うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

沖道ヨガ 溝の口(神奈川県川崎市)

沖ヨガの松義先生と大石先生が活動を再開したというので、今日は「沖道ヨガ 溝の口」へ。 すてきな和室で2時間、たっぷりゆっくりヨガを楽しみました。ヨガをはじめたきっかけ、調子の悪いところなどの簡単なインタビューと軽く挨拶のあと、準備運動をしっか…

秋葉三尺坊大権現 / 常安寺の奥(新潟県長岡市・旧栃尾)

また石川雲蝶作品の紹介ですが、ここは小林源太郎との合作がズドンとある、とにかくそれが見どころ。 「レノン=マッカートニーの代表作のような彫刻」を拝むことができます。 お寺と公園がくっついていて、公園の横にある「秋葉神社奥の院」に作品があるので…

野口法蔵(のぐちほうぞう・HOZO NOGUCHI)

この著者さんの本とは、地元のインド料理屋さんで出会いました。 なにげなく置いてあった本を、なにげなく開いて「こりゃ大変だ」と。 以来同時期に3冊読みました。天才バカボンと仏教のつながりも、「これでいいのだ」で知りました。 インド、チベット、ヒ…

心の訓練 ― メメントモリ(死を想え)チベットの命取扱い書 野口法蔵 著

序盤は各国の命の価値についての考え方、中盤でさまざまな仏教家の生きざま・死にざまが紹介され、最後にチベット経典「ヤマンタカ」の紹介があります。八木上人や佐々井秀嶺さんのエピソードも登場します。 内容はドスンとくる一冊なのですが、特に「ヤマン…

歪みは、鰻のタレのようなもの

近ごろ「わたしも均整法の整体へ行ってきました」というヨガ仲間がいて、よく話題になります。 これから行こうと思っている人に、「整体へ行っても、またもとの状態に戻っちゃうんですよね」と聞かれました。 そこから「戻るというよりも、また自分なりの歪…

調べまつがい

このブログには、いろんな検索ワードで人が訪れます。 ヨガはサンスクリット語が多いので、調べ間違いもけっこうある。そんななか、なぜかここにたどり着いてしまうようで、たどり着かれた側のわたしが見る検索ワードには、「ああなるほど、耳で聞いて、こう…

そしてまたわたしたちは身体論へ逃げるのか

ここ最近、オウム真理教信者の逮捕に関する一連のニュースをきっかけに、ヨーガ関連用語の検索でこのブログにたどり着く人が一時的に増えました。いま多くの日本のインストラクターさん、指導者さんたちが「ヨーガに対する世間の誤解ふたたび」と感じている…

イスラームの日常世界 片倉もとこ 著

これまでイスラームを有名な宗教のひとつだと思っていて、中東のニュースにいまひとつ理解が進まない原因も、ここにありました。「イスラム教」という名前で認識し、戒律の厳しい古い宗教のようなイメージを持っていた。 でもムハンマドって三蔵法師と同じく…

大前神社 大崎滝谷の清水(新潟県南魚沼市大崎)

おおさきじんじゃ、と読みます。 なんとなく誘われるような雰囲気で通りすがりに見つけました。八海山への登山道入口の近くにあり、湧き水が有名なようです。 平安時代に制定された「延喜式神名帳(えんぎしき)」の全国主要神社3132座の一社として記載され…

時宗総本山 遊行寺(神奈川県藤沢市)

清浄光寺(しょうじょうこうじ)というのが正式名称なのだけど、一遍=遊行、というわけで遊行寺の名前で馴染まれているお寺。5年前に立ち寄ったことがあるのだけど、その頃は一遍上人についてあまり知らなかったこともあり、雰囲気のいいお寺だな、くらいの…

片山洋次郎(かたやまようじろう・YOJIRO KATAYAMA)

沖ヨガの修正体操が野口整体や身体均整法に似ていたので、近しいところで整体にもなじんでいったのですが、潜在意識の部分については沖先生の時代の記述だと少しわたしには古く感じられるところがある。 「身体と時代のムードって、あるよな」と思っていたこ…

養老孟司の<逆さメガネ> 養老孟司 著

2003年の本。「都市化」「都会人化」への警告シリーズです。 第5章の「変わる自分、変わらない自分」は必読もの。オウム信者の学生との出会いエピソードもあります。 養老孟司さんの本を手に取るようになったのは、読者さんのかつてのコメントや、ヨガ仲間の…

瑞祥庵(新潟県南魚沼市湯沢町)

石川雲蝶作品が観られる曹洞宗のお寺。JR上越線「越後中里駅」から歩いていける場所にあります。(住所は湯沢町大字土樽4595) 中里は子どもの頃にスキー遠足で行ったので馴染み深く、なつかしい場所です。 行ってみたらなんとも美しく、JRのコマーシャルに…

龍谷寺(新潟県南魚沼市大崎)

