うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

鷲のポーズで足が絡まない。なるほど。ところでその前に、脚は絡んでる?

ガルーダ・アーサナ(わしのポーズ)で足を組めなくてしょんぼりしたり、むずかしいと思い込んでいる人も、足首が柔らかくなってきた頃にちょいと見せながら説明するとできたりします。この感じを文章にするのはむずかしいのですが、今日は落書きを添えて強引に説明します。

 

鷲のポーズは、これです

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思い出しました?
手の指先がくちばしのような、鳥の「ワシ」のポーズ。英語だとイーグル・ポーズ、漢字だと迦楼羅体位かな。仏教のお寺にいる迦楼羅はガルーダです。

 

からめるのは、足? 脚? 「筒とひれ」の構成を理解しよう

むずかしいという人はざっくり「足が絡まない」とおっしゃるのですが、絡める一本の脚(足)をパーツに分けてとらえると、より完成に近づきやすくなります。

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この、上の筒Aと下の筒Bを別のものであると意識するだけで、かなり違ってきます。
腕も同じです。足は「ひれ」。みなさん筒Aと筒Bを「脚」と認識していると思うのですが、今日から以下のように意識を分けてください。

 


 太ももの筒・すねの筒

 

 

スーパーで鶏肉を買うときは認識してるくせに、なんで自分の肉のときは認識しないの! して! ここ意識してーーー!!!

 

 

プロセスを分解して実況します

まずは3段階プロセスを写真に添えた内観実況と共にご覧ください。

フェーズ1

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1)ピッチャーがマウンドに立ちました
2)右脚の付け根が開きました
3)右足先が上がっております
4)右脚が前方に回転を始めました

 

 
フェーズ2

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5)さあ本格的に脚が絡みにきています
6)中心を通過して重心は完全に左脚の内側に移ってきました
7)大幅に脚は身体の左方向へ。軸足のヒザを少し曲げることで重心を中心にしつつ…
8)おーっとここで、右脚のヒザから下だけ微妙に回転をはじめました

 


フェーズ3

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9)なんとうちこ選手、ヒザから下(筒B)だけを外に回転させはじめました
10)かと思ったらすかさず筒Bだけ内に回転を切り換えています
11)足首から下(ひれ)をくるっと切り替えしてふくらはぎの内側に回して
12)両膝をぐーっと沈めて深くがっちりしばりました


と、内観実況はこんな感じなのですが、特に「10」のあたりに野茂英雄感があるの、わかりますか。ヤングー、わかるー? HIDEO NOMO, わかるかなー。野茂選手のトルネード投法のあの感じが、この瞬間にあるのです。


おもしろそうでしょ。やりたいでしょ。野茂ごっこ、やりたいよねー!!!
中心の寄せるべきところにきっちりバランスを寄せられれば、ヨガをしているふりをしながら野茂ごっこができるんです。
さあ本題に入っていきます。ここからが、コツの説明です。

 

 

回転は始まりから意識する。脚は1ミリでも長く使う

もうすこし脚が長ければなぁ…。このポーズでしょんぼりするポイントは、まさにそこですよね。でもね、それはしょうがないの。あきらめて。ヒザとヒザが重なった頃に意識を始めても、超スリムな人でないかぎり脚の全体長を最大限に生かせないのは、ほとんどの日本人に言える悩み。
長い脚ほどからめやすいのはモノの道理。脚の長いインド人のやることを土偶のジャパニーズがやるわけですから、使える長さを全部使っていく。いくのです。

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脚を上げ始めた段階から筒Aも筒Bも最大限に外側に回し、脚の付け根を長くします。

このスタートからの積み重ねが、あとで利いてきます。

 

 

脚をなるべく根っこで重ね、接点を密着させる。接点をLOCKする

脚をなるべく根っこで(股に近いところで)深く重ね、脚が触れ合ったらそこでしっかり密着させます。このあとヒザ下をからめていくときに、どうしてもこの接点はじりじり下がってきます。なので最初の接点から高く設定し、密着させることで接点が下にずれていくのを少しでも減らしたい。ここでふわっと迷うと、あとでヒザから下の長さが足りなくなってきます。

