うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

後屈クラスのリクエストにこたえられない理由

たまに「後屈にフォーカスしたクラスをやってください」と言われることがあるのですが、これはまだ自分のなかにあるさまざまな「点」が「線」としてつながっておらず、中途半端なシナリオしか描けていない状況です。 そんな理由から、ゴメンナサイm(._.*)mし…

野分(のわき) 夏目漱石 著

小説としては短めで、講演録の「道楽と職業」「文芸と道徳」「中味と形式」に似た話を、道也先生という人物が語ります。 物語は、今でいうと「イタい」とか「中二病」といわれてしまいそうな高柳君の行動を中心に進みます。小説の形式をとりながら「こういう…

初心者用ヨガマットケースを作ってみた(シックな永谷園ぽいバージョン)

雰囲気で名前をつけているのでだんだんネーミングが苦しくなってきましたが、手作りヨガマットケースの新作が4つできました。 ベルトを外してヨガの練習に使えるようになっている「初心者用ヨガマットケース」は、なんかこれいいなーという布を見つけたら作…

ダナンのビーチで、巨大クラゲと美少女に遭遇

ダナンは居心地がよくて4泊しました。1日目は商業都市エリアで、そのあとはビーチで過ごしました。 ビーチでの1日目は海に入りませんでした。残りの日々は海に入って過ごしました。今日は、海に入らなかった理由などを書きます。 :W400 :W400 到着したときは…

ベトナムのIT事情

ベトナムはフリーwifiでネットには不自由しないと聞いてはいたのですが、ここまでか! と驚くほどネットインフラが良い。 宿やカフェはもちろん、駅も高速バスの中もwifiが使えるので、翌日に泊まる宿をネットで予約しながら移動するなんてこともできます。 …

マグリット展(国立新美術館・乃木坂/六本木)

今週末まで東京、そして来月から京都へ向かう「マグリット展」を観てきました。「絵に感情はありません。感情は見る人の中にあります」 「わたしの関心のあるのは、哲学ではなくイメージです」などのメッセージが添えられているのですが どうにも哲学的すぎ…

Son Tra 1 Hotel(KHACH SAN SON TRA Da Nang / ダナンの宿)

ダナンでのふたつ目の宿は、「ソントラ 1 ホテル」。ここは事前に Agoda.com で見ていて、とりあえずこのホテルの近くまで行って、近所にほかのホテルもあればそこも見つつ、適当に決めようと思っていました。 東南アジアの旅の宿は、日当たりが悪いとカビ臭…

GREEN TRAN HOTEL / NGOI NHA XANH(ダナンの宿)

ダナンでは2つのホテルに泊まりましたが、ひとつめはこちら。到着した日は暑い時間にかなり歩き、2件見て2件目のこのホテルにしました。 大通りでレストランへの誘いを受けたときに、断りがてら「わたしたちはレストランを探しているのではなくて、宿を探し…

空海「秘蔵宝鑰」 こころの底を知る手引き 加藤純隆・加藤精一 翻訳

まえに感想を書いた「三教指帰」と同じ翻訳シリーズ。 読んでビックリのおもしろ小説「三教指帰」は20代の頃に書かれたものでしたが、この「秘蔵宝鑰」は50代のときの著作。著作そのものについては「空海の著作ペディア」での解説が詳しいです。 これを読む…

「草枕」(シス・カンパニー公演 日本文学シアターVol.2)

お芝居の「草枕」を観てきました。別の日に2度、観に行ってきました。 あんなに小さい空間で、こんなことができてしまうの?! という驚きの連続。 この作品は最後の「電車」の場面が見せどころ。そこを、あんなふうに表現するなんて!。びっくりした。小説以…

ドンホイからダナンへ(ベトナム鉄道)

ベトナムへ来てはじめての電車。ハノイからホーチミン(サイゴン)までを結ぶ国有鉄道で、ベトナム統一鉄道と呼ばれたりもしているそうです。時間は正確で、6時39分初、12時20分着でした。運賃は255,000ドン(1,457円)でした。 電車は、もう乗るだけでイベ…

ドンホイ駅(Ga Dong Hoi)

ニンビンから夜行バスでドンホイまで、と言ったら国道沿いで降ろされ、そこからバイクタクシーで4キロ、電車の駅まで来ました。朝4時半くらいの話です。 ここから電車に乗ってダナンという町を目指します。時刻表に6時半くらいの電車があるので、なんとなく…

ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉リンダ・グラットン 著

この本にある理由と重なるものはそんなに多くありませんでしたが、わたしも働きかたをここ3年くらいでジリジリ調整し、チューニングし続けるのが定常というモードに入ってきたあとでの読書です。 この本は積極的に他者と関わって居場所をつくっていこう、と…

