うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

武田鉄矢「今朝の三枚おろし」についてのあれこれ

このひと月の間に2度、ヨガ仲間とこの番組の話をしました。本を要約して紹介する番組です。
たまたまなんだけど、どちらもナナメから入って盛り上がった後、思うことがあった。



■話題その1:アドラーって、アドラーって……
たきこさんという、東京の哲学クラスをサポートをしてくれている人が普段Podcastでラジオ番組を聞いているそうで、ラジオの話題からこの番組の話になりました。


たきこ:うちこさん、武田鉄矢の番組知ってます?


うちこ:本のやつね。朝出かける前にちょうどその時間だから、聴いてるよ。


たきこ:わたしも、あれ聴いてるんですよぉ。


うちこ:あの人の声は、なんか話を聞かせる声だよね。金八残像効果だけじゃない。声にそういう力があるよね。


たきこ:本のセレクトも、なんか、聴いちゃいますよね。


うちこ:やっぱり、そうかぁ。わたしのブログを読む人が好きそうな本がセレクトされてるなって思う(笑) 脳のやつ、おもしろかったね。


たきこ:漢字のもよかった。


うちこ:あれも、よかったね。


たきこ:アドラーの、聴きました?


うちこ:うん。


たきこ:どうです?


うちこ:んー。「反応が参考になります」という感じで聞いた。あの世代の人は儒教ベースで自分を責めたり自分が敬われないことに飢えを感じるんだろうなと。反応自体が、すごく興味深い。


たきこ:わたしも、「なんかこれ、、、」って、思ったんですよね…。


うちこ:うん。そういう違和感、言語化するのだいじ。待ちますよ。



  (けっこう長い Thinking Time)



たきこ:アドラーシャンカラって、似てます?


うちこ:いきなりきたね! わたし今、かるく感動したわ。



彼女は普段からギーターやマヌ法典を読んで、めきめき感度が上がってる。






■話題その2:中年って、中年って……
そんな雑談があったあと、別の日にヨガ仲間とベトナム料理をつつきながら、こんな話をしました。
武田鉄矢「今朝の三枚おろし」を、なんかオヤジくさいなイヤだなと思いながら聴いてしまうという話のあと、

 
 「なんでちょっとイヤなのに聴くんですか? そのラジオ」


という、たいへんシンプルな質問をされまして。
で、あらためて考えた。この質問をした人はブログを読んでくれている人だったので、このように答えました。


わたしは(この)ブログを書くときに、なんとなく「武田鉄矢的ななにかを刺激しすぎないように、ああいう口調で語りたい人に気に入られないように、というイメージで書く」というのを心がけてる。同属嫌悪も認識したうえで、気をつける。わたしのなかにあって、そうならないようにしようと思うのが武田鉄矢的ななにか… なのかなぁ。


といったら、笑われた。
この話から本の話になって、そのときに森達也さんの本の話をしている人がいたのですが、先週まで「今朝の三枚おろし」のまな板の上に、


が乗っていた(笑)。

いやん。




そして今週は

がスタート。ぎゃー。
わたしは、ちょっといやだなーと思いながら見たり聞いたりしてしまう人は、なにかが似ているのだろうと思っています。
アドラーシャンカラも気持ちよくなりすぎることがわかっているので、警戒してる。もっと自制心を身に着けてからじゃないと、と思う。そういう感じを察知させてくれる「今朝の三枚おろし」であります。



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文化放送 武田鉄矢・今朝の三枚おろし