好きなカレー屋さんへ行った帰りに大きな通りを歩いていたら、なんとなく雰囲気に誘われて神社を見つけ、入ってみたら縁起の解説に疫病退散のエピソードがありました。
1712年の夏に伝染病が流行し死者が多数に及び、この社の五代目別当・菅原快円が紫燈大護摩を焚いたところ病が止まり、当時の人は「ごまの稲荷」と呼んだそうです。
2020年はこのような神社や寺院にある疫病の逸話に目が行くようになり、「300年経ってもこの災いを前にしたらもう祈るしかない気持ちになったりするものですよ!」と江戸時代の人に頭の中で話しかける。そんなわたしの頭の中の言葉がうっかり口から漏れていることも、もしかしたらあったかもしれません。
でも大丈夫。世間はやさしい。「ああ疫病の影響でこの人もいろいろ大変なのね…」と、ナマあたたかく見守ってくれることでしょう。
そして2021年はいよいよ来るか踊り念仏! ダンシング・マントラ2021! 準備ならいつだってできてる! カモン! くらいの勢いで足首と膝を回して新年を迎えたわたしですが、この神社へ行ったのは12月のこと。
なんの話でしたっけ? そうそう、参拝をしたという話です。ここからが本題です。
なんだか妙に神々しい一角があるなぁ、という感じなんですよぉ。
ラジオ体操ねえ。楽しそう。と思って入ったのですが、わたしの前後にもぽつ、ぽつと、ひとりで参拝にやってくる人がいました。
小さいのに、すごく雰囲気があります。
なんでそんなに口が四角いの?
ただの道なんですけどね。
妙に雰囲気のある一角でした。
地下鉄東西線「南砂町」駅と都営新宿線「西大島」駅の中間くらいにあり、どちらからも15分くらい歩くのですが、近くに砂町銀座商店街という破壊的に素晴らしい商店街がありますよ!
(この商店街はわたしがこれまでに行ったなかで、都内No.1と思っています)