うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

先生おすすめグルメのサイズにびっくり

リシケシ2日目。まだゲストハウスから道場までの道を覚えきれていなかったので、この日も朝のレッスンは先生のバイクに乗っていったのですが、乗るなり「いまから僕に、道場までの道を指示しなさい」と。道を覚えたかどうかのテストです。適当に指示したら途中までちゃんと行けて、最後に「右」と言ったときに「今日はこっちから行きます」と左折して、ショートカットのルートを教えてもらいました。この道を使うと、「牛の隙間を縫って通り抜ける"チョティワラ前"」の難関を回避できる! やっぱり先生も、あそこはイヤなんだ(笑)。

道場に着いたら先生にパンを渡されて、「この犬達に餌をあげて。あっちでね、あっちだよ」と5メートル先を指示されるのだけど、犬たちがまったくうちこの言うことを聞いてくれません。見てもくれません。しかも、おなかが空いていなさそうなリアクション。困ったなぁ・・・。しばらく頑張ったのだけど、もうこっちもイヤになってきて、「やれやれ」とうちこも仕事を放棄し始めたら、急にのっそり一匹が動き出して、なんとか指定の位置につれてくることができました。パンは食べるけど、「別に急いで食べる必要もないんで」みたいなスローペース。「そんなにがっつく必要が、あるかい?」というのは、飼主(インド人の国民性)に似ているのか、気候がそうさせるのか。もう一匹も、そのあとゆーっくり寄ってきました。

その後、朝のレッスンを終えて(朝はさわやかで、とても気持ちいい!)、「朝食は何が食べたい?」と聞かれたのですが、なんせハードなレッスンなので、「サラダとか、フルーツだけでいいっす」と返答。先生も、うちこがあんまり食べないことがわかってきたみたいで、「メインは?」とかの重ねての問いはなく、「オッケー。案内する」と、またいきなり店へ。


なぜか店名が「the office」。まったくオフィスの要素なし。TIPTOPのすぐ近く。先生が注文してくれて、出てきたのが、、、



ドーン! 食べるのに30分かかるフルーツサラダ。右はチャイのカップ。サイズ感が伝わりますでしょうか。
たしかに、「サラダとか、フルーツだけ」っすね。「先生、半分食べない?」と聞いても、首を横に振ってチャイをすすりながら、「ほかには? サモサとかあるけど」って、「だから、これだけでもデカすぎだっつーの!」と思いながら、そこは心にしまいます。先生怖いし。
「もう家までの道はわかりそう?」と聞かれたので、朝のクイズで自信がついたこともあり、「大丈夫! シバリゾートを、左!」と言ったら安心した様子で「もし迷ったら、電話しなさい。じゃ!」と帰っていかれました。

食べながら、具材をメモしましたよ。
 りんご、にんじん(甘いにんじん!)、バナナ、パイン、ざくろ、レーズン、ピーナッツ、ヨーグルト、はちみつ

これだけ入って、60ルピー(131円)! チャイは10ルピーでした。



このお店は、マハリシアーユルヴェーダの本とか、新聞とか置いてあり、ゆっくりできます。外の席(床座り)ではガンガーを眺めながら食事ができます。別の日にトモちゃんが「カマル先生が "the office"にいたのを見かけたよ」と言っていたので、行きつけみたい。


その後、前夜に知り合いになった日本人の女の子トモちゃんが、うちこのレッスンが終わるころTIPTOP(レストラン)にいるかも、というので「まだいるかな?」と思ったらいて、合流。その後、流れで「Maharishi Mahesh Ashram」へ一緒に行くことに。「その前に、トイレ貸してくんない?」ということで、トモちゃんが滞在している「シュリ・ヴェド・ニケタン(Sri Ved Niketan)」へ。




ここは、お庭が素敵。



庭のスケールがでかいので、マクロ撮影モードが楽しい!
「シュリ・ヴェド・ニケタン(Sri Ved Niketan)」はレッスン費がドネーション(寄付)で、うちこが行った時期は1泊100ルピー。格安で部屋も見ましたが青と緑の色使いがとってもかわいらしいアシュラム(宿坊)でした。
「トイレ付きとトイレなしの部屋があるんだけど、臭い的にトイレなしをチョイスして、トイレは共同のを使うのがベター」とのことでした。


その後は、がっつり遠足です!
⇒がっつり書きました。マハリシ・マヘーシュ・アシュラム(跡地)へ


で、すっかり暑さにやられて戻ってきて、またTIPTOPへ。


基本的に、ビンの口は錆びている、レモンソーダだけでは足りず(これは15ルピー/33円)



リンゴラッシー(35ルピー/76円)も追加。「おなかすいたー!」ってことで、トマト&オリーブのサンドイッチ(45ルピー/98円)を二人で半分こしました。


3時すぎにゲストハウスへ帰ったら、先生が「ずいぶん歩き回っていたんだね」と。「マハリシ・マヘーシュ・アシュラムを観光してきました!」と答えるも、「ふーん」と。地元の人には、ふーん、な場所なのでしょう。これでうちこが一人で道場往復できるようになったので、この日の夕方のレッスンから、自立!


そしてこの日は夜のレッスンの後、その日のレッスンで知り合った日本人の幸恵さん、大河(たいが)君と三人で、ラクシュジュラというところへ(渋谷から青山へ歩くような距離)夕ご飯を食べに行こう、ということになりました。
大河君は、どうみても日本人ではない見た目です。とにかく濃すぎる。うちこが夕方のレッスン前に道場に居たところ、いろいろ質問をされて、話しながら「Where are you from?(大)」となったところで「from Japan(う)」「あ、僕もです(大)」「日本人かよ!(う)」と。
その後、わりと初心者にはきっつい(であろう)レッスンで撃沈していたので、「彼女(幸恵さん)と夕ご飯行くけど」と声をかけたら「いいっすねー」ということに。


FREEDOM CAFEというところに連れて行ってもらいました。みんなでシェアする食事で「ペンネのパスタ(70ルピー)」「フライドエッグライス(チャーハン。60ルピー)」「アボカドサラダ(60ルピー)」に「NANA(40ルピー)」というミントレモンスムージーみたいなのと、チャイ(10ルピー)
途中で、幸恵さんのお友達で革デザイナーの上所君も合流。(上所君のブログ、世界の旅日記⇒「FORTUNA COVERS News」)



FREEDOM CAFEのあるあたり(ラクシュマンジュラ)は、こういう、「で、どこに感情移入していいやら……」みたいなヨガ屋が多い。FREEDOM CAFEでメンズたちにヨガのことをいろいろきかれて、「ほら、下のほうからあがってきてどうこうっていう」「ああ、クンダリーニ?」「それ!」みたいな会話をしたけれど、意向を持っていく学びの場も、住みやすさとセットになった学びの場も、インスタントな学びの場も用意されているのがヨガの聖地リシケシ。そんなことを感じる夜でした。上所君の「イケメン先生データベース」がすごくて、びっくりした。幸恵さんがかなり食いついてました(笑)。
幸恵さんは沖ヨガの人なのですが、うちこがカマル先生のヨガについて説明を求められたときに、バンダの説明などから流れで使った「丹田まつり」というフレーズがどうにもこうにも気に入ったようで、その後も「丹田まつり。っておかしすぎ! うふふ〜」と思い出し笑いをしていました。



帰り道では、大河君に露天でのお買い物の作法を教えてもらいました。
街頭のない夜道だったのだけど、蛍が飛ぶ中「わー、ほたるだよ」「蛍もいいが、そこ、下!」「あ、うんこっぽい」「右のほうが安全だよ」とか言いながら歩いたのは、とっても楽しかったな。