ヨガの特徴って色々ありますね。
派手なレギンスを履いてチャラい、オーガニックにこだわって意識が高い、逆に振り切ると地味で暗くて宗教くさい・・・ などなど。(え、そこ? w)
挙げればあと5個くらいひねり出せそうですが、ほかのエクササイズと最も違うところは、ズバリこれ。
あぐらかこうとするよね〜。
足を深く組めなくても、この動きをしようとするポーズが多いんですよね。
片足だけ引き寄せて前屈したりするのも、「半分のあぐら」です。
もともと古代ヨーギーらが長い瞑想をしても脚腰にストレスを感じない身体を作ろうとしていた運動なので、まあそうなっちゃう。
ヨガのポーズの中には、この動きをしやすくするためのものが本当に多いんですよね・・・。
運動の用語でいうと「足の内反」「足趾の屈曲」という動きです。
足の内反
こういう足の状態です。
あぐらの時は、まさにこれ。
足趾(そくし)の屈曲
「そくし」は、足の指のことです。


こういう状態です。
足の内反が起こりやすい瞬間
ヨガでめちゃくちゃ頻繁に出てくる、この状態がその代表です。
コブラポーズ、アップワードドッグなどというやつです。
この時に足の内反が起こりやすくなります。
ヨガは足首・足の甲を柔らかく使えることでいっきに動きが滑らかになる、そういうポーズがたくさんあります。
足趾の屈曲が起こりやすい瞬間
これは明確に代表的なポーズがあります。
プールヴォッターナ・アーサナという名前の、この動きです。
「足の指を床につけて」という指示なので、足の甲が伸びないと足の指をめっちゃ丸める感じになるんですよね・・・。
足の甲を伸ばすためには、足首の柔らかさ、アキレス腱の収縮、ふくらはぎの弾力が必要。これは、おいそれと備わるものではありません。
なので多くの人がギュイーンと足指に力を入れる展開になります。
そして、足の裏が渋滞します。そんなに急にきても駐車場に入りきらないよ〜。と。
足裏には細かい筋肉が編み物のように重なっているのですが、この動きの時に収縮して痛むのが母指内転筋。
ここは普通に押すと痛いので、練習の前に刺激しておくと良いです。
土踏まずの一番上のあたりです。
「足がつる」は観察対象。足裏世界は奥深い
少し前に「足がつる」には3種類ある、という話を書きました。
そして今日は、「足がつる」につながるヨガの特徴的な動きを紹介しました。
足首から足先までが柔らかくなって、足の甲の中のアーチが健康になると、いろんなケガを防ぐことができます。足の裏から情報を得る感度が上がります。
足の裏から得る情報は最も原始的な情報。
足首を回して足指をほぐして、地面を押して立ちましょう。
ひざを痛めないコツとしても、足首・足指・足の甲を柔らかくしていきましょう♪
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わたしがリードするヨガの練習の場は、どなたでもどうぞのドロップイン形式です。
ドロップイン=日帰り温泉入浴と同じ(会員証とか作らなくていい)です。
自分で身体を動かしてみてわかることがあるって、いいもんですよ。
一緒にやってみましょう。
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