たまに予定を聞かれるのですが、今年はまだ読書会開催の計画を立てていません。
昨年からわたしの視力が変化期のようで、もともと乱視と近視がちゃんぽんであるところに老眼が差し込んできているのだと思うのですが、以前は疲れなかったテキスト作成作業(その都度作成するもの)が疲れるようになってきました。
なんかいい方法ないかなーと思いつつ、もう少ししたらメガネをつくりなおして…、と様子を見ています。身体は全部つながっているので、身体を動かす方も優先しつつそのようにしています。
家の照明は暗くなり、読書量は格段に減り、入浴時間と睡眠時間が増えました。目を使う作業はインドの書物を辞書を引きながら読む労力のために残しています。ここ数年続けているこれが、疲労に影響してきているかもしれません。これはこれで一日でも若いうちにやったほうがいい気がするので続けています。
とはいえ、読書会のような機会を設けようとした意図は今も変わらず持ち続けています。
わたしは、こういう時間があるとよいなと思っています。
他者に迷惑をかけないことと、目の前の相手の希望通りにすることを混同しない思考の練習を「物語」を題材に意識的にやる。
自分が関わっている環境でのナウな価値観とは少し距離を置いた、別の社会・価値観に触れる時間を作る。
とりあえず捨てたふりをしたけれど、実は燃料になってくれていたかもしれない根本意識を、ネガティブな面も含めてどぶさらいのように見てみる。
わたしは読書をしていると、どぶの中から無くしたと思っていたおもちゃが見つかることがあります。そのおもちゃは今はもう遊ぼうと思うものではないけれど、かつてはたしかに自分の感情を動かしたもの。これを見直すと、いま自分の中でよくわからない燃えかた・くすぶりかたをしているものとつながっていることがあります。
これまでの読書会の感覚はまだ記憶していますので、暖かくなって視覚器官を中心とした部分の調子が戻ってきたら(肩こりとか、いろいろぜんぶつながってるのよね…)また参加いただけるみなさんとお話ししたいと思っております。社会の中での立ち位置をいったん置いといて話せる時間って、貴重ですもんね。
それまでは、わたしも身体のほうから柔らかくしていくアプローチを自分のために続けます。
これおもしろいよー