うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

リグ・ヴェーダ讃歌 辻 直四郎 訳(その1:神様系)

インドにいる間、ずっとこれを読んでいました。 ちょうど旅の前に古本屋で見かけて入手。小さな文庫なのですが内容はこってり。行きの電車から帰りの飛行機までこれにつきっきりで、やっと読み終えました。そして、あとがきと前書きに「インド文明の曙」も理…

シュリ・シュリ・ラビ・シャンカールさんの豆本3冊

リシケシに行くと、Sri Sri Ravi Shankar(シュリ・シュリ・ラビ・シャンカール)さんの本やブロマイドをあちこちで見かけます。その類まれなる「ポージング・センス」は、一度見たら目が離せません。 去年インドへ行ったとき、がっつり釘付けになりつつも、深…

おしゃかさま(教育まんが) 大道社

過去に同じ出版社の「地獄と極楽」の感想を書きましたが、これは同シリーズの「おしゃかさま」です。 わたしは休みの日の稽古の後、時間があるとちょっと足をのばして東京近郊の気になるお寺へ行ってみたりします。この本はそこにポンと置いてあったのですが…

ウパニシャッドから、3つの小話(「インド文明の曙」より抜粋)

過去に「インド文明の曙」(辻直四郎 著)の紹介を1〜9章、10章のウパニシャッドの2回に分けて紹介しましたが、今日は第10章のウパニシャッド解説部分から、「ヤージュニャヴァルキア仙の遺誡」「ウッダーラカ・アールニ仙の教訓」「生死の秘密」の3つの訳を…

インド文明の曙 ― ヴェーダとウパニシャッド 辻 直四郎 著(10章)

昨日の続きです。今日は「第10章 ウパニシャッド」を紹介します。 ウパニシャッドの教えはヨーガのなかに頻出するのですが、非常につかみどころのないものというか、「無について、そこに意味づけをしないで語り続けるインド人のアレ」というふうに感覚的に…

インド文明の曙 ― ヴェーダとウパニシャッド 辻 直四郎 著(1〜9章)

この本を読む前に「リグ・ヴェーダ讃歌」を読んだのですが、その解説に本書も併せて読むと理解が深まるとあり、帰国してさっそくこの本にとりかかりました。リグ・ヴェーダの解説本という位置づけ。 返却期限の関係と、順序的にもこちらの本のメモを先に残し…

弱い犬ほどよく吠える 日本とインド、死生観と哲学

ふと思いついたことがあって。 わたしはわりとインドの思想や哲学を身近に感じる生活をしていて、頭とハートの中では二重人格的に日本人とインド人の間をいったりきたりしている。 ヨガの師匠やホームステイ先のインド人兄弟、インドで知り合った人々との会…

インド旅行の予算と持ち物、まとめINDEX(リシケシ2度目)

3月20日からのインド旅行の様子をここ3週間くらいでゴリゴリ書いてきましたが(全日程、記事を埋めましたよ!)、今日はそのまとめ。 インドに足がついて滞在した時間は実質まる10日。前回はシルバーウィーク(9月)で直行便チケットが取れず乗り継ぎ便で行…

シュリー・オーロビンド・アシュラム(デリー支部)へ

今回の旅の目的地のひとつに、ニューデリーにある「Sri Aurobindo Ashram - Delhi Branch」へ行ってみたいというのがあり、デリーへ到着した日に友人にお願いしてみたら、最終日に連れて行ってくれました。(参考:2012年に行ったポンディシェリーの本部) …

インドの車窓から(バス、ジープ、オートリキシャー編)

今回の旅日記で「インドの車窓から」として過去に「インド鉄道編」「タクシー編」をアップしましたが、今日は「くるま編」。バス、ジープ、オートリキシャーから見た風景をお送りします。 まず、上の写真のチョイスの話から。これは、デリーの道端で撮りまし…

クンブメーラと町の聖者さん

今回の旅では、ちょうどクンブメーラ(Kumbh Mela)というヒンドゥー教のお祭りの期間にぶつかっていました。 クンブメーラについては、ニュースの解説をご覧いただくのがいちばん早いでしょう。 ■1000万人が沐浴、ヒンズー教の「クンブメーラ」(AFPBB News…

インド空耳アワー(親方のヨギすぎる空耳)

インドに限らず海外へ行くとけっこうあるのが、空耳。 わたしはインドで「あれ? いまあなた、"たくあん" とおっしゃった?」みたいなこととか、あとは、「ダイジョブ」と聞こえることがあったり。 「アッチャー」はもう誰もがしている空耳でしょう。「良い…

