プノンは「丘」、ペンは人名。
プノンペンは、ペンさんの丘という意味なのだそうです。
ペンさんは女性で、ペン夫人。裕福なご夫人だったそうです。
その方がとても人気らしく、地名の由来になっている丘の寺院にひっきりなしに地元の参拝者が訪れていました。
街の中にある緑の丘
霞ヶ関のようなエリアの奥にあります。
この辺りは道がゆったりしています。
街のランドマークです。
門に入ってから周辺を歩くと緑がいっぱいです。
官公庁エリアの反対側のゲートの近くには、アート&クラフトセンターがあったり、お店が多く広がっていました。
正門から入る
正門に料金を支払う窓口がありました。
ここを登っていきます。
あちこちに物語が。
こういう五頭身の人で描かれたのって、いいですよねぇ。
釣鐘堂ではなくて、こういうのはなんというのでしょう。
太鼓堂? 鼓堂?
肩甲骨周りが柔らかなみなさま。
本堂内部
ブラフマー神のようでもあり阿修羅像のようでもあり、お顔が三つのかた。
ティモテ姐さんと心の中で呼んでいる水の女神さま。プラ・メートラニー。
こちらのお方が、ペン夫人。プノンペンのペン夫人です。
美しくありたいですよね♡ という思いを共有する、このような風習が!
(これサイコーよね)
本堂の裏側へ参拝者が続々と訪れていました
本堂の裏の参拝コーナーがすごい人気で、代わる代わる人がやってきます。
女性が多かったのは、ペン夫人が祀られているからみたい。
おばさん、お婆さん、お姉さん。いろんな人がお供え物を持って続々訪れていました。
美しい白い塔
丘の上の白い塔は、青空に映えます。
ここからオフィス街を見るのも良い眺めでした。
自然と発展の共存具合は、たぶん東京の皇居のあたりも、外国の人から見たら同じように見えるのだろうな。
このエリアではそんなことを思いました。