危ないお仕事 北尾トロ 著

わたしは北尾トロさんの本をきっかけに傍聴へいくようになり、ここには書かないけど相変わらず行っており、それが哲学の勉強の題材になったりしています。 北尾トロさんの書き方は「どうですか。知らなかったでしょう」だけじゃない。「やってみて、知った。…

石灰岩洞窟(Dong Hang Mua/Cuc Phuong Park)

クックフーン国立公園でトレッキングをしてランチをしていたら、バイクの運転手さんがケイブケイブとおっしゃる。洞窟へ行くんですって。ちょっと休んで、またバイクに乗りました。 入り口まで10分くらだったかな。受付で、50円くらいで懐中電灯を貸してくれ…

クックフーン国立公園(Cuc Phuong Park)

ニンビンへ来たのは、「クックフーン国立公園」へ行くのが目的でした。ニンビンから北西約65kmのところにある自然公園です。 ホテルのライさんに宿泊を決めた直後に伝えたら、バイクタクシーのツアーに申し込んでくれました。 ひとり40ドルなので合計80ドル…

差別感情の哲学 中島義道 著

2009年の本が、今年の2月に講談社学術文庫版から出ています。 この文庫版あとがきは2014年に書かれているのですが、 「日本人として誇りに思う」という発言は、そうでない国の人々に対する優越感を含意してしまっている。 とありました。 わたしは新書のタイ…

精神的指導者とか宗教的指導者とか

まえにヨガクラスにおいでいただいた人が「シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカールさんの本の紹介でブログを知りました」とおっしゃったのをきっかけに、クラスの前に「精神的指導者」について雑談したことがありました。 まずは基本事項として、シュリ・シュ…

草枕 夏目漱石 著(再読)

お芝居を観に行くので1年半ぶりに再読しました。 初めて読んだときは、「こころ」の一部を国語の授業で記憶していた意外に夏目漱石小説を読んでおらず、いまは10作品ほど読んでからの再読です。 とくに「虞美人草」を読んでから読むと、この作品の那美さんの…

ニンビンの町を自転車でぶらぶらした

ニンビンへは昼過ぎに着いたので、さっそくホテルで自転車を借りて(1台2ドルでした。250円くらい)町へ繰り出しました。 ママチャリならぬババチャリ。(オバチャリっていう地域もあるそうですね) ホテルの前の道をぐるぐる走って、駅の近くに帰ってくれば…

ラブリーなカフェ2「HOT POTATO」(Ninh Binh City・ニンビン)

ニンビンの駅前通り(Hoang Hoa Tham 通り)は、とってもラブリーなストリート♪ 先日、いちご新聞世界のカフェを紹介しましたが、同じ道にもうひとつ別の雰囲気のお店があったので入ってみました。 事前情報として、昨年末にベトナム旅行をしたヨガの生徒さ…

八海山ロープウェーのコースを歩いて登ってみた

わたしは新潟県は中越地区しかよくわからず、新潟は縦に長いので同じ県の村上市よりも福島県の只見のほうが近く感じます。そんなわたしにとって、ナンバーワン・パワースポットは「八海山」。いい季節なので、トレッキングをしてきました。 このコースを歩く…

ブログを書くこと、そこから波及するさまざまなことについて、わたしが気をつけている8つのこと

■1:広義で同業と思われる他者を批判しない どんな文脈でヨガやヨーガを謳おうと、すそ野を広げる存在だから。消費される以上はニーズがあるし、それもまた法則。日本はいちおうは法治国家なので、感情だけで排他しないために法律がある。そういう国で生きて…

Googleアナリティクスで市区町村を見て行動してみる

わたしはこのブログにアクセスしてくれている人の「地域」をよく見ます。 以前はざっくり都道府県しか見ていなかったのですが、最近は市区町村まで見るようになりました。 Google Analyticsでは、なぜか「八尾市」「鶴ヶ島市」が漢字。こういうのって、探偵…

ラブリーなカフェ「Snack Kach - Snack Bum」(Ninh Binh City・ニンビン)

ニンビンの駅前通り(Hoang Hoa Tham 通り)に、昔の「いちご新聞」のような勢いのファンシーなカフェがあり、気に入って2回行きました。昔のいちご新聞には、モノクロの「アンパンマン」の連載がありました。30年前のアンパンマンはドアラ師匠のような頭身…

VIET HUONG HOTEL(Ninh Binh City ニンビンの宿)

ニンビンでは「VIET HUONG HOTEL」という宿に泊まりました。 バスを降りたらすぐによくある「どこにいくんだ? ○○へツアーで行くか?」というガイドさんの営業にあったのですが、まったく英語が通じないので「んー……」というモジモジ・スタイルでやりすごし…

対岸の彼女 角田光代 著

「私たちはなんのために歳を重ねるんだろう。」終盤で確認するように何度かくりかえされるこの言葉が、ネガティブに響いたりポジティブに響いたりする。 この本の背表紙の解説は、こんなテキスト。 専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウ…