うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

クックフーン国立公園(Cuc Phuong Park)


ニンビンへ来たのは、「クックフーン国立公園」へ行くのが目的でした。ニンビンから北西約65kmのところにある自然公園です。
ホテルのライさんに宿泊を決めた直後に伝えたら、バイクタクシーのツアーに申し込んでくれました。
ひとり40ドルなので合計80ドル(⇒172万ドン⇒9,830円)。ひとり5,000円の豪華ツアーです。いままであまりこういうザ☆パッケージ・ツアーみたいなのに参加したことがなかったので、ちょっとやってみたくて。
「サルのいる公園を見て、ランチを食べて、3.5時間くらいのトレッキングを」というような説明だったと理解していたのですが、実際は違う流れ。この日ベトナムはナショナル・ホリデー。家族連れが多かったので、バイクの人の判断で変わったのかもしれませんが、トータルで大充実(脚が棒のようになるほどの遠足)ツアーでした。


<こんなタイムスケジュールでした>

  • 08:30 ホテルにバイク到着
  • 10:30 登山スタート
  • 13:30 登山から戻ってランチ
  • 14:15 すこし移動して第二観光地へ到着。山の上の洞窟へ
  • 15:00 洞窟から戻る。バイクに乗る
  • 16:45 ホテルにバイク到着


写真でその様子をお伝えします。


ヘルメットを装着し、出発!





こんな道をひたすら走ります。運転手さんは英語をあまり話さないので、「わーお」とか「グー」などといって会話します。





運転手さんは、わたしが「わーお」というとはじめは写真を撮りたいのかと思っていちいち停まってくれたのですが、





これは写真が撮りたいという意味ではない、ただの「わーお」。それは理解してくれたようで、笑ってスルーしてくれました。
言葉なんて、あんまり通じなくてもいいのよね。





牛が横断していたので(動画)





ちょっと休憩。





大きな道から、国立公園の中へ





ここで降ろされました。


運転手:ここですよ。戻る頃に、ここで待っています。
うちこ:これは、何キロのコースですか?
運転手:・・・(英語が通じていない)
通りすがりの人:6キロだよ!
うちこ:オッケー。いってきます。



ばーさん、なにかを追いかけ始めた。





ちょうちょかよ! ハイジか! ずいぶん高齢なハイジ、こわひ…。



でも実際




なんか多幸感をもたらすのよね。蝶々って。この森は蝶がいっぱいいた。




わたしはそれよりも



女性たちの服装が「ちょっとそこまで」な感じで、not山ガールであることが気になる。




みなさん足元が


ビーチサンダル





ローパンプス、便所サンダル





カラフルな便所サンダル





靴流通センターの入り口のワゴンにありそうな履物ばかり。





女性はローパンプスが多く





ヒールサンダルの人も多い。


しかも、このコース



 片道が6キロなのでした。しんどい。
 大きな木が終点だと思ったら、別の戻るコースがあるのを知って
 「まぢ〜?」となるくらい、しんどかった。暑いから。



なのに、折り返し地点でありがたい樹木(樹齢1000年)を拝む人たちは



軽井沢夫人ですか? というファッションだったりする。





往復12キロのトレッキングでしたが、装備や服装に対する常識を覆されました。




 ベトナムの人たちは、おしゃれで健脚です。
 平常スタイルを崩さずに、汗だくの遠足を、涼しい顔してやってます。





もちろん、リュックなんて持たない。
バイクのヘルメットに飲み物やお菓子を入れて、手提げバッグみたいにしている人もけっこういました。





楽しそう。





荷物はわたしが背負って、母は歩きやすい装備で来たのですが、「なんかベトナムのばーさんたち、便所サンダルで陽気におしゃべりしながらサクサク登ってたね……」と、いろいろカルチャー・ショックを受けて帰ってきました。
わたしたちは、道具や装備に依存しすぎている。



3.5時間目安のところを、健脚のベトナム人たちに牽引されて3時間で戻ったため、バイクの運転手さんがまだ来ない。しばらくしたらやってきて、レストランへ連れて行ってくれました。


このツアーにはランチもついていて、






どれも、すごくおいしかった。





素敵なデザインと思って写真を撮っていたら、「なんでこんなの撮ってるの〜」と若者に不思議がられました。
このあとわれわれは、洞窟へ行きました


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