うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

クンブメーラと町の聖者さん

今回の旅では、ちょうどクンブメーラ(Kumbh Mela)というヒンドゥー教のお祭りの期間にぶつかっていました。
クンブメーラについては、ニュースの解説をご覧いただくのがいちばん早いでしょう。

 ■1000万人が沐浴、ヒンズー教の「クンブメーラ」AFPBB News


こちらの記事もわかりやすいです。

 ■サドゥが裸でねり歩く。世界最大級の祭り インドのクンブメーラ


リシケシでも、全身に灰を塗った聖者さんに道でお会いしました。
これはそのときは普通の光景。親方も道場のサイトにありのままの状態を載せているので、うちこもそのようにします。



みんな、集まる。そして、祈る。



全身に灰を塗ってお祭りに参加する人はそれはもうものすごい数。当然みなさんがこのようなスタイルなわけではなく、道場仲間のさゆりちゃんが会った聖者さんの写真で見た人は、アダモステ? みたいな、ポヨンとした人でした。



朝稽古で一緒だったタケシさんが動画を撮ってくれました。この聖者さんは英語の発音がすごくきれいで、「よく来たね〜」と、いろいろ話しかけてくれました。とっても素敵な人。
一瞬うちこがしゃがむのは、「わたしはあなたの足元よりも下の(足元にも及ばない)人間です」という意味の動作。8年前にデリーでホームステイをしたときに、ディワリで訪れる年配の人に家族が行なっていて、教えてもらいました。わりとこういう場面でよくやります。




おでこに灰。


帰りに聖地ハリドワールからデリーへ戻る日が、このお祭りでみんながハリドワールにやたら集まる日にぶつかってしまい(長いお祭り期間中に、その日はちょいちょい突然決まる)、まったく予定通りに事が進まず、最終日には「今日はデリーへ(=日本へ)帰れないのではないか」と思うアクシデントがありました。
乗り合いリキシャーにギリギリで飛び込んだり、とにかく乗り継いで、かつ足で走りまくった。「帰る」という意思が折れてたら、たぶん今ごろは…… 「裸になって、なにが悪い!」というマントラを唱えていたかもしれません(笑)。

マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーの元を離れるとき、車が壊れたりのアクシデントに会いまくって前に進めなかったときのジョン・レノンって、こんな感じだったのかな? なんて思いながらなんとか帰ってきましたよ。
その様子は、後日書きます。