うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

シュリー・オーロビンド・アシュラム(デリー支部)へ

今回の旅の目的地のひとつに、ニューデリーにある「Sri Aurobindo Ashram - Delhi Branch」へ行ってみたいというのがあり、デリーへ到着した日に友人にお願いしてみたら、最終日に連れて行ってくれました。(参考:2012年に行ったポンディシェリーの本部
シュリー・オーロビンド(オーロビンド・ゴーシュ)さん(リンクはWiki)については、そこで作られるプロダクトの素晴らしさを友達から聞いていたり、この日記でも本の感想のところでちょいちょい書いてきました。うちこは、ヨーガと宇宙について語られる場面で引用されるこのかたの言葉に、「異常にロジカル」な浸透感を感じていて、そんな理由から「近くで感じてみたい」と思うようになりました。

「アシュラムをぐるっとまわってみました」というだけの観光レポートですが、それだけでもたぶん伝わると思う。恐ろしくインテリジェントな、この感じ。資金もパワーも、引き寄せてるなぁ。グイグイ感じます。
そして実際行ってみて、書物を読んだり調べものをしていくなかで、このかたの思想に触れるときには「その政治的背景」への予備知識がないと正しく認識できないな。と思いました。


デリーの中心地(コンノート・プレイス近辺)からここまで、車でだいたい40分くらいでした。
デリーの家族の自家用車で連れて行ってもらったのですが、大きな幹線道路が近くにいっぱいあったので、バスでもリキシャーでもアクセスが良さそうです。(地図



駐車場から、アシュラムのメインホールの反対側の風景



駐車場から降りて



アシュラムに入ってみる。



立派な中庭。



アシュラムのハブになっているあたり。キャンパスですな。



中はこんな感じで、建築物も立派



食堂の風景






外庭と、別建てホール周辺



アーサナのヨガクラスもあります。



図書館? というか、なんか数学館っぽいの。
このホールの周辺あるさまざまな張り紙が、、、



はいきますよ、インド式の謎かけ。




繋がった張り紙の上と下です。
「Beauty of Mathematics」とは、インドっぽい!



MATH - E - MAGIC
利益とコスト計算以外の数学は苦手。きっとついていけない。



まあとにかくこれらに、「ここ、すごそう」と圧倒され……
そんななか、友人たちは受付のおばさまに質問しまくっていて


 ステイもできるらしいけど、
 今度インドへ来たときは、家からここに通えばいいね!


ってね、ヨガ以外のこと、全部きっと今の状態ではついていけないのよわし。
そもそもね、英語かなりあやしいでしょわし。



そして、売店へ。


たしかに、すんごいクオリティ。代官山にあってもおかしくない内容。
女子は絶対全員、「きゃぁぁぁぁっ!」ってなる。うちこでもなったくらいだから。



残金が230ルピーあったのだけど、結局本ばかり買いました。
本6冊(ばらついてるけど1冊平均32ルピー)と、ポプリひとつ(24ルピー/50円)と、携帯にぶら下げるチャーム(10ルピー/21円)ひとつ。合計226ルピー(475円)。買えるだけ買った。
本は、ヒンディと英語でそれぞれ出ていました。どれも、機関刊行の小さなもので、タイトルにYOGAとあるものが6冊。最初買ったポプリとかアロマオイルとかをレジで戻して3往復して、これらにスッポリ落ち着きました。
うちこの英語レベルでもかなり頑張れば(それでも、かなりよぉ)読めそうな薄さなので買ったのだけど、一冊読むのに2週間かかかる速度。理解レベルの品質も怪しいです。完全に「運動神経」で読んでます。


ここでは「アシュラムをひとめ見ることができればいいや」と思っていたので、リシケシ⇔ハリドワールで交通アクシデントがなければ、この本代はオートリキシャー代金になっていたお金。ドンピシャでこわい。(残金を残さない計算と予定が細かいんです、わし)
「もっと勉強せい」とお尻を叩かれているような気分になりました。