今回の旅日記で「インドの車窓から」として過去に「インド鉄道編」「タクシー編」をアップしましたが、今日は「くるま編」。バス、ジープ、オートリキシャーから見た風景をお送りします。
まず、上の写真のチョイスの話から。これは、デリーの道端で撮りました。黄色が、「LOOK」。「CAUTION」「ATTENTION」じゃないんだぁ、って思ったんです。
「LOOK」には「見回す」という意味もあるので、「注意して見てね」で、前後の「STOP」「GO」の流れで「LOOK」が当たり前といえば当たり前なんだけど、日本だと「注意」のほうを推しますよね。なんだか気になったというだけなのですが。
話を乗り物に戻します。
■まずは、バス編
今回の旅で、うちこはバスに乗ることを全く予定していなかったのですが、最終日にリシケシからハリドワールへ向かうのに、当日になって決行された交通規制で急遽オートリキシャーからバスに乗り換えることになりました。早朝5時前のできごと。なので、車窓からの風景は真っ暗。でも、人々の動きはちょっとわかる。
リシケシから約50分くらい。クンブメーラでにぎわうハリドワールが見えてきたところ。
みんなが降りるところ。基本「われ先に」なんだけど、「ほら! 着いたよ! 降りようよ!」と誘われるところが日本と違う。
■次に、乗り合いジープ
これは自分が乗ったわけではないのですが、町を走っている近距離移動の乗り合いジープの光景。
まー、基本、乗れるだけ乗るわけです。カメラを向けると、めっちゃスマイルくれますよー。
■最後に、乗り合いオートリキシャー
これは、通算3回乗りました。1キロくらいの近距離移動はひとり5ルピー。
さゆりちゃんの部屋から一緒に移動するところ。
これは、最終日にハリドワールで飛び乗った早朝のリキシャー。朝6時ごろかな。
インドといえば、乗れるだけ乗る「日本の感覚で言う乗車率500%!」の印象があったりして、「もぉ大変!」と漠然と思っている人が多いようですが、今回の旅ではそんなことはありませんでした。前回の旅では、寝台列車で目覚めたら一人がけの寝台車の向かいに5人座ってトランプをしている光景(参考日記)に会ったりしましたが、まったくイラつく気すら起きないノリです。
先日会社仲間とランチへ行ったときにダンマ君が「逆にインド人が田園都市線の映像見たら、なんじゃこりゃって思うかもね」と言っていたのがまったく本当にそのとおり、と思う。
インド人は、笑ってしゃべってトランプして乗車率100%越え。日本人は、ボディタッチに気を使いまくって神経使って100%越え。
満員電車は寿命が縮まるというけれど、自分で縮めているっていうのもあるね。