年末年始をタイのチェンマイで過ごしてきました。ママチャリをレンタルして、少し遠くのほうまで出かけました。 宿の人から「チェンマイ大学の裏にある瞑想の寺院が、とてもよいですよ」とおすすめされて、地球の歩き方にも載っていたので行ってみました。 …
原作小説が好きな作品の映画版を観ました。 この話って映像にするとこんなに陰鬱な感じになるのか……というくらい、最後は終戦帰国後の展開が重く印象に残りました。 だけどそれは、主役の男女を注視しすぎているから。 町では「東京ブギウギ」や「リンゴの唄…
今回の旅行でタイの国内の差を見ていろいろ知りたくなり、1998年のこの本を読んでみました。 面白いです。タイのリゾート地で現地の若者が身近な人の成功を見て感化され、流れに呑まれていく物語。著者が実際に登場人物たちと過ごしながら見てきたことが書か…
今年の元旦はタイのチェンマイで、コムローイという催しを見ながら年越しをしました。 この催しは紙製の筒状の気球のようなランタンがあちこちで舞い上がるお祭りで、あれはどこまで飛んでいくのだろうと思いながら見ていました。 祭りのあとのターペー門と…
昨年の年末をタイのチェンマイという都市で過ごしました。 この街に正午ごろに着いて、なんとか宿を見つけて、そして夜には10年以上ぶりにパーティ・ナイトのような時間を過ごしました。 こんなに賑やかな大晦日を過ごしたのは生まれてはじめてです。 今日の…
売れている本には理由があるのだろうから目につくものは読んでみようと、シリーズすべてを読みました。 15カ国で翻訳されたなかで特に日本で売れたというのが、これまた気になって。 この本は文庫を手にしたら手元に置いておきたくなるイラストと飾り文字の…
タイのバンコクに住む同世代の友人に「チェンマイへ行ってきたよ」と言ったら、「チェンマイって旧市街のちょっと外のところがおしゃれになって、代官山みたいになってるでしょ」と言われて、ああ、世代。と思いました。 そこで「代官山」と言ってしまう世代…
チェンマイの市街地から自転車に乗ってなんとかやってきたウィアン・クム・カーム。ここは1984年に偶然発見された遺跡だそうで、行ってみたらペンギン村のような、のどかな場所でした。 東西約8キロ、南北約6キロの範囲にたくさんの寺院の遺跡があります。 W…
タイのチェンマイで過ごした日のことです。 地図で見たらそんなに遠くなさそうだぞ、ってんで、市街地から5キロくらいのところにある遺跡へ自転車で向かったのですが、なかなかたどり着けない! という出来事がありました。 チェンマイは旧市街地から出ると…
今年の冬は寒いですね。 友人と久しぶりに会おうということになったのですが、あまりにも寒いので熱帯植物園へ行くことにしました。 高島平駅で降りたのは初めてです。むかし河川敷へソフトボールの試合で行ったことがありましたが、車だったので電車の駅は…
友人の勧めで小説を読みました。 ちょうど少し前から黒柳徹子さんのエッセイ『小さいときから考えてきたこと』を読んでいて、わたしは『窓際のトットちゃん』(1981年)を読んだことがないのだけど、あの本がベストセラーになった後のことをそのエッセイで知…
日比谷図書館ですてきな展示がはじまっていました。 かわいらしいイラストと装丁が陳列されていて、夢の空間です。 わたしはこの近くをよく通るので前期・後期の展示も見ていて、今日ここにアップした画像は前期のものが多いです。 (現在は後期の展示内容に…
日本の南国の話です。タイ旅行中に、暑い日に読みました。 この物語の世界観とタイで時折見かける裏の一面が妙に重なって感じられて、どんどん読ませる村社会心理サスペンスの世界に没入しました。 ここでは、そういうことになっている。 ここで一般論を持ち…
浪華悲歌は「なにわえれじい」と読みます。 いずれも1936年の溝口健二監督の映画で、87年前のパパ活の話。 欲しいものを買うためのパパ活ではなく、家族を養うため、あるいは自分が生活するためのパパ活。 パパたちはわたしたち世代が子供の頃の小学校の校長…
寒い日に訛るとヒヤスンスのスーズン2となる、今日は冬のヒヤシンスのその後のことを書きます。 昨年はじめてヒヤシンスの水耕栽培をやってみて、終わって、ネットで見た情報のとおりにしばらく土の中で球根の栄養補給→乾燥させて置いておくというのをやっ…