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ここでロスを減らせば、このあとヒザから下を長く使うことができます。インド人やスリランカ人は、脛(すね)がめっちゃ長いのでしゅるっと簡単そうにやりますが、土偶チームはここでこのコツを使って、ヒザ下の長さをなんとか捻出します。
土偶暦40年以上のわたしがいうのですから、まちがいありません。

 

最初のロックをどこでするか、わかりましたか? ここは大事なポイントなので、二度言いますよ。

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ヒザ下はリラックスさせて長いイメージで使う

ここからヒザ下の「筒B」と「ひれ」をからめていきます。
「ひれ」のほうは筒Bの位置が深くまでいければ、あとは足首をまわすだけなので、手を使わずに足首を回す運動ができれば動き自体はそんなに難しくありません。
ここでのコツは、ひれを最終的にひらひら使えるように、てろーんとリラックスすること。
左右の脚は同じ動きをしたがるので、上のヒザ下が緊張すると、つられて下の軸足のほうのヒザ下にも緊張が走り、「ぐらっ」とよろめきやすくなります。
なので軸足のブレを防ぐためにも、ヒザ下はリラックスした状態でからめていきます。

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ヒザ下は外に回転します。

 

 ここで

 軸足もつられて外に回転してしまい、崩れる

 というのが最大の難所

 


ここは、神経の命令系統で矛盾が発生するポイントなので、左右のヒザ下のコントロールがシンクロしないように制御します。ここは完全に役割を分けなければいけません。

 

  • 上の脚(絡んでいく側)=なるべくヒザに近いところから足首までねっちり絡んでいく
  • 下の脚(絡められる側)=なるべく重心がぶれないように支え、腰の回転の動きで上の脚の絡みを助ける


フィギュアスケートの男女ペアの演技で女性が男性に絡みついていますが、ああいう感じです。上の脚は軸脚を信じておもいっきりいく。下の脚はしっかり支えて待つ。これをひとりの人間の中でやります。

 

最後に足先をからめる

この先は、仕上げです。コツは

 

 下半身が完全トルネード状態のなか、いかに頭を涼しく使えるか

 


足首をもう片方の足首に引っ掛ける動き自体は、実はそんなに変わった動作ではありません。

ただ夢中になると、序盤でキめたLOCKの接点がずるずる下がってきてしまって、ますます足がひっかかるポイントが探せなくなってしまう。この状態を保つだけでけっこういっぱいいっぱいになってしまいます。
このときになって足先だけこちょこちょやっても、おい相手の足どこいった?! となる。なので序盤の時点で「土偶貯金」をしっかり積み立てておきましょう。

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最後の最後の「ひれ」を引っ掛けるコツ

いつか足首をくるっと、ひっかけたいですよね。
実際これができると二重ロックをした感じになり、かなり安定します。なので、多くの人にここまで行ってみてもらいたいです。
ここまで来た人にお伝えするコツは、シンプルです。

 

 さらに深く座ることで、
 足首の細い部分(引っ掛けやすい位置)をつかまえやすくする

 

ちょっと腰を落としてみるだけで、見つかることがあります。
その時に、ここまで詰めてきた両脚が絡んでいる接点をなるべくふわっとさせないようにしましょう。股に近い付け根のほうはしっかり密着させたままで、なんとか足先と足首のクネクネで探り当ててください。

 


両脚と両足がしっかり絡むと・・・

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話しかけられたり人が通ったりしても、このままあいさつができます。
Tシャツの裾がギューッとひっぱられるくらい、脚の付け根から締めています。
鷲のポーズは頭の体操にもなるので、正月ボケが節分まで続きそうだわぁーというかたは、ぜひぜひやってみてください。

 

 

▼足がからまない問題の別バージョン。あぐらをかけなくて困っている人は、こちらをどうぞ☆

 

 

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