うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

レンタサイクルを借りて、トゥイソン公園へ(Cong vien Thuy Son・ニンビン)

この日は朝からミニバスでニンビンへ移動し、昼過ぎからレンタサイクルで散策しました。 自転車はホテルで借りることができ、1台2ドルでした。(250円くらい) 初めて行く土地はなんとなく走っているだけでも楽しいものですが、ホテルから5分ほどのところに…

ハノイへ到着。夜はマッサージへ

飛行機で着いた時間は朝の9時台。ジリジリと暑くなる時間。 いきなりタクシーに乗ってしまうと土地の感覚がつかめないので、できるだけ路線バスに乗るのだけど、今回は運行状況が変わっていたりしてすったもんだしました。 ハノイの中心部にあるホアンキエム…

吾輩も近頃運動を始めた

やっと安定して春になってきましたね。東京は4月の前半まで急に寒くなる日が発生して、気温も不安定でした。 走りたくても雨だったり異様に風が強かったりでしたが、今週は50分程度のジョギングを2日挟むことができ、アーサナ以外の動きも取り入れています。…

石井あすかの小柄な大人が素敵に見える着こなしのルール 石井あすか 著

実際は小柄な中年がそれ以上ずんぐりに見えないためのルールみたいな感じ。 一般的には太めではないのだろうが、ヨガの先生にしては決して細くないわたしは、腕や肩周辺は高校球児みたいなのにおなかはポッテリしてくるというフェーズに突入し始めています。…

快楽上等! 3.11以降を生きる 上野千鶴子×湯山玲子(対談)

本屋でちょっと立ち読みしたら止められず、買ってイッキ読みしてしまいました。 上野千鶴子さん×どなたか、の対談本は過去に何冊か読んだことがあるけど、この本は「広告と雑誌編集が結託し始めた時代の中心にいた。(87ページ)」という湯山氏が相手。権力…

箱根権現御饗応(「五色園」愛知県日進市)

五色園がこんなに大きな場所(ほぼ山)とは知らず、行ってみたらべらぼうに広かった。 ヨガクラスをした後に軽い気持ちで立ち寄って、宴に参加したり、おわびしたり、サットサンガに参加したり、エア書道を見たり、わーきゃー言っているうちに、日が暮れてき…

吾輩は猫である 夏目漱石 著

有名な冒頭「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」から、終盤ドスンとくる「呑気と見える人々も、心の底を叩いて見ると、どこか悲しい音がする。」にたどり着くまで、1年半かかりました。長かったけど、ここまでの読後感はなかなかない、過去にない満足感の読…

もっとおしゃれの近道 ―「私」らしさを引き出す一生役立つ着こなし術 宮田理江 著

最近友人とのおしゃべりで、「もうこういう服の着かたはできないね」とか、そういう話をする機会が増えている。 人生を楽しもうとしている人は、着こなしも味がある。それは積極的なほうの意味だけでなく、変えることのできる範囲でしょーもないリスクを負う…

こんなに硬いのに、よくあれだけ反れますね。といわれた

先日、ヨガクラスに来てくれているセラピストさんのところへ、マッサージを受けに行ってきました。 彼女はわたしのいろいろな動きを生徒として見てくれているので、わたしが受ける側になると、とても話が早くてありがたい。 以後、彼女の名前はセラ子さんで…

おしゃれ「着こなし」ベストコレクション ashimai 著

1ヶ月くらい前から手元においていて、いつも机の上にあります。 OL仲間のぴろたんが別のバージョンを持っていて、わたしがすすめた本でしたが、わたし以上にハマっています。 ファッションスタイルブックなのですが、写真ではなくイラストで、アイテム別にペ…

身代わりの名号・赤山明神貴婦人解逅(「五色園」愛知県日進市)

まだあったのか! このシリーズはいつまで続くんだ。 先日、ヨガの生徒さんに「このあいだテレビで浅野祥雲さんの彫刻が紹介されていました。うちこさんのツボの、あれだ。と思いました」と言われました。テレビではなにが紹介されていたのか。やっぱりビジ…

オトナの再会

先日、市ヶ谷のヨガクラスに、ものすごく久しぶりの人がふたり、テヘヘって感じでおいでになりました。 わたし自身が場所を固定して活動していないので、「あれー、どこで会ったっけ?」となることが、たまにある。いまはこの場で告知できるヨガクラスをやっ…