唯一の買い食いリピ買いは「パコラ」

うちこはあまり「買い食い」というのをもともとしないので、インドでもしないのですが、パコラだけは別格。 朝稽古の帰りにミカちゃんが買って、少し分けてくれたパコラが初めて。 写真に載っているくらいの手のひらに乗る量で、10ルピー(21円)。 これだけ…

ガンダムとインド

ゲストハウスでいつもご飯を施してくださったミチコさんは、ヒンディが話せます。 少しずつお互いを知るにつれ、旅も後半にさしかかったある日の夕食後、「うちこさん、もしかしてガンダムの話、いける人?」とネタフリが。 ひとまず「初期のなら多少・・・…

サッチャダム・アシュラムでカレーをいただく

今回の旅で、初めて「アシュラムでの食事」を経験させてもらいました。 短期間のうちに一人で勉強をする時間をできるだけ確保したいので、ゲストハウスからあちこちのクラスへ通うスタイルをとりますが、アシュラムというのはそこに滞在している人でなくても…

カマル親方とTattvaa Yogashala

夕方は毎日、前回の旅でお世話になった親方のところ(Kamal's Tattvaa Yogashala)へ通っていました。アシュタンガ・ヨガです。 今回から呼び名が「親方」に変わってます。今回の旅でほかの先生のハタヨガ・クラスに参加するうちに、自然に起こった自分の中…

インド珍商売

今日は、町で見かけたさまざまな「ビジネス」のスナップ。 はじめに書いておきたいのですが、このビジネスは、いずれも 40度近くの気温の中で、ジーッと営まれています。 「仕事というのは、能力、技量を世に生かさせていただくこと」なんてそれっぽい書き方…

町のサドゥーさん

リシケシでは「ババ」という呼び名のほうが親しまれていますが、昨日の日記でもサンディープ先生が解説されているとおり、ストリート発の隠遁生活者? といったような人々。脱サラして一時的にババをやっているような人もいたり。 親しげに話しかけてくるバ…

花の発色の明るさ

気候や風土と草花の強さ、発色の相関関係は、見ていると本当に面白い。 人の気質の相関関係と同じくらい、面白い。 一神教のエネルギーは、砂漠のような気候の厳しいところだからこそ、みんなで一斉に願う祈りがひとつになるというが、脳みそドローンとなり…

サンディープ先生のハタヨガ(SAI YOGA RISHIKESH)

朝はハタヨガを学ぶ毎日だったのですが、最終日だけはラジェンドラ先生が学校の試験だとかで、クラスがお休み。その日だけ、ふたつ隣の建物の中にある「SAI YOGA」というアシュラムのクラスに参加しました。 ここは朝8時半開始で2時間のクラスでしたが、最初…

ラジェンドラ先生のハタヨガ(グラブナガル/タポバン)

★2013年2月追記★ ラジェンドラヨガセンター(グラブナガル/タポバン)はこちら。 ▼以下は2010年4月5日の日記です(旧プレイスです)今回の旅では、朝にハタヨガを8回(8モーニング)行いましたが、そのうち6回はラジェンドラ先生の指導を受けました。ちょっ…

シュリンダー先生のハタヨガ(RAJ DEEP HOTEL)

今回の旅では親方の道場で朝のクラスが開催されていなかったので、朝は別の先生のところでハタ・ヨーガを習いました。到着翌朝はゲストハウスの近くにあるRAJ DEEP HOTELで開催されている朝8時のクラスへ。 講師はリシケシで人気の(特に西洋人に)シュリン…

ゲストハウス生活(SARIKA THE SANCTUARY)

今回もゲストハウスはカマル親方に紹介してもらいました。親方の住む建物の向かいにある「SARIKA THE SANCTUARY」というゲストハウスです。ここはロビーと共有キッチンを中心に8部屋くらいのゲストルームのドアがあり、部屋から出ると「ハロー」みたいな形式…

インドの車窓から(タクシー編)

昨日のインド鉄道編に続いて、今日はタクシー編です。 今回もハリドワール駅からリシケシのラムジュラというところにあるタクシースタンドまで、行きはタクシーで行きましたが、今回は「乗り合いタクシー」です。インド人のお姉様たちと。楽しい様子は動画で…

インドの車窓から(インド鉄道編)

今回もデリーからハリドワールまで、電車の旅をしました。チケットはもちろん、事前にネットで日本から予約。本当に便利ですインド旅行。今日はそんな楽しい電車の旅の様子を写真&動画とともにご紹介します。インドでたまに出くわす、便座なし坂道トイレも…