うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

時代に合わせたチューニング。表示画像を大きくしました

たまにこういうちょっとした変更の背景の話を興味深いという人がいるので書きます。いまはモバイル(=ほぼスマートフォン)での閲覧が6割を超えているので半数の人は気づいていないと思うのですが、今年からPCやタブレットで表示されるページの画像サイズを…

あ・れ・も・ヨガ♪ これもヨガ♪ と愛の水中花状態であった十数年が過ぎて

ここでヨガのことを書くようになってから14年になります。うわぉ。わたしはヨガをはじめて1年くらいの時にブログを始めたので、そんなにヨガ暦と差がありません。そしてこれは2年前くらいから感じていることなのですが、あらゆるプラクティカルなことへの「…

わたしは誰からの信頼を得たいかと考える。欲しがられるのは別のこと

たとえば仕事を任されるとき、誰かから行事に誘われるとき、人間関係においてわたしが考え続けてきたことが、この冬に読んだ二冊の本によって進展しました。 東京で働いているというだけで、わたしはわりと多くの人と出会っているように思います。悪い人は刑…

林芙美子記念館へ行ってきました(東京都新宿区中井)

昨年から読みたい読みたいどんどん読みたい、という具合で、わたしのなかでブームがなかなか終わらない。うずうずしちゃって止まらないので、そのブームへわたしを引きずり込んだ友人を道づれに林芙美子記念館へ出かけてまいりました。友人はひたすら古い映…

或る女 / 平凡な女 / 美しい犬 林芙美子 著

昨年からこの作家の本をお風呂で電子書籍で読んでいます。 「或る女」という短編小説と「平凡な女」というエッセイで見せる著者の言葉が、並べてみるとまったく違う性格で大変興味深かったのでそれぞれ感想を書きます。そのあとで読んだ「美しい犬」という短…

屋久島紀行 林芙美子 著

圧倒的にパワフルな自然環境とそのなかで暮らす人々を見る旅をしたときの、あのぐうの音も出ない感じをプロが書くとこうなるか! という、まあどうにも完璧な紀行文。読み手に全く負担をかけないまま、その映像を脳内にどんどん展開させる。画家みたい。都会…

コーンケーンの街のこと。観光案内所・博物館・両替・鉄道駅周辺・市場(Khon Kaen)

コーンケーンは行けば楽しく魅力的な街なのですが、少し旅慣れていないとカンの働かせどころに迷いそう。わたしは5年前の「地球の歩き方」を頼りに歩いていたので、観光案内所が移転していたり旧鉄道駅が廃墟になっていたりして、少しドラクエっぽい動きをし…

コーンケーンで食べたもの(Khon Kaen Food)

コーンケーンはすべての食事がよい思い出。英語が通じないことばかりだったのに、おいしいものしか食べていませんでした。到着した夜は宿の近くの食堂でガパオライスと肉野菜炒めのようなものと白ご飯を注文して食べました。 これらで80バーツ。ふたりで300…

コーンケーンの街で、アート感覚あふれるカフェを見かけた(Khon Kaen)

コーンケーンは裕福な人がたくさん住んでいるのかな…。妙に尖ったカフェの多い、ふしぎな街です。なんか、おしゃれなんですよね…。 映画に出てきそう。 湖の近くにおもしろいお店が多くあります。 犬のいるホステル一階のカフェ 気になったのでこのお店に入…

Sri Nan Rd. と Lang Muang Rd. を歩く(コーンケーン / Khon Kaen)

コーンケーンで大好きになってしまった通りを紹介します。カタカナで書くとスリ・ナン通り、ラン・ムアン通りになるのかな。この道はおしゃれなカフェやお店がぽつっぽつっとある合間に絶妙なバランスで植木が咲き乱れ、無造作おしゃれが炸裂していました。 …

ブンケンナコーン公園と湖と近くの寺院ワット・タートゥ(コーンケーン / Khon Kaen)

コーンケーンは観光のために行くような目玉的スポットがないけれど、数泊して休む中継地としてすごくよくて、仕事さえあれば住みたくなる街でした。大きな湖とオープンで居心地のよいお寺、おしゃれでセンスの磨かれるカフェや植木が道にあふれ、スクーター…

英語表記のない「タン・ソーイ」という宿に泊まった(コーンケーン「Nong Wat 1 Alley」という道沿い)

コーンケーンで泊まった宿は名前に英語表記がないうえにまったく英語が通じず、すべてジェスチャーと勢いでやりとりしたのでタイトルに書くことができません。 【追記】このブログを読んでくれたタイ住まいの友人が読みと意味を教えてくれました 読む音は「…

バンコクのカオサンからコーンケーンへバスを乗り継いで行った

バンコクからタイの東北コーンケン県へバスを乗り継いで行ってきました。東北地方へ向かう長距離バスは北バスターミナル(モーチット・マイ)から出ているのでまずそこへ向かい、そこから長距離バスに乗り継ぎます。バンコク中心部は慢性的に交通渋滞があり…

ヨガは薬。腐り止め怒り止め狂い止めとして作用する

今日のタイトルは薬の「痛み止め」と同じように、止めは「どめ」。わたしはその日の練習が「腐り止め」になる日もあれば、「怒り止め」になる日もあれば、「狂い止め」になる日もある。そんなことをここ10数年で感じてきました。 変化を嫌う気持ちがあるとき…