帯に「死について考えておくと安心して生きられます。」とありました。 わたしは死を思うときに「わたしが死んでもわたしは困らない」という考えがあるので深く考えることがないのですが(悩んだり苦しむのは生きているから、と考えています)、その時間軸を…
日本民藝館で開催されている展示を観てきました。 昨年静岡の芹沢銈介美術館へ行って以来、デザイナーが図案家と呼ばれていた頃の作品に惹かれています。 柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さんのことはまったく知らずに告知画像で一目惚れして観に行ったのです…
物理的に日常を離れると、日々の思考からも距離を置くことができます。 いつもの寝床とは違う環境で見る夢で自分のなかでまだ生きていた感情を知った、そんな経験はありませんか? わたしは何度かあります。 9年前にインドネシアで見た夢について書いたこと…
早いもので2月ですね。 久しぶりにヨガでお会いする人と話をすると、コロナに感染した経験をしたり、そうでなくても筋力が落ちるようなことがあったり(心も含めて)疲労していたりして、「潤沢な体力があるわけじゃないけれど、無きゃあ無いなりに」という…
ここ一ヶ月の間、海外に住む友人との再会やインド帰りの友人と話す機会が何度かあったのですが、タイもインドもベトナムも、近年はスマホを持っていれば価格交渉のいらないメーター・タクシーやUberのような配車アプリのサービスを使うほうがラクじゃんとい…
この本の電子書籍を買ったのが2020年の9月。自粛型の生活に慣れてきた頃だったかな。 それからずっと、この本のカビールの詩を写経していました。毎日ではなく約2年くらいかけて、あき時間を使ってノートに書き写しました。 カビールの詩にはインドのヨガを…
チェンマイで2回、フット・マッサージを受けてきました。 どちらもひざ下のフット・マッサージで、1回目は路上のサンデーマーケットで30分、2回目は寺院「WATSUMPOW」の中で1時間受けました。 チェンマイ旧市街のなかにはマッサージを受けられる寺院がい…
年末年始をタイのチェンマイで過ごしてきました。チェンマイでは4ヶ所でYOGAの看板を見かけ、そのうちの1ヶ所へ行きました。 いずれも歩いたり自転車に乗っているときに見つけました。 わたしがヨガをしに行った場所「Bodhi Tree Cafe」の上のスタジオはイ…
チェンマイは旧市街が東京の皇居の敷地とスケール感が似ている、と以前書きました。 その旧市街の中をぷらぷら歩いているだけでも楽しいのですが、チェンマイはその旧市街の外に大きな市場が複数密集しているエリアがあって、その外側にピン川という川が流れ…
エビデンスは注釈にまとめ、語り口は調査ベースのエッセイ。ここ数年でこういう本が増えていますね。たくさん翻訳されるようになったのでしょうか。 この本は冒頭のつかみのエピソードが、大学教授である自身へ向けられた脅しをきっかけに自分の中のchatter…
昨年の夏からヘナで白髪染めをするセルフカラーを始めました。 わたしの場合は生え際の前面に密集ポイントのある関口宏スタイルで発生し始めたので、頭全体に対して前面の25%ほどの面積にヘナカラーをしています。 1商品を5回で使い切るペースで、今はふ…
先日ネットニュースに流れていた情報が気になって読んだら、西インドの凧揚げの話でした。 わたしは2017年の年末を西インドのグジャラートで過ごしていて、まさに凧揚げのお祭り準備の真っ最中! という時期だったようです。 このニュースをたまたま見たので…
昨年アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』の読書会を行いました。この物語は家族の物語で、主人公は妻であり母。 読書会のなかで、主人公の家族側の視点で話す時間がありました。 おひとりは、家族のなかに話が通じないと思う人がいて、この主人公の思…
外国を旅すると、この状況を地元の人はどう捉えているのだろうというものを目にします。 視覚だけでの印象でいえば牧歌的ともいえる道の、昭和終盤の商店のような佇まいのマッサージ店に「NO SEX」と手書きで書かれた貼り紙が残っていました。 わたしは東京…
チェンマイでは自転車を借りてぶらぶらしていて、一度行って美味しかったお店へ繰り返し行ったほかにも、お腹がペコペコの時には目についたお店へ入りました。 チェンマイの旧市街にはこういうレンタル自転車屋さんがあちこちにあります。 1台につき1日50T…