石川雲蝶作品のある神社。昨日は十二神社を紹介しましたが、こちらは十二大明神。八海山エリアです。
住所が「新潟県南魚沼市穴地(あなじ)」これだけ。それでもたどり着けました。それだけスコーンと広大なエリアにある。県内の中でもこのあたりは格段に自然の発色が濃い。
不気味な神社も好きですが、ここまでドスーンと
神社、ここでーす。と鎮座されると、こちらも「どうもどうもー」という気持ちになる。
ここは向拝の彫がとても細かい。動物いっぱい。
どこからか村人さんが軽トラでブーンとやってきて
「入っていいんだよぉ」と、開けてくれました。
「中にあるのは、彫りかけなんだそうで」と教えてくれました。
なるほどこうやって粗彫りしてから、細かいところに入っていくのかと、制作過程をみることができた。
穴地といわれるこのあたりは、とにかく小さな祠が多い。
どこも、神様たちが楽しそうにしている。村人がおいしいお酒を置いていってくれるから?
お神酒のレベルは最高峰エリアといえるかもしれないねぇ。
パワフルな木がいっぱい。いろいろな角度で舐めまわしてしまう。盗撮か、というくらい這いつくばって撮っちゃった。
新潟のなかでも八海山エリアはお酒とお米ばかりが有名ですが、新潟の美しさを伝えようと思ったときに、まず思い浮かぶのがこいういう新緑パワー。
わたしは中越地域の人間なので、神道なら八海山、仏教なら寺泊をプッシュします。(参考:良寛の五合庵)下越まで足を伸ばすなら親鸞ゆかりの地を訪ねるのもよいですね。
今年の夏休みはどこへ行こうかな、という人は、以下のサイトを見ながらぜひ新潟も候補に入れてください。
★にいがた観光ナビ
★うまさぎっしり新潟
★魚沼市観光協会
▼このほかの写真や記録のインデックス
●新潟県で石川雲蝶の彫刻作品をめぐる