うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

お願いする相手に、胸も顔もベクトルを向けられない体癖

今日は2時間ほど、いろいろな人が説明をしたり発表をしたりするのを聞く時間がありました。
こういう時間は何をしているかというと、その話そのものもちゃんと聞いていますが、だいたい以下を無意識レベルで同時に見ています。観察しているわけではないのだけど、ついトータルで見てしまう。

 (1)発表している人の体癖
 (2)問いかけがあった場合は、発信者のベクトルと体癖
 (3)問いかけがを受けている人の体癖
 (4)発表が終わった人の、その後の体癖

今日見てびっくりしたのが、以下の場面。


●発信者の(2)の人の胸と顔が、受け手の(3)の人と別の方角(プロジェクターで移された画面など)を向いている
●受け手の(3)の人はしっかり(2)の発信者に向いている


 頭の中で、音声を消してみる。

 
どっちがお願いしてるんだか、まったくわからない



向ける、はもちろんド真ん中のセンター角度ではなく、数度でもそちらに向いていると言う意味です。
今日は受け手の人が、横並びにも関わらず、発信者に「胸も」向けて聞いていたのでよけいに際立ちました。顔だけはだいたい向けますが、胸も向けてくれるとやっぱり、話す方も違いますよね。
気になったのは、今日は発信者の人が相手に「発信者側から協力をお願いする」という場面であったのにもかかわらず、「向けてくださっている状況そっちのけ」であったこと。


誰かに話を聞いてもらいに行くとき、利き手のかたがベクトルを向けてくれると、結果的にその話が思惑通りにまとまらなかったとしても、気分はいいです。こういうちょっとしたところで、ハートの関係が積もっていくんじゃないかな。
今日は、そんなことを思いました。