ホーチミンからカンボジア国境近くの街・チャウドックへ移動し、そこからプノンペンへ入りました。
ボートの便があって、ホテルで予約をしてもらって、あとは乗るだけでした。
船で国境を越えるってどんな感じなんだろと思って、このルートで行ってみました。
乗り込む時に運賃とビザ代を支払い、あとは係員の人が親切になんでもやってくれます。
高速バスだと片道4000円ほどで二カ国を行き来できるので、ボートは少しリッチなルートです。
とにかくすべてを係員さんがやってくれる、お金とパスポートを渡すだけのツアーでした。
ヴィクトリアホテル横から出発
朝7時集合で、7時30分出発でした。
予約をしてくれたホテルの人の言う通りに、リバーサイドカフェへ行ったら看板が立っていました。
街場ではあまり外国人を見なかったのですが、みんなどこにいたの?! ってくらい。
室内の席もあったのですが、景色の見える硬い椅子のところでずっと過ごしました。
おやつ付きです。お水もウォーターサーバーがあり、他にコーラやビールも売っていました。
こんなタイムスケジュールで進んできました。
- 7時30分 出発
- 8時30分 ベトナム出国手続きのオフィスのある岸へ到着
- 9時30分 手続きを終えて出発
- 9時40分 カンボジア入国手続きオフィスのある岸へ到着
- 10時30分 手続きを終えて出発
- 13時40分 プノンペン到着
船の中では他の旅行者とゆるゆるワイワイ過ごしました
ずっと同じ人たちと一緒なので、なんとなく顔見知りな感じになります。
ラテン系の明るい人たちの話を聞いているとなんだか楽しくて。他にも、めちゃくちゃ船酔いして青い顔になる人がいたり、いろんな人がいました。
読書をしている人もいて、自由な船旅です。
ベトナム・チャウドックの出国オフィス
書類の記入もすべてやってくれるので、乗客は待つだけです。
お茶を飲んだりお菓子を食べたりお土産を買ったり、お手洗いへ行ったりして待ちます。
コーヒーも売っていました。
カンボジアの入国オフィス(すごいサービス付)
ここがちょっと楽しくて、このツアーのハイライトになります。
わいわい、がやがやと降り立ちます。
この公園で、ただ待ちます。
しばらくすると、じゃあそろそろみなさん一人ずつ行きますよと、小屋のようなところへ呼ばれます。
ここからは撮影禁止ゾーンなのでイラストです。
係員さんが、横で手順を伝えてくれます。
はい右手の指を乗せて、はい上のカメラ見て・・・と。
まさかの「ささやき女将サービス付き」でした。
他人の字で、全部書いてくれてる・・・ってなります。
お金で買える安心って、あるんですね。(そりゃそうなんだけど)
想像以上に近代的なプノンペン
到着直前から、ものすごい都会じゃないか! という景色になります。
到着後に、さっそくGrabでトゥクトゥクを呼んで、宿街のあるオルセーマーケットまで行きました。
呼んだトゥクトゥクを待っている間にスマホを出していたら、船着き場の近くのレストランの店員さんが出てきて、「その持ち方は危ない。ひったくられるからそんなふうに出さないで」と注意してくれました。
優雅なボートツアーで至れり尽くせりだったので、すっかり油断していました。
わたしはここで初めてGrabを使って、やってみたいことが二つ(航路での国境越え・配車アプリデビュー)できて、久しぶりに学習できた気持ちになりました。