コーンケーンは行けば楽しく魅力的な街なのですが、少し旅慣れていないとカンの働かせどころに迷いそう。
わたしは5年前の「地球の歩き方」を頼りに歩いていたので、観光案内所が移転していたり旧鉄道駅が廃墟になっていたりして、少しドラクエっぽい動きをしました。新しい鉄道駅は新幹線のように頭の上を走っており、電車の本数が少ないので気づくこともなく最後の最後で気がつきました。
今日はそんなあれこれについて書きます。2020年版「コーンケーンの歩き方」です。
TAT(タイ国政府観光庁)はブンケンナコーン公園の前
観光案内所・TAT(Tourism Authority of Thailand)は湖の西側にあります。
ここです。
英語が話せる人がほとんどおらず(!)国内観光者向けなのかな…と不安になりましたが、英語で書いて説明することはやってもらえるので、ここでラオス行きの国境越えバスに乗るターミナルとバスの時間を調べて教えてもらうことができました。
以前は Prachasamosorn Rd. 沿いにあったようですが、いまは廃墟になっていました。
ここをあてにして来たので木につないだハンモックに乗ってくつろいでいたおじさんに聞いてみたものの、事情はわからず…。あとで博物館の人に聞いて、現在のTATへ行くことができました。
コーンケーン国立博物館(Khon Kaen National Museum)
コーンケーン国立博物館は近くに県庁もあり、コーンケーンのなかの丸の内エリアのような感じです。
敷地内は大きな公園。外にも遺跡のようなものがあります。
公園の中に、ちんまりした博物館がありました。入館料は100バーツ(380円)。
展示物は少なかったのですがとても居心地がよく、ここのスタッフの女性に「TATへ行ったら廃墟になっていた」という話をしたら、移転先のTATを調べて配車アプリで車の手配までしてくれました。配車アプリは事前に値段を確認できるのですごく便利であることがわかりました。
それにしても、親切な人だったな…。
両替は街なかの銀行か、鉄道駅北にあるセントラルプラザへ
コーンケーン国立博物館へ行く途中の県庁前のあたりでクルン・タイ銀行(Krung Thai Bank)を見かけました。
ここは両替ができます。
このエリアはカフェもあり、英語の話せる人に会える確率が高いです。
ほかには、鉄道駅から北に行ったところにセントラルプラザというイオンのような大きなショッピングセンターがあるので、そこなら確実にできるでしょう。
セントラルプラザ近くには観覧車ふうのなにかと、凱旋門風のなにかがあります。
旧鉄道駅は廃墟、新鉄道駅はさりげなくて見つけにくい
味わい深い電車の駅が見られるかと思い何度も駅を探したのですが、ぜんぜん見つかりません。
あの柵の中だよ! と言われた先を覗いてみると、廃墟になっていました。
柵に手を突っ込んで撮った写真です
新しい駅は新しすぎて見つけにくい! このへんにあるはずなのに…と思って注意していても見つけられない。
徒歩で行くとしれーっとスロープになっていて、あがって見ないとわからない展開。
でもあがってみると
立派な駅!
地上はさりげなさすぎです。
街なかではトゥクトゥクもタクシーも見つけにくいのですが、この近くまで来ればトゥクトゥクがいます。
ずっと「この街はどうなってんだ…」と思っていたのですがやっと謎が解けました。電車は上を走っているのです。よく見ると地上の線路はときどき人が歩いていました。
鉄道駅の少し東は市場
市場を見つけるとほっとします。
まる一日歩けば街の構造がざっくり把握できる規模ですが、タイは冬でも暑いです。
暑いなか歩いては食事をしたりカフェに入るという観光が好きな人には、コーンケーンはめちゃくちゃ楽しい街です。