五色園がこんなに大きな場所(ほぼ山)とは知らず、行ってみたらべらぼうに広かった。
ヨガクラスをした後に軽い気持ちで立ち寄って、宴に参加したり、おわびしたり、サットサンガに参加したり、エア書道を見たり、わーきゃー言っているうちに、日が暮れてきた。
暗くなると、かなりこわい。
お迎えされているのは…
やっぱり、親鸞さま♪ このとき62歳。
神主が夢のお告げで「権現様が現われるから、接待しろ」というのを見ていて、「おおっ。本当にいらした。さあさ、宴へ」というお話。
もっとここでいろいろ、見ていたかったのだけど
どんどん怖くなる、帰り道。
ブレアウィッチ・プロジェクト状態に。
「わーん。もっと見たかった〜」と、ここへ連れて来てくれたミエさんに言ったら「いやもう、なにがなんだか。何時間いたのわたしたち!」といわれた。
彼女とは何年か前にインドで知り合った。わたしが外国人を対象にインドでやっていたヨガクラス(英語版・なりゆき)を受けに来てくれた。勉強熱心で真摯な人だと思った。そんな経緯で名古屋でやることにした。
たまに人づてでヨガスタジオやグループから声をかけてもらうことがあるけど、今は本人が実際にヨガクラスを受けてくれたことのある人のお話だけ、うかがうことにしている。ロハスでオーガニックでおしゃれなスタジオから会ったことがないのに打診がくると、こわいと感じる。理由はわからない。
オーガニックすぎないところが素敵なミエさんは、この日「ヨガクラスを終えたら、うちこさんの行きたいというところへ寄って、"味仙" という有名なお店で名古屋名物の台湾ラーメンを食べましょうね〜☆」と、スタジオからあまり離れない範囲でローカル色のあるドライブグルメ観光を予定してくれていた。なんだけど、気軽にリクエストした場所がディープすぎた。
わたしも行ってみなければわからなかったという言いわけ材料はありつつ、はじめから、いくぶん説明不足ではあった。
ミエさん:うちこさんが行きたいっていう彫刻のあるところは、カーナビに霊園って出るけど、あってるかしら?
うちこ:あってる。宗教公園にアートがあるらしいの
ミエさん:あら、そうなのぉ。わたし、地元なのに知らないわそこ
わたしは、嘘はついてない。
ぜんぜんついてないのだけど、「テイスト」って言語化しにくいのよね…。
そういう言語化しにくいことって、じっくり何年も時間をかけて、距離を縮めていくものなんですね。