なぜかずっと好きなものをしつこく分解すると、大切にしたい信条が見つかる

あなたには、子どもの頃からずっと好きなものはありますか?もはやこれは信仰ではないかと思うくらいに気がつくと想起する、目にすると反応せずにはいられない、耳にすればウキッとする、そういうものはありませんか? 40歳を過ぎても好きとなると、そりゃそ…

つんつんブラザーズ The cream of the notes 8  森博嗣 著

毎年12月に出版されるエッセイ。今年も読みました。ニュースを見てひとりで考えたことなど、日々ここに書かないけれども自分の中にある「こういうことだろう」を確認するかのように読む、今回はそんな読み方をしていました。いくつか、これはおもしろいこと…

82年生まれ、キム・ジヨン チョ・ナムジュ著 / 斎藤真理子(翻訳)

わたしはヨガをはじめた頃、インド人のヨガの先生から日本で暮らす女性はとてもしあわせなのだと言われ、その理由のインパクトの大きさですっかり自分の人生への印象が焼き直されてしまった過去があります。いまも半分くらいはその感覚でいます。外で仕事を…

Creativity 創造性 OSHO / 山川紘矢+山川亜希子 訳

これは昨年、同シリーズ「Courage 勇気」の後に読みました。 淡々と説いた説法をテキスト化したシリーズ。テーマは本ごとにざっくり分かれているだけで、いずれも「OSHOはマインドと瞑想についての説明がとてもじょうず」という感想。テキストで読むと少しヘ…

バンコクで食べたもの(Bangkok Food)

食事は同行者が行きつけのよう気に入っているお店があり、だいたいそこで食べていました。メニューがわかりやすくて注文しやすく、コーヒーがブラックで出てくるので安心なのです。タイはなにも言わないとアイスコーヒーが激甘、ということがあります。 カオ…

チャオプラヤー川の上を船で移動する。渋滞を避けて観光する(バンコク)

タイ旅行二度目にして、やっと船を利用できるようになりました。バンコクはとにかく渋滞がすごいので、メーターのないタクシーでの価格交渉が苦手な人は船をバスのように使えるようになるだけでかなり旅の難易度が下がります。今回は現地の友人に「船に乗っ…

カオサンからテーウェート市場・タイ国立図書館エリアを歩く(Talat Thewet / バンコク)

タイのバンコクはカオサンという宿街があり、とりあえずそこへ行けば宿が見つかります。今回は二度目のタイ。このあたりにいれば現地に住む友人とも会いやすいこともあり、カオサン周辺を拠点にしていました。このエリアの中でもわたしはプラスメン砦がある…

バンコクのリトル・インディア「パフラット市場」と「Tony's Restaurant」(Phahurat Market)

東南アジアの街を歩いていると、ふいにインドへ迷い込むことがあります。以前マレーシアのイポーで、そんなことがありました。 バンコクもチャイナ・タウンと隣接した場所にインド人街(リトル・インディア)があるそう。現地に住む友人と食事へ出かけてきま…

婚期 林芙美子 著

あたりまえにさまざまな色の自我を備えた男女の間で信頼関係が醸成されていく様子を短編で書くって可能なの?! という驚きをまたしてもあっさり超えてきた。「清貧の書」もよかったけれど、これもかなり後をひくおいしさ。26歳でオールドミスと呼ばれ29歳にな…

下町 林芙美子 著

不幸中の幸いのような流れでやさしい人と出会ってしまったときの、あのなんともいえぬ苦しい気持ちには名前がない。寅さん(男はつらいよ)の世界はその感じを匂わせているけれど、あの世界はなんというか、ちっともセクシーじゃない。 この小説は素朴なのに…

春にして君を離れ アガサ・クリスティー著 / 中村妙子(翻訳)

心理サスペンスとはこれかというような物語。でもこれはアガサ・クリスティー作品のなかでロマンス小説に分類され、出版当時は別名義で出されたそうです。アガサ・クリスティーの小説を読んだのはこれが初めてですが、こんなサスペンスがあるのかと驚きなが…

バンコク・カオサンの宿2軒「PLACE INN」と「Roof Garden」

バンコクでは到着日に一泊、帰国前に二泊しました。到着日はできれば北バスターミナルの近くに泊まりたくて、行けばなんとかなるじゃろかと思ったらぜんぜん宿がなく、以前泊まったことのあるカオサンエリアで宿を探すことにしました。「オー・バンコク」と…

チャトゥチャックの植木市場とDUM DUM Vintage At The Camp(バンコク)

経緯を書くと長くなるのですが、北バスターミナル(モーチット・マイ)とBTSモーチット駅は近いものと思い込んで行き、なりゆきで公園と園芸市場に着きました。 BTSモーチット駅とMRTチャトゥチャック公園駅が隣接 わたしはBTSをバス・ターミナル・ステーシ…

Khaek Pai Krai Ma / Nawin Rawanchaikul(Warehouse30・バンコク)

タイの首都バンコクにある Warehouse30 というアートギャラリーで開催されている「Khaek Pai Krai Ma」を観てきました。チェンマイで活動するインド系タイ人アーティスト Nawin Rawanchaikul(ナウィン・ラワンチャイクン)さんの作品展です。日本でも活動さ…