一緒に練習をしてきた人からいただく言葉のなかに、たまに思い出すものがあります。
それぞれの日常でふいに起こること。
このネガティブ・サイドのマインドをどうしたものか
という気持ち。
練習を生活に浸透させていく過程では「ヨガをしているのに、こんなわたし…」みたいな揺り戻しは、よくある悩みではないかと思います。わたしはいまはそういう角度から自分を責めることはほとんどなくなったけど、以前はすごくたくさんありました。
一年くらい前に、一緒に練習をしている人から
うちこさんは
ヨガの説明がポジティブなだけじゃないから
一緒に続けられているのかも
と言われたことがありました。「おっと!」と思ったすぐ後に「だよね!」とタテノリでうなずいてしまった。
ヨガをしているのに、こんなわたし…ということを根っこから考えるようになったわたしは、それ以前の "ヨガをすれば、いい方向へ向くのだから" と漠然と考えていたわたしよりも、自分で自分がおもしろいのです。楽しんでいる。この楽しみはガハハ系ではなく、ニヤニヤ系。
ゴニョゴニョふがふがした経験をなかったことにしてしまったら、また以前と同じような粗雑さへ戻ってしまう。そしてそれは、きっとくりかえされる。それはとてもしんどいから、その心の仕組みを忘れずにいたいのです。
でもそれは他人から見たらネガティブに映っているだろうと思っていました。
だのに、それを、
「ポジティブなだけじゃない」
って!
それは「できる大人のモノの言い方」でないの。わたしもそういうの、習得したい。手遅れといわれても習得したい。シジュウの手習いといわれても習得したい。
わたしは誰かと一緒に練習をする時間に「同じ時代を一緒に切り取っている」と感じることがあります。ヨガを通じてあがいている人を見ると「ネガティブさに向き合う"同士"」と感じます。
迷いのない笑顔なんて、そんなに簡単には出てこないものです。こっそりニヤつければじゅうぶんなのです。にひひ。
呼んだ?
呼んでないっ☆
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