サマーデイズ ― 伝説のサーファー大野薫・スタイルの記憶 原健 著

1999年、48歳のときに脳溢血で亡くなった大野薫さんというサーファーの人生を、周辺の人のコメントなどから追っていく本。 ジェリー・ロペスの本のような内容を期待して知人宅で借りてきたのだけど、完全に伝記に近い内容。1951年(昭和26年)生まれの、当時…

武田鉄矢「今朝の三枚おろし」についてのあれこれ

このひと月の間に2度、ヨガ仲間とこの番組の話をしました。本を要約して紹介する番組です。 たまたまなんだけど、どちらもナナメから入って盛り上がった後、思うことがあった。 ■話題その1:アドラーって、アドラーって…… たきこさんという、東京の哲学クラ…

沈黙のWebマーケティング Webマーケッター ボーンの逆襲

知人から「どうやったら検索で見てもらえるか、むずかしくてよくわからなくて…」と質問されることが多いけど、そういう人にすすめたい。わかりやすさの点ですごくおすすめだし、初心者向きの本なのに、最後にこの本のタイトルの理由(成功談で嫉妬を買っても…

知的生き方教室 中原昌也 著

描かれている「気分」の種類と数がとにかく多く、日常的絶望感がクセになる。満員電車の描写のページが文字でびっしり埋められていたり、言葉の刺激だけでない独特の世界。 何かのモードを共有している人たち特有のボキャブラリーや言い回しがたくさん出てく…

「つながり」はショートカットできても、「関係」はショートカットできない

よく思うこと。 「見つけた者が機会を得る」 「行動したら、コトが起こる」 こういうのは、自然なこと。 動物が「あの木の影に、見えにくいけど小さくて甘い果実があることを知っている」というのと同じ。 果実は果実、自分は自分。もしわたしが一匹の動物だ…

忘れないよ! ヴェトナム 田口ランディ 著

職場の人がすすめてくれた本。軽いタッチなので2日でイッキ読み。 1996年の本なので、約20年前か。そんな感じはしない、数年前の本に感じる語調。 エッセイの中に、旅のお供に携えた「小鳥の歌」という本が出てきます。その本について、こんな記述がありまし…

ぐるりのこと。(映画)

ちゃんとさえしていれば、幸せが得られるはずであってほしいのにそうならない人生と、そこに追い討ちをかけるように母親がかける呪い。追い詰められていく女性の家庭環境がとにかくきつい。描かれ方はデフォルメされているけど、要素としては実際けっこうあ…

ダルマキールティの論理学(中村元 選集25「ニヤーヤとヴァイシェーシカの思想」より)

先日の感想にも書きましたが、この本はもともと「ヴァイシェーシカ・スートラ」を読むために手にし、ニヤーヤに触れるのはもっと後(来年とかさ来年とか)にしようと思っていました。ニヤーヤ学派の論証学は、まえに中央公論社が出している「バラモン教典」…

ニヤーヤとヴァイシェーシカの思想 中村元 著

ヨーガ・スートラの第1章6節・7節、サーンキヤ・カーリカーの4節〜6節に出てくる「pramana」について参照したくて読みました。まずは「ヴァイシェーシカ・スートラ」だけにしておくつもりが「ニヤーヤ・スートラ」にもハマってしまい、さらには毎度のことな…

風よヴェトナム 平岩弓枝 著

ベトナムの歴史を学びたくて読みました。「西遊記」の書き方の視点がいいなと思った平岩弓枝さんの小説。 1998年に出た本なのでそんなに昔でもないのだけど、会話が昔っぽい印象を受けました。98年って、まだこんな感じだったかな。 ベトナムには「過去を忘…

光の当てかた、浴びかたいろいろ

先日銀座でお会いした人が、「丸の内線から銀座線に向かってくるところに夏目漱石の文章があって、立ち止まっちゃいました。朝日新聞に入社するときの文章でした」とおっしゃる。気になったので帰ってから青空文庫で文章を読み、そのあと朝日新聞のサイトも…

#9(ナンバーナイン) 原田マハ 著

アート×プリティ・ウーマン×冬のソナタといった風情の、審美眼ラブストーリー。連ドラを見たり少女マンガを読んでいる学生の気分でイッキ読みしました。このセリフが好き。 受信側、つまり鑑賞者として美術を極めるのに必要なのは、感性(センス)、知識(ノ…

自尊心をひっこめるためにヨガをしている

先日ヨガクラスでこの話をしたら、意外と「おおっ、そうか」という反応をされたので文章化しますね。 わたしは「自尊心をひっこめるためにヨガをしている」というほうが、今の感覚ではしっくりきます。 逆だと思っている人もいると思うのだけど、逆だと思う…