うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ほうれい線より眉間のしわを退けたい

ヨガクラスの前の雑談で「ほうれい線が気になる」という人がいて、わたしはあまりそこを気にしたことがなかったので「おでこのしわのほうが気になる」という話をしました。理由を言ったらみなさんうなずいてくれたので、調子に乗ってわたしの日常も含めてこ…

幸せとは、気づくことである―仕事も人生も最高に楽しくなる脳の活用法 茂木健一郎 著

ダンバー数について書いてある本を探す流れで、ロビン・ダンバーさんの本のほかにこの本も読みました。雑誌『プレジデント』の連載「世界一の発想法」をまとめた本。移動中に一話読むだけで明るい気持ちになる、そんな構成。ダンバー数がでてくるのは「あな…

もっときれいになれるんじゃないか。もう一回やれば、さらに気持ちいいんじゃないか

整形がどんどん自分の中でカジュアルになっていくときのメンタルの優勢の入れ替わりってきっとこんな感じだわ。そんな妄想に近づく経験を、11月と12月にしました。整形手術ではないけれど、ドーピング? うーんちょっと違う。チート? ずる? そうね、ズル。…

友達の数は何人? ― ダンバー数とつながりの進化心理学 ロビン・ダンバー著 / 藤井留美(翻訳)

わたしは覚えておきたくても覚えておけない人間関係について「これなんとかならないかな…」と思ったり考えたりすることがたまにあります。SNSも記憶ツールとしてはそんなにあてになりません。わたしはFacebookの友だちリストにいるのが74人で、そのうち半分…

ギガのやりくり

昨年の12月からネットで利用する通信データ量を10ギガに変えました。それまでは無制限でした。ずっとそうしたかったのだけど、その前に契約していたプロバイダの年数縛りが。こういうのは手切れ金だから更新月に関係なくちゃっちゃと変えればトータルも安い…

腰の締まる寒い冬。今こそ尻を鍛えましょ。肘プランクで脚上げ!

冬まっ盛り。全身がきゅっと縮む日本の冬もピークを迎えておりますね。上半身は気温でハートが縮まないように、カイロを貼るなら肩甲骨の間に。そして下半身は尻を鍛えやすい追い風タイミング♪ この時期にちゃっかり尻を強化しましょう。そして腰だけに頼ら…

ウィステリアと三人の女たち 川上未映子 著

4つの話が収録されているうち「シャンデリア」という話だけは先にKindleで買って読んでいました。 ほかの3話とあわせて読むとまた違う記憶が解凍されました。それは女性同士のコミュニケーションにおける「恨まれないために行う自然な作法」のこまごまとした…

インタビュー。インター・ビューのインタービュー

先日、ヨガの練習を一緒にされているかたがインフルエンザから復活されたばかりだったので、練習の前にお話を聞かせてもらいました。 これからあなたとインフルエンザの間で起きたことについてインタビューをさせてください。 インタビューは、インター(間…

自分で自分の機嫌をととのえる

他人の機嫌も自分の機嫌も、とるものではなくととのえるもの。このことに気づくまでここ数年でいくつかのきっかけがあったのだけど、昨年それがひとつのかたまりになったような会話がありました。久しぶりに会った友人とインドカレー屋でランチをしながら気…

佐原の町で水辺散策、そこから徒歩で香取神宮へ(千葉県香取市・さわら)

千葉県・銚子のやや内陸部にある香取市の佐原(さわら)という町へ行ってきました。職場の人が日帰り旅行へ行ってきたときの写真を見せてもらったらすてきな雰囲気で、どうしても行きたくなりました。 成田山の近くであることをまったく気にせず新年早々に向…

空海「性霊集」抄 加藤精一(訳)

空海さんが朝廷や個人へあてた申請書、書簡の文章を集めた内容。真済さんというお弟子さんが編纂されたそうです。これが読むとどれもすばらしい営業力。朝廷から資金を出してもらったりするときに、こうやってお願いしてたんだ…という昔の文章を読むことがで…

ネガティブさに向き合ってふがふがしている人を同士と感じる

一緒に練習をしてきた人からいただく言葉のなかに、たまに思い出すものがあります。それぞれの日常でふいに起こること。 このネガティブ・サイドのマインドをどうしたものか という気持ち。練習を生活に浸透させていく過程では「ヨガをしているのに、こんな…

ほとんど記憶のない女 リディア・デイヴィス著 岸本佐知子(翻訳)

短い作品は数行しかないのに、読みながらなんとなく日常なんてどうでもよくなっていく。「鼠」というたった1ページの話を読んでいる途中からこの先はきっと柳家喬太郎の「コロッケそば」みたいな世界にちがいないと、思考のリズムでおかしなイメージがわいて…

鷲のポーズで足が絡まない。なるほど。ところでその前に、脚は絡んでる?

