うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

到着翌日。Happy Diwariのはじまり(2002/11/03)

まずはじめに、到着日の11月2日のことを少し書きます。飛行機はタイで少し待つ便でした。飛行機の中で、隣に座ったインド人のご夫婦が私たちの親子旅行にとっても興味があるようで、たくさん話をしました。
インドに着く前に、世話好きなインド人気質に触れ、到着後たくさんの人にあれこれ聞かれるのも免疫をつけていたので良かったです。
とくにしつこく話しかけてくれた飛行機のオバチャンは、日本で仕事をした帰りで、親子でインドに行く日本人連れを自分のことのように喜んでくれていました。たぶん、英語で話していたと思います。
この旅行をしていて全体を通じて不思議だったは、何語を話していたのか良く覚えていないのですが、インド語しか話さない人たちと非常に心が通っていた感じがしたこと。子供たちも、顔やしぐさからつたわる表現で、おかしみも興味もすぐ伝わってきます。かなり、ボディ・ランゲージでなんとかなっていました。

空港に着いたら、あらかじめ写真を交換して顔を知っていたラフルと、このたびの間ずっと運転をしてくれたブシャンおじさんが迎えに待っていてくれました。会った瞬間に、マリーゴールドの首輪をかけられ、ハワイに来たような(行ったことないけど)感じでした。あのときの安心感と嬉しさ、家に着くまでのドキドキ感は、今でも鮮明に覚えています。


さて、ここからは原稿に忠実に写真とともに到着翌日のことを書きます。
到着翌日はインドの二大祭事、Happy Diwariのはじまりの日。日本でいう盆と正月の片方、みたいな感じで、親戚が集まります。街じゅうが(国じゅうですが)きらびやかなデコレーションに包まれます。雰囲気的には、クリスマス。
この日は、日中にすっかり家族全員とうちとけて、夜は車で行ける距離にある(ニューデリーから30分くらいだったかな・・・)、お父さんの兄弟で次男のムホンおじさんの家に行きました。




▲ドライブ中にとった風景。わかりにくいですが、きらびやかに飾られた街。


▲ムホンおじさんは牛乳やさんです。容器を持って近所の人が牛乳を買いにきて、その場でしぼります。ちょうどお客さんが居るときに見ることができました。このあと、農場とおうちを案内してくれました。


▲母とムホンおじさんの牛。たくさんいる牛のなかから、ラフルが通訳して伝えてくれたことは「この牛は目が見えないから、"気持ち"として写真を撮って欲しい」ということ。この、ラフルの使う「気持ち」という表現は、ラフルの知っている日本語の範囲だと思うので感覚がよく分からないのですが、インドの人と接していると、こうゆう霊的な行いの要求だったり、日本人にはない発想の行いをすることがあります。



▲おじさんちは鳩も飼育していました。動物がいっぱいいるおうち。うちのかーちゃんはこうゆうの平気なので、フツーに鳥小屋へ入っていきました。うちこは色白なほうですが、母は地黒なうえに顔もハッキリしているので、かなりなじんでいました。この旅行全体を通して、うちのかーちゃんは現地人度が高いです(笑)。
このほか、のちに登場するシャルマ家(ラフルの家族の苗字)にいる「アクソ」という犬(なんじゃその名前!神様の名前なのかな・・・)のお母さん「シヴァ」とおっきなゴキブリも共同生活中。なんか楽しい。


▲うちこと、ムホンおじさんちの人々。左から、ムホンおじさんの奥さん、ニラジ(たしかムホンおじさんの長男)、近所の子ども、ムホンおじさん、ブシャンおじさん(ブシャンおじさんは三男)
ニラジは、なぜか「オカゲサマデゲンキデス」という日本語だけ知っています・・・。


インドで食べたごはんもたくさん写真が残っているのですが、原稿のほうが「ごはん集」でまとまっているので、最後にはみだし版でアップしていきます。