弘法山でちょっと息が止まるような経験をしたあとの、今日は下山のお話です。
これがまた、どうにもワンダーランドでして。
本来であればここから鶴巻温泉駅方面のルートで下山し、「弘法の里湯」というスパへ立ち寄るのがこのハイキングのスタンダード。ですがわたしが出かけた日は「弘法の湯」がメンテナンス中。
隣の東海大学前駅近くにあるスパ「さざんか」へ向かうため、下山はこのルートを選択しました。
わかりやすく標識が出ていて、そこから下山しました。
畑の道を通って町へ下ります。
みかんの道での体験
下山ルートには、とにかくみかんの木がいっぱい!
鳥たちも食べにきて、ほのぼのしておりました。
この日は、昨年「森鴎外記念館」へ行った友人と一緒でした。
その日の思い出話をしながら歩いていました。
森鴎外が自分の子供たちにキラキラネームをつけていて、そのいくつかはけっこう無茶な当て字よねと盛り上がっていました。
マリ(茉莉)、アンヌ(杏奴)、そして類(ルイ)まではわかる。だけど於菟(オットー)と不律(フリッツ)は強引! と。
おばさん同士はこのように、毎回同じ話をします。すぐ忘れちゃうから、何度話しても新鮮なのです。
そんな話をしながら歩いていたのですが、友人が「ハッ」と声を出して立ち止まりました。
突然、人が現われたのです。
やだ、今のあたしたちの話、きかれちゃった?
恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい・・・・・
ハッ・・・美男子
えっ?
少年?
ふ、、、
フリッツ?!
ぎゃああああああ〜〜〜
顎がとても人間らしくて、びっくりしました。
龍法寺
そんなこんながありつつ山を下っていくと、だんだん建物が多くなってきました。
そして、寺が。
気持ちを落ち着けるために、進みました。
美しい・・・
だんだん心臓も落ち着いてきました。
フリッツの件でまだ動揺していて、なんだかとにかく拝みたい気分。
お地蔵さまの頭の高さに合わせるために、ハムストリングスを使いました。
膝と爪先も揃えた状態で、あなたも膝と同じ高さまで尻を下げてみてください。太腿が悲鳴をあげますよ。
そしてまた道を下り、
友人がこの無人販売所でみかんを買っていました。
秦野駅からのハイキングエリアには、みかん、オレンジ、にんにく、玉ねぎ、梅干しなど、無人販売所がかなりあります。
かなり旅気分が味わえます。
▼龍法寺
▼体力がそんなになくても行けるハイキングコース