石川雲蝶作品が観られるお寺です。ここは道を車で走っていると大きな看板があり、行きやすいです。 到着すると有名なインドグプタ王朝様式の建物が田園エリアにいきなり登場する。玄奘三蔵像もあります。 昭和40年落慶の観音堂「慈雲閣」 慈雲閣に入ると、な…

毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記 北原みのり 著

わたしは木嶋佳苗という人を「そんなにみんなでいうほどブスか?」と視覚的に感じていたので、「ブスなのに」というふうには見ていない。「モデルのような美人ではないけど」という感覚でいる。こういう丸っこい人が動くと、静止画の造形とは違うかわいらし…

身体均整法 金のたまごセンターで歪み調整

姿勢保健均整法(身体均整法)について以前本を紹介し、そのほかでも何度か触れてきましたが、先日池袋にある「金のたまごセンター」で全身調整をしてもらいました。道場のようなお部屋にヨガマットを敷いて、身体均整法養成講座の講師・卒業生スタッフさん…

ホーミタクヤセン ― インディアンの癒しの言葉 マリリン・ヤングバード / 福田 たまみ(訳)

野口法蔵さん監修の本です。 ホーミタクヤセンはインディアン・ラコタ族が治療に用いる言葉で、マリリン・ ヤングバードさんの英語を訳して出版されています。 前半はヨーガ・二ドラのよう。 病院へいくことはない状態でも、心身に疲れを感じたとき、ぐっと…

伊藤武(いとうたけし・TAKESHI ITO)

ヨガをはじめた頃になんだか面白そうだなと思って手にして以後、立て続けに夢中で読みました。 著者さんは、いろいろな面白い活動をされているみたい。 健康や精神へのメリットだけでは、わたしはヨガを続けようと思わなかったかもしれません。メリットを感…

神経のこと、脳のこと

以前紹介した「解剖学的女性論」は、女のヒステリーについて思いっきり突っ込んで書かれています。不快な人がいるであろう反面、やっぱりお医者さん作家の書くことはおもしろい。 気が変わりやすく、憂うつそうにしているかと思うと、すぐに興奮しだしたり、…

スーフィーの物語 ― ダルヴィーシュの伝承 イドリース・シャー 著/美沢真之助 翻訳

子供のころに西遊記に夢中になったときのような気持ちで読みました。 内容、翻訳、注記、付表、あとがきのすべてが丁寧に作られた一冊。イスラム教に予備知識のないすべての大人におすすめしたい。 この翻訳をした美沢真之助さんという方は、オルタナティブ…

越後の名匠 石川雲蝶 ― 足跡と作品を訪ねて 木原尚 著

今年に入ってから、石川雲蝶作品のある新潟県のお寺、神社探訪記を6つ(永林寺、西福寺、本成寺、石動神社、十二神社、穴地十二大明神)書きました。 どこへ行ってもあまり詳しい情報がなかったのですが、すばらしい本を見つけました。 そうそう、こういうガ…

ナヌークの贈りもの 星野道夫 著

ヨガ仲間のすすめで読みました。子どものために買ったら思いっきり大人向けの本だった、というような写真絵本。 星野道夫さんという方の存在を、この本ではじめて知りました。 ものすごく無垢に自然の法則を信じていた人なのだな、と、そんなことを思わせる…

はじめての刑法入門 谷岡一郎 著

「刑法の思想」への入り口もかねた本。いまのわたしには、ものを見る角度に鮮明さを与えてくれるような本でした。 この本は書店でなにげなく手に取りました。ちくま文庫・新書の棚が好きなので、いつものように巡回というかんじで。2009年の本ですが、いま多…

Webライティング成功の法則60 上原佳彦 著

気分転換に、仕事仲間のデスクにあったのを読んでみました。2007年の本なので、ケータイでブログ執筆をする人が爆増する前くらいの時代ですね。 企業がサイトで書く文章を想定したTIPSがベースなので、「日本人が書く日本語の情報として」「信頼の置ける文章…

穴地十二大明神(新潟県南魚沼市穴地)

石川雲蝶作品のある神社。昨日は十二神社を紹介しましたが、こちらは十二大明神。八海山エリアです。 住所が「新潟県南魚沼市穴地(あなじ)」これだけ。それでもたどり着けました。それだけスコーンと広大なエリアにある。県内の中でもこのあたりは格段に自…

十二神社(新潟県加茂市七谷地区・上土倉)

加茂にある十二神社へ行ってきました。 下越の雲蝶スポットを紹介するサイトを見つけたので、燕や新潟のかたは参考にしてみてください。 村の中にさりげなくたたずむこの神社は1200年代創建といわれているそうで、実際に行くと横溝正史の映画の映像の世界に…

これからのブログ、ここ1年の変化(5月のデータから)

久しぶりのアクセス解析日記です。 過去にはページビューの表示をしていたのですが、検索からの偶然の出会いを含め、画面に向かっている人とのエンゲージメント(いま流行ってるっぽいので使ってみた)の瞬間にはいらないインテリアだろうと思い、取り除きま…