」というのはわりとよくある思考停止のパターンでしょう。



この知人のような「余っている」状態の人が、これから男女を問わず増えてくるのだろうな。以前なら若いころに足を使う営業から入るお仕事も、いまはいきなりオンライン営業になったりしていますしね。
機械が仕事を変わってくれるようになっただけでなく、本音を語れる場所が減っている上に、タテマエを語る場所が増えている。黙っているのって、しんどいんですよね。「旅の恥はかき捨て」のようなエゴは、わかっちゃいるけど油断すると出てしまう。そういうものです。
余剰エネルギーは便と似ていて、やわらかいうちに出すほうがいい。ヨガでなくても出す方法はたくさんあります。日光に当たる(外回りをしたり屋外に出る)仕事の人では2つ、室内仕事の人は5つくらいあったほうがいい。それくらいないと、バランスが取りにくい。というか、散らしてナンボです。
わたしはハタヨガ、アシュタンガヨガ、ジョギング、読書、研究、翻訳、歴史年表を作る、手芸をする……などのいくつもの策を講じています。
人間というのは、どうにも懲りない生き物ですよのぅ。




最近ブラジル推しのように思われているかもしれませんが、以前からわたしはブラジル推しです。
おまけ:わたしの大好きなインタビュー記事(diamond.jp)