うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

立位のバランスは、脱水機になったつもりで

最近ヨガクラスで「わかりやすい!」といわれた、立位のバランスのこと。 わたしはアーサナをとっている間、重心のバランスや慣性の法則を感じながら「ああ、これってあれと似てるな」なんて思うことがよくあるので、それをたとえに使います。 自分で体感し…

なぜ、男は「女はバカ」と思ってしまうのか 岩月謙司 著

著者さんはどんな人なのだろう? とWikiを読んでみたら、この著書が出た1年前の2002年ごろから、事件と裁判が続き、著作は2004年までで終わっているみたい。「タントラ」という名称で行為が語られることに、ヨギとしては少し複雑な思いですが、こういう話を…

短くて覚えやすいカルマ・ヨーガ・マントラ

ここ最近、朝の通勤でラーマクリシュナ師の言葉を集めた「SAYING OF SRI RAMAKRISHNA」を読んでいます。インドで買ってきたのですが、内容は4冊をひとつにまとめた本のようで、全部で1120もの「ミニ説法」が収められています。 いま1/4くらいまで読んだので…

友だちいないと不安だ症候群につける薬 齋藤孝 著

ヨガ友が中国へ留学へ行ってしまう前に、本棚からドサッと借りてきたなかの一冊。彼女はものすごく女子的な本も読むけど、こういう話題の本もチェックしている。偏った本の読み方をする日々に、ちょっとした息抜きセレクトという感じで、とても助かっていま…

インド人から見た日本人の印象

日本に10年以上住んで帰化もされているインド人ビジネスマンのかたのお話をうかがう機会がありました。 ちょっと息抜き的なミニ講演のような形式で、お題目は「インドのEビジネスについて、インド人がなにか話してくれるらしい」みたいな感じでした。半分は…

優雅で野蛮な女になる方法 光野桃&齋藤薫 著

春から中国に留学しているヨガ友のユッキーから、長期でどっさり借りた本の中の一冊。ユッキーの家の本棚は、うちことぜんぜんかぶらず、非常に女子度が高い。そんなわけで、こんな本も読むことになります。 1998年7月から2001年1月まで雑誌「フィガロ・ジャ…

お願いする相手に、胸も顔もベクトルを向けられない体癖

今日は2時間ほど、いろいろな人が説明をしたり発表をしたりするのを聞く時間がありました。 こういう時間は何をしているかというと、その話そのものもちゃんと聞いていますが、だいたい以下を無意識レベルで同時に見ています。観察しているわけではないのだ…

ヨガの王国(「裏がえしのインド」西丸震哉 著 より)

先日「裏がえしのインド」という本の感想を書きましたが、今日はそのなかの「ヨガの王国」という章から内容を抜粋紹介したいと思います。 ヨガの王国というのは、リシケシにあるシバナンダさんの「The Divine Life Society」のことで、著者さんがそこへ行か…

裏がえしのインド 西丸震哉 著

1961年(昭和36年)の探検記録が昭和58年の文庫化されたもの。 先日紹介した『「今のインド」がわかる本』では先進的なインドの側面をIT色強めで紹介しましたが、今日はがっつりヨガ・モードでの紹介です。 これは、インドへ行く前(なので、今年の3月ごろ)…

60歳からのスプタ・クールマ・アーサナ。5ヵ月後

今年の初めに長岡へ帰省したときに「60歳からのスプタ・クールマ・アーサナ」という日記で母のヨガについて書きました。先月末に帰省したので、今日はその5ヵ月後のレポートです。 ちなみにうちこ自身のスプタ・クールマ・アーサナについては「寝ている亀の…

聖師と呼ばれる人の傾聴、分解技術

朝の通勤中にシュリー・オーロビンド師の本を読み続けて約1ヶ月半が過ぎて(英語なので、紹介しきるには年内かけての長いマラソンになりそうです)、やっと読了。いまは、ラーマクリシュナ師のことばを読んでいます。 オーロビンド師の本の中で最後に読んだ…

