うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

これからこの人を知っていくのかな…と思ったときに、いきなり太鼓とバチを渡される

先日友人と雑談していたら、あることを思い出しました。その感じを話したら、友人も同じような経験をしていました。気になったのでこの性質について少し考えてみました。有名大学出身であるとか有名企業に勤めているとかいたとか有名人と友だちであるとか生…

「トシ」とか「チューネン」というフレーズは、そういう鳴き声みたいに使ってる

わたしが週末に開催しているヨガクラスはアーサナの部分がアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガなので、「もうトシだし…」なんて言いながら参加に悩んで、でもおいでになるという方がいらっしゃいます。アーサナの部分が、と書いたのはそれは全体の7割だから。…

最初の悪い男 ミランダ・ジュライ著 岸本佐知子(翻訳)

先日、わたしのブログを長く読んでくれている人から「最近のうちこさん、オープンになってる感じがする」といわれました。白状します。これはまぎれもなくミランダ・ジュライ効果です。冬に読んだ「あなたを選んでくれるもの」「いちばんここに似合う人」の…

劣等感の断捨離

わたしには「お気に入りの劣等感」があります。まだ少し残っているかな。これは他人が代わりにあっさり捨ててくれることによって気がつくので、捨ててくれる人が現れないとそのままになりがち。現れても「あら、見た目がボロいから捨てられちゃったか」なん…

尾骨が出ちゃう感じは、尻尾を振っちゃう感じ

「反り腰」と「尾骨が出る」はまったく同じことではないのですが、癖としては似ているので今日は尻尾の観点で書きます。少し前に書いた以下の内容で「反り腰で姿勢をよく見せようとする」の箇所で用いた写真に尻尾を書いてみましたよ。 ワンワン!わかります…

お弁当持参生活のメンタル面の効用。少し先の自分のために、なにかをしてあげること

社会人生活20数年にして、はじめて自分で手作り弁当を持参する生活をはじめました。いままでおにぎりやフルーツしかやったことがありませんでした。この新習慣の精神面の効用がすごいので、今日はアツく語ります。 なんでもっと早くお弁当にしなかったかなぁ…

全ての流派に通じる、現代の太極拳バイブル 太極拳パワー 「ARCプロセス」で、内部エネルギーを足から手へ! スコット・メレディス著 / 大谷桂子(翻訳)

習いはじめて一年以上経ったので、太極拳の本を手にしてみました。運動やボディ・ワークは身体の中に照合するストックができてから書物に触れるようにしています。先生が知識はあとでいいとおっしゃるのでいまも型の名前のようなものすら覚えておらず、「ゆ…

友人関係と友情の多様化

わたしは高校時代までの友人知人との交流が20代なかば以降ありません。あまり気にしてこなかったのですが、生まれ育った土地と縁が強く結びついていません。 お金にまつわる破壊の力がはたらいた親族とは広くつながりがなく、30代の後半は親族の名を出す人か…

中年女の深夜の特訓

先日、東京へ買い付けや仕入れ先回りにやってくる地方在住の友人がうちへ寄ってくれました。夜パジャマに着替えながら、その日仕事の合間に思わず買ったという膝サポーターを見せられました。「今日こんなの買ったの。歩いてたら膝が痛くて」と。どうしたの…

日本の腰痛 誤診確率80% 北原雅樹 著

こういう本はタイトルであおるのが定型のようになっているけれど、この本はおもしろかった。タイトルに込められた「誤診」の意味はたくさんあって、なかでもわたしが共感したのは「骨だけじゃなくて筋肉の問題でもある。レントゲンを一神教のように崇拝して…

むっちり、セクスィな字がすき

真言宗のお寺や墓地で目にするあの呪いっ気のある文字はサンスクリット語の文字が中国で梵字になって縦に並んでいるもの。筆書でおしゃれに仕上げるもんだよまったく。かねてより中国の人はさぞかし縦書きにこだわりがあるのだろうと思っていたら、書く文字…

変わったタイプ  トム・ハンクス著 / 小川高義(翻訳)

トム・ハンクスの映画を観たことがない。メグ・ライアンの映画を観たことがないのと同じような理由で。あんなに王道の感じのよさをまとった人の出る映画が自分に刺さることはあるまいと、わたしは「観ないリスト」のほうへ入れてきた。キャサリン・ゼタ・ジ…

反り腰で姿勢をよくしようとしがちな人の腰痛に。腹圧エクササイズ

腰痛にもいろいろありますが、今日は猫背タイプの腰痛の話ではなく「いっけん姿勢よさそう」に見えがちな反り腰の腰痛の話です。わたしは日常的には腰痛がないのですが、アジア旅行で猛烈におなかを壊して数日間水も飲めない日々を送ったり、断食をすると腰…

生きるとか死ぬとか父親とか ジェーン・スー著

最後の最後の最後までテレサ・テンの歌の題名にもなった漢字二文字を使わずに綴られる父親の別の顔と、遺品から発見される母親の高額な服(未使用)。ラストで紐解かれる家庭内ミステリー。家庭の中での役割を24時間、設定どおりにこなせる人なんてきっとひ…

過去の自分の不完全さに怒り続けること

先日、どう考えても感謝が前面に立つしかない状況の中で、過去の自分の不完全さに怒り続けている自分に気がつきました。ちょっとした会話をきっかけにわたしの過去の作業の手違いに気づいた方が、最悪の事態を避けるべく調整の提案をしてくださったのです。…

純粋な風邪での、久々の発熱&断食でスッキリ

なんと二年ぶり。やっとふつうに風邪をひいて発熱することができました。熱は一日で下がってしまいましたが、胃のほうはしっかり食べ物を拒絶してくれたので、2日ちかく断食できてスッキリしました。 純粋な風邪での発熱というのは、アジア旅行で始まる下痢…

シャンティというのはどういう感じか

人にはいろいろな心の状態がありますが、自分の中でそれを示す言葉のバリエーションが少ないことを知らぬまま年齢を重ねてあれよあれよと数十年。わたしは30代の後半からサンスクリット語の単語にたくさん触れるようになり、こんなふうに "穏やかでない" と…

ヨガ教室でハートブレイク。でも、オープンマインドネス

日本でもインドでも、ヨガ学校の先生の経歴やプライベートについて、長期間そこにいることでわたしが質問窓口のようになることがたまにありました。「あの先生は偉い先生なんですよね?」「先生の先生は?」「先生はご結婚されてるの?」「お子さんは?」「…

長く寝られるようになってきました

今年の冬から長く寝られるようになっています。ここ数年マラソンの距離のようにじわじわ連続睡眠時間を伸ばしていって、なんと8時間も連続でいけたりする。子供の頃はもっと連続で寝ていたのにな。10年前はいつもなんとなく締め切りに追われているような感じ…

別の立場や価値観に触れる時間を意識的に作ること

たまに予定を聞かれるのですが、今年はまだ読書会開催の計画を立てていません。昨年からわたしの視力が変化期のようで、もともと乱視と近視がちゃんぽんであるところに老眼が差し込んできているのだと思うのですが、以前は疲れなかったテキスト作成作業(そ…

カルマヨーガのやり方は検索しても出てこない

ネットで検索すれば答があるだろうと考える人が多い時代。データを見ていると「おっとそれネットで探す?」というワードを見つけることがあります。「カルマヨーガのやり方」というのも、そのひとつ。こういうのは検索してもバシッと決めつけてくれるような…