うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

バッダ・パドマ・アーサナで三陰交を押しちゃってあいたたたとなる問題


ヨガのポーズに、なにもそんなに深くあぐらを組まんでも…なにをどうしてそんなにも!!! というくらい、ガッチリあぐらを組む体位(アーサナ)があります。
ヨガでは瞑想のために安定した座位を追及するので、その準備として行うアーサナには脚を組むものが多いのです。今日はかなりハードなあぐらの最中に起こることについて書きますが、あぐらが組めない悩みを抱えているかたは、前に書いた「あぐらがかけるようになりたい」のほうをご覧ください。ゆっくりいきましょう。

今日紹介するポーズはバッダ・パドマ・アーサナといって、バッダ(縛った)+パドマ(蓮の花←形状になぞらえて)の体位という意味ですが、なにで縛るって、手で縛ります。もうこれだけで、なにをどうしてそんなにも!!!という事態なのですが、じっさい練習するようになると、一部の人に股関節・膝・足首の柔軟性とは全く別の問題が襲ってきます。



 なんか、すんごい痛いところがあるんですけど!



という部分がある人に、たまに出会います。あぐら自体は組めているのだけど。
そんな時わたしは



 やっと会えたね★



と思います。
この「なんか、すんごい痛いところ」は三陰交というツボ。人によっては、どうしてもここを押しちゃう感じなる人がいる。
わたしが思いっきりそうなので、ここについてはたいへん苦労したのですが、発見したのはマッサージを受けているときのセラピストさんと会話でした。(セラピストさんのお名前は仮にゆきこさんとします)


うちこ:ぎゃー!!!

ゆきこ:はい

うちこ:そこ! そこ痛いですー!!! ぎゃー!!!

ゆきこ:ここは、女性特有の不調によいツボですよ〜

うちこ:ハッ。ヨガのときに押しちゃって痛いとこと一緒だ…

ゆきこ:三陰交(さんいんこう)というツボですよ


この会話以来、ああツボを押しちゃっているのかと思ったら安心できるようになりました。そしてこれは情報追加によるプラシーボ効果か「痛いけど、身体によいのだ」ととらえることで看過できるようになりました。しかもこのツボ、女性がいきいきヤングになるらしいですよ!
しかしながらそうなるまでは、工夫をしました。今日はその工夫のお話です。



このポーズは


1. 右脚を深く組み





2. その上に左脚を深く組み





3. 浮いた左ひざをそーっとおさえながら左腕を後ろに回し、左手で左のつま先をつかみ
(わたしはこの手順を踏まないと、まだ両方つかむことができません)





4. 同じように右腕を後ろに回し、右手で右のつま先をつかむというポーズなのですが





はじめに右脚を組んだときに、わたしの指差している位置に





先生の目を盗んで(←ここ重要)、アレを置いちゃうの!





タオル地のリストバンド。運動を始めたころにはりきって買ってしまいがちな、あれです。
あなたの家にも、あるんじゃないですか? 使ってないやつが。





このサイズだと、ちゃんと隠れちゃうのです。にひひ。
初期は2枚、慣れてきたら1枚、そして0枚…。わたしはこのように、逆番町皿屋敷な感じで減らしていきました。何年もかけて、やっとなにも挟まずにできるようになりました。でもマッサージでここを押されると、毎度ぎゃーぎゃー言ってしまいます。



以来観察を続けていたら、ここが痛むときには、足の裏の中がぎゅーんと絞られたようになるところが連動していることがわかりました。


このあたり。ここは押すと痛いのではなく、土踏まずの中でひとりでに収縮が起こる感じです。めちゃくちゃ酸っぱい梅干を足の裏で食べたかのよう。そしてこの感じはプールヴォッターナ・アーサナでも起こることがあり、足の甲をめちゃくちゃ伸ばすと反対側が縮み、中で渋滞が起こっているのだろうか…。なんどと思っております。




イメージとしては、足の裏の中が


↑ こういうことになっているのではないかと。そりゃ、ぎゅーんとするわ!
ヨガはインドのものだからなぁ。