うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

逆さま時間は、腰の痛い瞬間から解放される時間

昨年の11月も書きましたが、これまで腰痛に悩んだことのなかったわたしが、昨年から慢性的にじわっと腰に痛みを感じるようになりました。
11月に、このポーズをするとそれがすぐにわかる、という姿勢について書いています。


日常生活もヨガの練習も基本的には問題なくできるのですが、腰に手を当ててトントンしたくなる瞬間が増えました。反り腰に逃げたい、前屈が嫌になる傾向です。
昭和の映画に出てくるおじいさんが縁側でやっていたような、あの仕草をやりたくなる。

 


自粛自粛と言われはじめた頃から、外に向かってエネルギーを出していく時間が減っています。心臓の位置を上に持ち上げる機会が減り、体重の配分が腰に乗りすぎなんだろうな、と意識するときはするけれど、意識せずに過ごしている時間が長すぎる。

 


そしてこれは新たな発見なのですが、倒立をして脚の皮膚の力を抜いてふわわ〜としていると、腰がラクです。

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友人のヨガルームでぬぼ〜っとそれをやっていたら、写真を撮ってくれていました。
まだ冬のパジャマでもっさりとした倒立ですが、この瞬間はとても腰がラクです。

 

この「シャキッとしていない倒立」をしていると、腰が重力から解放されます。プールや大きなお風呂に入っている時と似た感覚。脚もぴったり閉じずに、足指もゆるめちゃう。
三点倒立は上がるまでは腹筋&腸腰筋の仕事が多いですが、まっすぐ上がってからの保持は、どちらかというと背筋&内腿の内転筋。この内転筋だけを、垂直になってからふわわ〜と解放しちゃう。
(すでに安定した倒立をされている人で腰痛の方がいらっしゃいましたら、ちょいと試してみてください)

 


ずっとぶら下がり健康機が欲しいと思っていたのだけど、こっちのほうが手が疲れません。たまに公園で鉄棒やうんていにぶら下がると、それはそれでなかなかショックなものですよ。手のひらが重みに耐えられなくなっています。力はまだある気がするのだけど、皮膚がねぇ。握力というよりも、なんか皮膚の弾力が鉄に負ける感じ。

 

肩立ちのポーズでも、まっすぐ上がるようになれば腰は同じ感覚になりますが、その前に首と手首をほぐす時間が必要になるので、おいそれとはすすめられません。ほかの部分から柔らかくしていって、1時間くらい動いて、最後に肩立ちくらいの慎重さが必要です。
今日はすでに倒立で安定している人向けの、ちょっとした感覚のお話でした。

 

(本日の余談)

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