これまで日本の景勝地にあまり興味がなかったわたしですが、こういう場所は行っておくとあとで古い映画を観たり本を読んだときに感覚が動くから、行っておくものだと思うようになりました。
今回はせっかく和歌山市まで来たので、和歌の浦の港へ行って海の幸のランチを食べることにしました。
バスで曙橋というバス停で降りて歩く
南海電鉄の和歌山市駅前から港の方へいくバスに乗り、「曙橋」というバス停で降りました。
「和歌浦」というバス停では少し手前すぎ。
そのあと「玉津島神社前」「不老橋」というバス停があって気になり、次のバス停「曙橋」で降りました。
通り過ぎたところはあとで見ることにして、先に向かって歩いてみることにしました。
ようこそ! の文字が出てきました
和歌浦芸術区という文化発信地
この建物でコンサートなどが開かれています。
海の見える「わかうら食堂」
この日は生魚を食べたい気分でした。
人が続々降りてくるので、行ってみました。
ランチタイムで中には人がいっぱい。
窓からの景色です。
生魚が食べたかったはずなのにメニューを開いたら焼き魚に惹かれ、それでもやっぱりお刺身にしました。
以前のわたしは一人旅だとこういう食事をせず、歩き倒して夜にガツンとビール&ローカルフードを楽しむ、というスタイルだったのですが、変わりました。
夜に食べると朝に残るので、昼をメインにするようになりました。
和歌の浦あしべ庵、旧福島嘉六郎邸
最初に降りたバス停のあたりに見どころが多そうだったので、戻って少し散策しました。
和歌の浦あしべ庵と地図にはありました。
旧福島嘉六郎邸
入りたい! 座りたい! と思ったのですが止まったら動けなくなりそうなので外から見るだけにしました。
次に行った神社へ行く参道から側面が見えました。
玉津島神社、鹽竈神社(しおがま神社)
和歌の神様が祀られているという神社に入ってみました。
玉津島神社です。
この難しすぎる漢字が気になり、隣の鹽竈神社(しおがま神社)ものぞいてみることにしました。
ここです。確かに、竈な感じがします。
岩の中に封じ込める気満々な佇まい。
不老橋、和歌の浦アートキューブ
不老橋のあたりは静かで、ゆったりとした気分になれる場所でした。
静かな水面に癒されます。
橋を渡ったところにソフトクリームやカフェの看板があり、和歌の浦アートキューブという建物がありました。
ここから徒歩で紀三井寺へ
バスでこの港に到着してからずいぶん歩き、地図を見ているうちにもう紀三井寺まで歩いていけるんじゃないかという気持ちになってきました。


こういう筆書体のものが多くて、和歌の県なのだなと思う瞬間が何度かありました。
遠くから眺める和歌の浦も良くて。
ちんたら50分くらい歩いて紀三井寺に着いたら、そこからものすごい階段の苦行が待っていました。
なんで歩いてきてしまったのだろうと思ったのだけど、地形やスケールを理解するのに良い散策でした。
和歌の浦はまだこれでも三割くらいしか見ていません。また来たいな。