うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

中年の成長話を聞くのはとても楽しい

先日、ヨガクラスの前にちょっと面白い会話がありました。なんの流れからか忘れたのですが、最近「神話」を読むようになりましたという人がいて、ギリシャ神話を読まれているそう。 わたしも「神話」というのを読むようになったのは、ヨガを始めてからなんで…

ほんとうに勇ましい気持ちになる戦士のポーズ1

みなさんは、ヨガのポーズの最中に、そのポーズが導いてくれる「気分」に酔いしれたことはありますか?わたしはかなり積極的に入り込むタイプです。 なかでも、戦士のポーズ1(ヴィーラ・バドラ・アーサナA)は、ポーズの中のあちこちに矛盾がありつつ、そ…

ポスト消費社会のゆくえ  辻井喬/上野千鶴子

ドラマ『古畑任三郎』を初めて観たときのような衝撃的なおもしろさでした。上野千鶴子さんの古畑任三郎っぷりがとにかく素晴らしく、まさかと思う流れから超大物が口を割る。 上野警部は最終話でこんなことを言い出します。 これからでも遅くないから、自作…

乗り越えたことの記憶は書き換えられてしまうから、できるだけリアルタイムで言語化する

フーミンは47歳で死んでしまった。豪快に働いて、この世を去ってしまった。フーミンというのは林芙美子さんのことで、勝手にそう呼んでいます。 あの洞察力で心身の内面変化を書き続けてくれていたら、どんなものが読めただろう。自身のなかで日々比率を変え…

ミッドライフ・クライシス  鎌田實 著

これはどの年齢層向けに書かれたのだろう。40歳からでも遅くない、今から海外へ行けと70代の人からハッパをかけられる、なかなかマッチョな内容です。 とにかくアドバイスがシンプルです。スクワットだ! 筋肉量を減らすな! 野菜とタンパク質をとれ! 発酵…

渋沢丘陵コース 八国見山と頭高山へ登り、渋沢駅へ(神奈川県秦野市)

秦野駅から歩いていけるハイキングコースの続きです。わたしが歩いているのは、駅の改札横の観光案内所でもらえる震生湖・渋沢丘陵コースというマップにある地図のルートです。 渋沢丘陵 震生湖・弁財天から、また渋沢丘陵の道へ戻りました。 あとはひたすら…

秦野駅から太岳院・今泉名水桜公園・震生湖・福寿弁財天へ(神奈川県秦野市)

秦野散策記の第二弾です。(第一弾はこちら) 駅でもらった地図に、歩いていけるハイキングコースが複数ありました。せっかくなので、震生湖・渋沢丘陵コースというマップにある地図のルートを歩いてみました。 太岳院・今泉名水桜公園 駅から歩いて数分で、…

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~ 山口周 著

少し前に読んだ「武器になる哲学」がおもしろくて、ちょっと毛色の違う本を読んでみたくなりました。読んでみたらズドーンとくる展開で、後半が付箋だらけになりました。 善悪の判断において、最も普遍的に用いられている基準は、当然ながら「法律」というこ…

仕事に悩む君へ はたらく哲学  佐藤優 著

BUSINESS INSIDER の連載 佐藤さん、「はたらく哲学」を教えてください で知り、本を読みました。哲学者の肖像イラスト横にちょこっと書いてあるフレーズや文字の感じもまたよくて。 前半はふんふんと軽快に読んでいたのですが、第4章の「負の感情の哲学」で…

武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50 山口周 著

どのシステムにどのくらい関与しながら自分の人生を生きるか。どの組織にどのくらいコミットして、本来ありたい自分を見失わない範囲で人格をコントロールするか。自我を滅してしまえば奴隷という認識や概念に振り回されずに精神の自由を得られるのに、なぜ…

弘法山から東海大学前駅まで下山する(神奈川県秦野市)

弘法山でちょっと息が止まるような経験をしたあとの、今日は下山のお話です。これがまた、どうにもワンダーランドでして。 本来であればここから鶴巻温泉駅方面のルートで下山し、「弘法の里湯」というスパへ立ち寄るのがこのハイキングのスタンダード。です…

秦野駅から弘法山へハイキング(神奈川県秦野市)

本来ならば高野山へ行きたいところなのですが、なかなか遠出ができないので、せめてお大師様(空海さま)にちなんだ場所へ行きたくて「弘法山」へ行ってきました。 2年前に神奈川県の「大山」へ登った空海ファンの友人の話を聞いた時に、そこはずいぶん大変…

唐突な質問にムカついたり傷ついたりするか

先日、友人からメールが届いた。物事の捉え方についての相談だった。普段から親しくしているわけではない知人からLINEで唐突な質問がきて、モヤモヤするという。どうやら転職話のようだ。「あなたならどうする?」と、いしだあゆみの歌のようなリクエストが…

セゾン 堤清二が見た未来  鈴木哲也 著

パルコ、リブロ、ロフト、WAVE、無印良品、ファミリーマート。そしてこの本を読むまで知らなかったJ-WAVE、吉野家。どれも旧セゾングループです。 なかでも最初にリストした4つの場所は、自分が就職した頃の憧れの場所で、池袋の P'PARCO へよく行きました…

ヨガをしているから、ほかの対策に前向きになれる

先日ソイチェックのことを書きましたが、そのなかで、わたしの場合はパンデミックと更年期の始まりが重なっちゃっててややこしいと書きました。アラフィフって、実際こんな感じなんです。 そんな状況のなか、わたしは15年少々ヨガを続けてきて、はじめてモノ…

不道徳教育講座  三島由紀夫 著

今じゃNGなことばかり書いてあります。 『週刊明星』という女性向け大衆週刊誌への連載だったそうです。 なんだか世界が反転している気がするけれど、それでいいんですね。これは不道徳教育講座だから。草食推奨ではなく肉食の時代だから。うんうん。ああ、…

叙情と闘争 辻井喬+堤清二 回顧録  辻井喬 著

半分くらいまでなかなか読み進められませんでした。とにかく思わせぶりな書き方で、有名人の名前がバンバン出てきます。著者の背景を知っていれば興味をそそられる書き方なのかもしれないけれど、それにしても、何だろうこの独特の読みにくさは。 著者は西武…

ソイチェックでエクオール検査をしました

少し前に読んだ本でこの検査の存在を知り、自分が腸内でエクオールをどれくらいつくれるのか(変換できるのか)、早速受けてみました。封筒に尿を入れて郵送すると、メールで結果が返ってきます。 こういうキットがあるのです。(アマゾンや楽天で買えます)…