今日の話は、昨年の2月から1年間ノンアルコールにして「アタマ」を観察した話です。
作業ミスや認識違いが起こったときに、原因はいろいろあるにせよ「アタマ」のメカニズムが気になって。
コロナに罹患がないのでそれとは関係がないし、与件を減らして観察しないとわからない。そんなこんなで、アルコールを抜いて観察してみました。
血糖値でぼーっとする血糖値スパイクはすでに実験済みです(参考)。
わたしとお酒
バブルはとっくに終わっていたけれど、20代の後半から10年弱、飲みの席への参加を3回中2回断っても回数が多いと感じる仕事場にいました。
大勢の飲み会は緊張する。だけど少人数の飲み会は好き。友人と二人か三人で飲みながら親密に話す時間はいまも大好きです。
ここ数年はこんな流れでした。
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少しずつ量が減る
↓
40代後半の更年期と言われる時期にパンデミック勃発
↓
婦人科での血液検査と並行して、脳の観察のために飲まない生活へ
↓
(現在)家族や友人との旅行時に、夕食と一緒に飲むくらい
更年期のブレインフォグ
わたしのようにコンスタントに機会飲酒をこなして(?)きた人間が、ほとんど生理がなくなってきた頃にお酒をやめると、お酒以外のブレインフォグがわかりやすいです。
わたしの場合、更年期のブレインフォグは「知覚器官から入る情報が脳と接続しない感じ」で、数時間経つとまた戻ってきたりします。(一日の中に波がある)
お酒を飲んだ時にぼーっとするのは明らかに人格の鎧がゆるむ感じで、これとは違います。
この感じは
なんか今、ネットにうまく繋がらない!
という WiFi の不調と似ています。何度も接続を試みるのだけど、繋がらない。
気持ちの根っこはゆるんでいないので、何か行動をしなければ! と焦る気持ちと並行しています。お酒でふわっとするのとは別物です。
ヒステリーって、この接続不良じゃない?
昔の本や映画のセリフに「またヒスを起こしてやがる」みたいなのってよくあるけれど、わたしは
根っこがゆるんでいない + 頭が機能しない
⇒漠然と焦って、なんか行動だけしようとする
⇒その行動としての「発言」がまとまらない
こういう混乱のときに、お酒を飲んで根っこだけ調子よくゆるんでいる人が、頭をはたらかせながら「出たよ。女のヒステリーだ」なんて言ったら、そりゃ家庭も崩壊する。(懐かしい昭和の風景です)
「飲みニケーション」って、物理的に「根っこをゆるめる」ためにあったものじゃないか。わたしはこの文化をノンアルコールで代用できるとはどうも思えません。
だってゆるめる「物質」を投入しているんだもの。
それはさておき、あと数年どうやって時間稼ぎをしようか
更年期は老いのはじまりの現象と区別がつきにくいけど、人の寿命はそんなに短くないから、未来のための観察・学習時期と捉えることにしています。
心の健康については、わたしの場合、西洋心理学的なアプローチにどうもなじめません。これは自分にキリスト教的な告解の慣習・行為が染み付いてないからじゃないかと思っています。
一度「これは脳がキャパオーバーしたのか」と思って相談に行った際(参考)に処方してもらった薬は、結局飲まずに、いざという時の消火器のように置いてあります。
脳に作用する薬を飲むことに抵抗がある自分の心根に気がついた出来事でもありました。
代償として・・・
わたしの場合、習慣を変えることが抑圧的になりすぎると仕事に良くない影響が出ます。
複雑な事情・目的意識を持つ人たちの間で板挟みになるクッション力が下がると自分がいる意味がなくなる感じがして、余計なことを考えてしまいます。
なので、檻の中で暴れる意識のお休み処として、以下は多少やりすぎてもスルーしています。
(書き出したらかなりある w)
(実はもっとある www)
* * *
そんなこんなで、わたしはこんなふうに時間稼ぎをしながら日々を送っています。
みんなの依存的悪魔合体の方程式が聞きたいわー(^^)