うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヤマシタキヨシ瞑想

ちょっとしたきっかけがあって、ローソクを使った瞑想をやりました。といってもトラタクではありません。
勝手に「山下清式瞑想法」と名付けました。



1:ローソクの火を見る
2:目を閉じ、残像を見る
3:散りじりになって消えていく残像の記憶を、心・感覚で見る




山下清画伯はその場で風景を描くのではなく、旅の記憶を念写してあとで描き起こしていた」というエピソードを想起するので、このように呼んでいます。
月輪観のようにそれをスケールで展開するのではなく、念写に近いシンプルな体操。




インド人のちびっ子(4歳)と遊んだときに「NOBITA(のび太)を描いてくれ」とせがまれたのがきっかけでした。(インドではヒンディー語ドラえもんが放映されているそうです)
ドラえもんは、「丸描いてちょんマントラ」とともにインプットされたシークエンス(もはや国民的技法)で描けます。
そこまででOKかと思いきや、その子はどうにもNOBITAが好きらしく、「ノビータ! ノビータ!」と激しくリクエストしてくる。



のび太は意外と描けて、しずか、スネ夫まではまぁまぁいけて、ジャイアンで撃沈。どうしてもかわいくなってしまう。子どものリアクションも、微妙(笑)。このとき、「こういう力がどんどん衰えているなぁ」と感じたので瞑想に取り入れてみました。




ちなみに、わたしの中ではのび太は少し顎がシャープに、ハンサムに念写されていました。
せっかく描いたドラえもんは、その後全体的にしっかり青く塗られました。シヴァ神と同じノリなのか?!(んなわけない)


ドラえもんは化身ではないよ、ロボットだよ → まあ別に化身でもいいけど。→ っていうかそのほうがインド人マーケットではグッズ売上げが何倍にもなりそう。
などとやや強引めな販売促進計画を思いついて、しばらくニヤニヤしました。ああくだらない。