ガルーダ・アーサナ(ワシのポーズ)で足を組めなくてしょんぼりしたり、むずかしいと思い込んでいる人も、足首が柔らかくなってきた頃にちょいと見せながら説明するとできたりします。この感じを文章にするのはむずかしいのですが、今日は落書きを添えて強…

知り合いであることを示さずに褒めるのはステマ的?

ものすごく数は少ないですが、読んだ本や行ったお店について書くときに知り合いであることを示さずに書くことがあります。書いても相手がわたしを認識できないと思うとき(ヨガをしていることを知らない場合)は書きません。本については1000件以上書いてい…

新年の抱負の ”抱負” とサンカルパ

「願い事」「祈願」「抱負」。なにげなく使い分けている言葉ですが、ヨガニードラで唱えるサンカルパは「抱負」に近い要素がある。なんかいいことありますように♪ ではない、抱負。仏教に寄せると誓願や大願と訳されることもあり、生涯をかけて成し遂げたい…

空海「弁顕密二教論」 加藤精一(編)

空海さんの熱量がすごい。読みながら、こんなトーンで説明しようとしていた時期があったんだ…という驚きがありました。「俺の密教」という勢い。 独立運動おじさんになる前に雄弁法律家であった頃のガンジーよのうなエネルギーを感じます。こういう情熱的な…

グッド・コンディションへの道

年始は昨年の旅行記でした。事実上ここからが2019年の気分です。そんなこんなで、振り返りから。 昨年はほんとうに歳をとることができたと思える一年で、こんなふうに年齢を重ねていきたいというイメージができるようになって、以前よりも自分と向き合えたよ…

神曲 煉獄篇 ダンテ 著 / 三浦逸雄(翻訳)

わたしはこの本ではじめて煉獄(れんごく)という言葉を知りました。天国と地獄の間にあって、ここでがんばれば天国へ入れたるよーという、なんだか三位決定戦の試合会場のような場所。地獄にいた人たちがとてもおもしろかったので、そのあとに読むと「地獄…

新神戸駅の下から布引の滝、市ヶ原を通って再度山大龍寺へ(六甲ハイキング・神戸)

新神戸駅の下から六甲山へ登れるって、よく考えたらそら頭上にロープウェイがあるのだから行けるに違いないのですが、登ろうと思ったことはありませんでした。しかも、山の上には魅力的なお寺もあります。わたしは下りのルートだったのですが、登りの状態に…

諏訪山公園下から大師道を歩いて再度山大龍寺へ(六甲ハイキング・神戸)

再度山大龍寺へ、歩いて登ってきました。三ノ宮駅のそごう前から出る7番のバスに乗ります。 10分か15分くらい乗ります。 「諏訪山公園下」で下車。運賃210円。交番があったので道を尋ねたら、このまま少し行くとお地蔵さんがあって、そこを右折する道が大師…

再度山大龍寺(ふたたびさん・たいりゅうじ / 兵庫県神戸市) 

神戸は市街地からひょいと山に登れるのに、登ったことがない。何度もロープウェイを見ているのに、山を目指したことがない。弘法大師さんに会えるなら登りたい。そんな思いで検索し、徒歩で行って徒歩で帰ってきました。このお寺は再度山(ふたたびさん)と…

珍夜特急1―インド・パキスタン―  クロサワ コウタロウ 著

軽い気持ちで読み始めたらおもしろくて数日で読んでしまいました。わたしはこの本のタイトルの元ネタとして有名な「深夜特急」を読んだことがありません。 旅行記は世の中にたくさんあるけれど、やっぱりインドは理不尽な出来事がたくさん起こるからおもしろ…