先日、ヨガクラスに来てくれているセラピストさんのところへ、マッサージを受けに行ってきました。
彼女はわたしのいろいろな動きを生徒として見てくれているので、わたしが受ける側になると、とても話が早くてありがたい。
以後、彼女の名前はセラ子さんで。
セラ子:どこか、気になるところとかありますか?
うちこ:ないのー。適当におねがいします。
セラ子:では全体を1時間で、いきますね。
(数分後。腹ばいで)
うちこ:いまのそこ、6番かな?
セラ子:いや、5番ですね。
うちこ:5かー。
セラ子:いま花粉とか、アレルギーっぽくなってます?
うちこ:きのうから雨だし、そうでもないんだけどな。わたし、そこは、人の対応で構えると硬くなる。胸の裏全般、硬いんだけどね。
セラ子:硬いな! って、思ってたんです今。よくこの硬さで、あれだけ反るなと思って。こんなに硬くてもカポターサナで足つかめるのか…、と思ってました。
うちこ:そこの硬さを補うために肺と胸郭でリードするから、これだけ胸板が厚くなる(笑)。
セラ子:腰も柔らかいけど、特別ってほどじゃないしなぁ、と思ってました。
うちこ:ヨガをする女性に多い、あの、ぐにゃーんと湿度の高い腰ね。うん。あそこまでじゃないでしょ。
セラ子:へー。柔らかくなくても、いけるんだー。へーーー。
うちこ:バンダとバックベンドは両立が難しい。わたしは解放しすぎると調子が狂うので、あんまり反るポーズはがんばろうと思わないけど、まあヨガの先生っぽく反るポーズもやることはやる。でも根っこは解放できないから表面的にいけるところまで近づけてるだけなんだと思う。
セラ子:割り切ってるんだ。
うちこ:うん。まえにスケートを見ていて、キムヨナさんの胸椎もそうじゃないかなって思ったことがある。頭と胸は連動するから、頭使いながら動くとそんなには胸の裏は解放できないものだなって。じゃなきゃ、目線をあんなにコントロールし続けられない。目線は背骨との連動を理性で切り離すのがすごく難しい。
なんて話をしました。
わたしは身体を「空気と液体と固体が出入りする肉袋」ととらえて、骨や腱や筋肉でどうにもならないことを、なんとかしようとしたりもします。「宿便は腹筋の一部。出し切るとバンダが効かない」という持論もございます(参考)。