今年の冬から長く寝られるようになっています。ここ数年マラソンの距離のようにじわじわ連続睡眠時間を伸ばしていって、なんと8時間も連続でいけたりする。子供の頃はもっと連続で寝ていたのにな。
10年前はいつもなんとなく締め切りに追われているような感じで夜に6時間以上寝ることが少なく、かといって仕事ばかりしているわけでもなくて、それはそれでリズムになっていました。今もそうですがわたしは長く寝ると背中が痛くなるので、乗り物の中で揺れた状態で寝るのが好きです。最高の睡眠は昼間に電車の中で日光を背中から浴びながら寝ること。これをやるとものすごく疲れがとれます。
夜に眠れるようになったのは、照明を変えたり食生活を変えたり日光がじゃんじゃん入る部屋で寝るようにしたり、さまざまな調整の積み重ね。夜は静かにしているかゆったり運動しているかの二極化が進んでいます。以前は飲んでるかめちゃくちゃ運動しているかの二極だったので、ずいぶん変わったものです。
いちばんの理由は
目が疲れたから寝るかしかない
これです。目のバイタル。
これまで知覚が外へ外へ向かっていてそれに器官が応じてくれていたんだなと、いまさらながら思います。いまは器官のほうが「はい本日は閉館でーす。また明日」と店じまいをしてくれる。なんだか自分の中で過剰なお客様サービスをやめたような、健全な運用になってきた気すらします。
