タイの首都バンコクにある Warehouse30 というアートギャラリーで開催されている「Khaek Pai Krai Ma」を観てきました。
チェンマイで活動するインド系タイ人アーティスト Nawin Rawanchaikul(ナウィン・ラワンチャイクン)さんの作品展です。日本でも活動されているということはあとで知りました。
この展示がとにかく素晴らしくて、久しぶりにゾクゾクしました。タイでインドをルーツとする人をよそ者っぽく言うときに、「Khaek」という言葉があるようで、テーマはそうなのですが、作品はなんというかもうとにかくその「混ざりっぷり」がかっこいい。
コミックも制作されていて、この絵のDr.スランプっぽいタッチがたまりません。
まあどうにもセンスがよいのです。
ああだこうだ言いながら、話しながら見ることができるのもいい。
「O.K. Store」の再現空間がすてき
作者の祖父・父の家業ショップである布屋さんの空間が再現されていました。
どこに目をやっても気になるものばかり。
なかでも・・・
このバッグのロゴデザインに目が釘付け。
「a day」というタイのカルチャー雑誌で特集されていました
作者が巻末特集で取り上げられているこの雑誌を記念に買って来ました。
写真を見ているだけでわくわくしてくる。とんでもなくおしゃれな雑誌なのですが、以下のサイトでちらっと見ることができます。
WAREHOUSE30というスペース
同じ倉庫空間のショップも大変おしゃれなことになっていて、なんというのこういうのは、最先端?
受け止めきれないほどの、ハイセンスの応酬。ハイセンスのわんこそば。ハイセンス特盛。ハイセンス全部乗せ。
向かいは骨董屋と家具屋
とにかく空間がゆったりしています。
N3「Si Phraya」(シープラヤ)という船の駅の近くです
アジアの中でもバンコクとハノイは格別にウォール・アートがおしゃれな感じがしますが、なんかもうすごいのこの駅(船の駅です)。
「WAREHOUSE30」は船着場からすぐのところにあるので、おしゃれなヤングについて行けばすぐにたどり着けます。
なんだか中目黒や清澄白河のような雰囲気でした。
▼英語で読める参考サイト