うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

身体均整法 金のたまごセンターで歪み調整

金のたまごセンター チラシ
姿勢保健均整法(身体均整法)について以前本を紹介し、そのほかでも何度か触れてきましたが、先日池袋にある「金のたまごセンター」で全身調整をしてもらいました。道場のようなお部屋にヨガマットを敷いて、身体均整法養成講座の講師・卒業生スタッフさんが、ものすごく丁寧にゆがみ調整をしてくれます。
ここしばらくの気温や気圧の変化でいちどダウンして復活して、またしばらくすると身体が重くなるような、そんな毎日を繰り返していました。


わたしは気が張ると身体も張り、自力でゆるめられないところまでいって、そのまま何ヶ月も走り続けてしまうというのがお決まりのパターン。マッサージへ行っても、仕事や研究でまとめようとしていることがあるうちは、結局ゆるまない。身体がマシーン状態になりがちです。
100%のうちの40%くらいまではヨガで多少の調整が可能。というのがわたしの体感的実情で、やはり身体は気持ちに多く引っ張られます。



結論から書きますが、すばらしかった。
当日の夜から3日続くわかりやすい瞑眩(めんけん)反応がありました。好転反応ともいいます。
だるさ、尿の色、発熱。背骨まわりの気の通り。すべての面で反応が出て、スッキリする方向へ向かう。



(こんな展開でした)
自分ではできないけれど、「50分、どんな調整をするのだろう」という気持ちで行きました。
最初の15分くらいは、「左右差やねじれをチェックしているのね、ふむふむ」と。両脚のガス抜きのポーズのようなカタチ(寝た体育座り)で「左の膝がでてますね。左が出てるの、わかります?」と示され、「ほんとですねぇ」という感じで、半分お勉強モードで受けていました。

が。

腹ばいになったら・・・。気がついたら残りの40分が終わっていました。
完全にほぐされて、オチていました。イビキをかいて、ぐっすり寝ちゃいました。
左の膝が出ているわたしですから、オチたら即イビキです。セオリーどおりのわたしの身体。




確実に癒えます。とにかく手技が丁寧で、すばらしい。
でも「金のたまご価格」(50分で3000円)なんです。いいのでしょうか。ほんとにいいの?
効果が出るピークと言われる3日後に三点倒立で確認したら、しっかり左右の長さが揃っていました。


ヨガの身体の動きを見て「こういうことかな」と参照する友であった身体均整法。わたしの本はすでに付箋だらけなのですが、初めて50分受けてみたら、あらためて亀井進氏の研究のすごさがわかりました。
均整法をしっかり学んでいる人はいっぱいいるのだけど、世間的にはあまりアピールされておらず、密教的・秘儀的なところがあります。それだけ繊細なものなのですが、トンデモなものではありません。むしろ、おそろしくロジカルです。
マニアックにいうとそういうことなのですが、そんなことはさておき、ここでほぐしてもらうと普段どれだけ自分が「ゆがむことで頑張っているのか」を実感する。
金のたまごセンター」は東京・池袋で月曜に受けることができます。久しぶりに、「これはいい。多くの人に伝えたい」と思う体験。東京・埼玉方面の人は、ぜひ。