ヨガ仲間のすすめで読みました。子どものために買ったら思いっきり大人向けの本だった、というような写真絵本。
星野道夫さんという方の存在を、この本ではじめて知りました。
ものすごく無垢に自然の法則を信じていた人なのだな、と、そんなことを思わせる人です。自然と生命のセオリーを壊すものについて教えてくれた人なのかもしれません。
わたしが子どものころは「野生の王国」という番組があって、いきなり冒頭でシマウマがライオンに食べられている映像から始まるような、そんな番組だったと記憶しています。食べて生きていくということを教育する題材が減ったいま、これはまず「お母さん」である人たちが読んでみたほうがいい。
生きていくというのは、きれいごとじゃないんだ。ということ。
大人のための絵本です。