「今のインド」がわかる本 門倉貴史 著

2007年の本です。同著者さんの本では、3年前に「世界の下半身経済が儲かる理由」という本を紹介したことがあります。いろいろな題材をプレーンに取り扱えるって、すごいな、と思います。 インドへは3回行ったことがありますが、かなりヨガに偏った過ごし方を…

Patala(夢の種)

シュリー・オーロビンドさんの本に出てきた「Patala」(サンスクリット語)の説明を英文で読みながら、「こころの深部の教えは英語 ⇒ 日本語で理解していくと微妙に、かつ恐ろしくズレていくもんだ」というのを感じたので、書いてみます。 「Patala」という…

チベットの聖者ミラレパ エヴァ・ヴァン・ダム 著/中沢新一 訳・解説

この本はどうしても読みたくて、古書で買いました。絵本でもなくコミックでもなく……、「チベット仏教アートコミック」というのがいちばんしっくりな感じです。 久しぶりに「うっとりするような至福のお買い物♪」という気分を味わいました。よく考えたらその…

テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方 苫米地英人 著

この著者の本を読むのははじめて。 読んでみたら、心理学や事件、カルチャーの実例といったりきたりしながら進行する感じが、内藤景代さんの「BIG ME 大きな自分に出会う ― 若者のための座標軸」を読んでいるときの感覚に似ていました。 <59ページ メディア…

Yogic Way と Yogic Force

このブログを読んでくださっている方には、わたしと同じように、普段ヨガに興味のない人々と交わりながらお仕事をされているかたが多いかと思います。(潜在的にはみんなヨギだったり、ほかの道を通じてヨガに繋がっている人はたくさんいるけどね) まだ初期…

長岡帰省「西楽寺」と「おとぎ屋珈琲店」

今回は24時間のショート帰省。インド料理屋のバンヤンへまた行きたかったのだけど、「月曜はお休み」とのことで、別のお店でランチを食べました。 今回の帰省も半分は母とのアーサナとヨガ談義で終わったのですが、母が「いい感じの寺見つけたよ」というんで…

只見線で会津から栃尾方面へ

先週末は会津只見を経由して長岡市へ向かったのですが、初めて「只見線」に乗りました。乗ったのは、只見駅⇒上条駅の5駅で、約50分。 今日は、「インドの車窓から」とは少し趣が違いますので「テテン テン テン テ テン テ テン テ〜テ〜ン♪」ではなく、「少…

会津只見の山村、ヨガつれづれ

先週の土日は昨年の夏に行った只見(沖ヨガの松義先生宅)で過ごしました。今回は実家へ帰る途中に立ち寄る流れ。わたしの出身地がある新潟県長岡市と福島県の只見は物理的に近い距離にあります。なんだけど、山越えがあるので雪が降ったらこのルートでは帰…

「平和のための祈り」アッシジのフランチェスコとカルマ・ヨガ

先日「ジャイナ教のマントラ」について書きましたが、只見滞在中に沖道ヨガ教本にあったマントラ「平和のための祈り(アッシジ・聖フランチェスコ)」を教えていただいて、唱えました。 以来、仕事をしながらよくこの教えを思い出すんです。不思議。 仕事を…

Loveについて。オーロビンド先生の3つの回答

インドから戻ってここ2ヶ月読み続けている、シュリー・オーロビンド師の英語テキスト・マラソン。やっと最終冊の6冊目まできました。ここのところ本の紹介が少なくなっているのは、朝の通勤読書時間をこれにあてているから。 帰りは、もう日本語を使いまくっ…

「ゆとり暴力」と「ポジティブ・コーティング」

少し前の話になりますが、仕事仲間とリラックスしながら話すなかで出てきた、ふたつの言葉が印象深いので書き留めておきます。 週末、たまに道場の帰りに仕事仲間りつこの家に立ち寄ってごはんを食べます。行く前の週末に予定が合うと「なに食べたい?」とき…

頭と心は騙せても、背骨と内臓は騙せない

今日までに身体に起きた変調について、赤裸々に書いてみます。健康の話ですよ。心のことも書きます。 後になって思い返すと「そんなに自分で圧を感じていたかなぁ」と思うのですが、今日仕事でひとつ、「あとは流れをまずは見る」という段取りまで仕込んだこ…