今日は、静かな腰痛の話です。
わたしはギックリ腰のような名前からしてわかりやすい腰痛の経験はないのですが、足の突き指からの骨伝道による腰痛や、断食腸内洗浄のあとの腰痛など、マイナーなものをいくつも経験しています。
そして最新パターンとして、これはたぶん更年期と関わっているんじゃないかと思われる腰痛を、ここ数年で地味に絶賛経験中です。
というのを、以前書きました。
で、こういうのが1年くらいになる中で、見つけたのが今日ご紹介する方法です。
一言で「腰痛」と言っても、
- 腰椎なのか仙骨なのか
- 上から数えて何番あたりなのか
- 骨の右側なのか左側なのか
- 前屈で痛むか後屈で痛むか、もっと地味に痛むか
- 尻の筋肉の痛みと連動しているか、いないか
と、分解のポイントがたくさんあります。
1と2は、骨の数や構成の知識がないと認識しずらいですが、ヨガを長くやっている人だと、下の3と4はわかるんじゃないかと思います。
5は、お尻の肉の中にしこりがある感じ。自分でマッサージをしてみたらわかる人もけっこういるんじゃないかな。
で、わたしの話ね。
わたしの場合は、こうしてるとラクになります。
銭形平次の十手で、わかる?
わかるよね。いま中年ならわかるよね。
ミーはアメリカ育ちだからわからないとか、そんなドロンパみたいなことを言っている人は、「十手」でググって画像を確認してちょうだい☆
ここの説明は割愛してさっさと先に行きますよ。
上から見て、十手のポジションを取ります。
首の角度、膝の角度、肘の位置など、ラクになるポジションを研究した結果、わたしの場合はここでした。
図解します。
メラメラしているところはこの辺かな、というのがあって背骨よりも下にある仙骨です。
仙骨の中の、靴紐みたいに穴みたいなのがある、上から2番目あたりが痛んで、少しお尻の筋肉痛とも連動しています。
なのでこのポジションで、ゆーっくり呼吸を続ける。
首は、ほんのり、はんなり、膝をチラ見するくらいの角度で。
これがわたしの鎮火方法。
考え方の手順
- 痛む位置を探す(横になって目を閉じてじーっと観察します)
- 痛む部分の側を、十手の長いほうのポジションにする
- 曲げる側の膝の位置は、伸ばしている脚側のお尻の筋肉に力の入らない適当なところを探す
- 肘は肩の下に直角に置き、両肘に均等に体重が乗るように無理のない位置を探す(曲げている脚側と同じ肘にも上半身の体重が乗るようにする)
- 静かに呼吸をして下半身を緩める
更年期的な腰痛は「尻の筋肉の奥の奥が地味に痛い」みたいな感覚になってる人が結構いるんじゃないかなと思うのだけど、どうかしら。
若い頃の、怒りと連動するようなおへその裏あたりの腰痛ではなくて、もっと下の、奥の感じ。
観察してみてね♪
===本編はここまでです===
<わたしからのお知らせ>
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奇数週(第1・第3・第5)のヨガクラスはボルスター なども使って最後にじっくり胴体を休ませる構成です。身体と頭の疲れのチューニングの時間にご活用ください。
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アクティブに動くアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガ&ヨガニードラは(第2週・第4週)の開催です。スーリヤ・ナマスカーラABがわかる方は、こちらもどうぞ。
マインドが忙しく頭や胸が疲れちゃったら、一緒にヨガでリセットしましょう。